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ティラノサウルス <2011/英> ★★★★

tyran.jpg
ティラノサウルス/Tyrannosaur
2011/92min/イギリス
ドラマ
監督/脚本:パディ・コンシダイン
出演:ピーター・ミュラン、オリヴィア・コールマン、エディ・マーサン
受賞:サンダンス映画祭外国映画部門監督賞
IMDb評価:7.6/10

暴力度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 ★
民族度 ★★★
社会度 ★★

第24回東京国際映画祭<WORLD CINEMA>部門出品作品。


tyran2.jpg妻に先立たれた中年のジョセフは近所の人たちともうまく行っておらず、唯一の友達は向かいに住み子どもだけである。酒に溺れ、賭け事に負けると犬に八つ当たりし、完全に荒れ切った生活。感情をコントロールできず、暴力衝動に走ってしまう。ビリヤード場で若者たちと揉め事になり、ある店に逃げ込み、オーナー女性ハンナと出会う。「あなたのためにお祈りしましょうか」と優しい言葉をかけてくれたハンナは信仰心が強く、自分とは違って高級住宅街に住まいを構えていた。自分とはまるで違う生き方の彼女を偽善者だと一度は突き放すが、実は彼女も人には言えない家庭の事情を抱えていた…。

監督は俳優のパディ・コンシダイン。監督デビュー作となる短編「Dog Altogether」に肉付けをし長編化した作品であり、長編監督デビュー作となる。主演はケン・ローチ監督作品でお馴染みのピーター・ミュランピーター・ミュランも実父をモデルとしたとんでもない映画(「Neds」)を撮っているが、本作のパディ・コンシダインも父親をモデルにしたという、衝撃作。この2人には、以前から何か共鳴する部分を感じていたが、やはり目指す物が同じだと実感した作品でもある。パディ・コンシダインにとっては「Dead Man's Shoes」に続く脚本2作目となるが、この人の脚本能力には目を見張るものがある。緻密に計算された人間ドラマは今後の活躍にも大注目したい。

tyran1.jpgタイトル“ティラノサウルス”とは、ジョセフの死んだ妻のニックネームである。体が大きく、歩く姿が似ていることから付けられたようだ。隣人たちの接し方や暮らしぶりを見ると、ジョセフはあまりいい人ではないようだ。唯一の良き理解者であったであろう妻に先立たれた代償は大きい。生活はより一層荒れていく。そんなジョセフに初めて温かく声をかけてくれたハンナ。一見何不自由なく見えるハンナは夫のDVに悩まされていた。まるで正反対に見えるジョセフとハンナの心の更生を描いた作品。

主要人物は中年男性ジョゼフとショップオーナーのハンナ、その夫ジェームスの3人。ハンナの私生活が徐々に明らかになっていくが、ジェームスのDVには舌を巻く。まさか寝たフリをするハンナにオシッコをかけるだなんて。ジェームス演じるエディ・マーサンは一癖も二癖もある役がほんとにうまい。ジョゼフ演じるピーター・ミュランの演技について今更言及することはないが、負けずとも劣らない存在感を見せているのがハンナ演じるオリヴィア・コールマンという女優。本作で出会えたのが大きな収穫でもあった。抑制された演出が3人の個性を引き出していて、徹底的にキャラクターを掘り下げていく。これでもかといわんばかりの負のスパイラルに終止符を打たれることはあるのか…。絶望のどん底で時折小さな希望を見せつつ、人生の難しさを教えてくれた。

脚本と演技力だけで見せていく労働者階級を描いた典型的なイギリス映画である。ケン・ローチよりマイク・リーに近い作風だと感じた。かなり私好みで、文句のつけようがない完成度だが、大好き!と胸を張って言えるような感覚でもなく、やり場のない思いがグサグサと刺さってきた。この作品を観た後、しばらく病んでしまって、私的には気が滅入った作品の上位に食い込む。濃すぎて、重すぎる本作、もう一度観る勇気もなく、恐れ多くてベストに入れられなかった。

<鑑賞> 2011/12/2


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(未) Pu-239 (別題:The Half Life of Timofey Berezin) <2006/米> ★★★☆

pu.jpg
Pu-239/The Half Life of Timofey Berezin
2006/97min/アメリカ
ドラマ、コメディ
製作:スティーヴン・ソダーバーグ
監督/脚本:スコット・Z・バーンズ(Scott Z. Burns)
原作:Ken Kalfus (short story "PU-239")
出演:パディ・コンシダイン、Oscar Isaac、Valeriu Pavel Dan、ジェイソン・フレミング、ニコライ・リー・カース
IMDb評価:6.9/10

社会度 ★★★★★
ブラック度 ★★★
哲学度 ★★★



ロシアの原子力発電所で事故が起き、自動制御システムが作動し、作業員のティモフェイは閉じ込められてしまった。施設責任者はそれを知りながら助けることなく逃げてしまう。放射能を浴びてしまったティモフェイはシャワー洗浄し、数値を測るが正常範囲内であったと知らされ、書類にサインの上、解雇。しかし、実は規定値以上の量を浴びてしまったことを後から知ってしまった。体調にも変化が現れ始め、余命あとわずかだということを悟った。職を失い、このままでは妻と7歳の息子を養えない。ティモフェイは施設から“プルトニウム(Pu-239)”を盗み出し、売り捌くことで収入を得ようと考えた…。

pu1.jpg「コンテイジョン」「インフォーマント!」の脚本家スコット・Z・バーンズの監督デビュー作。スティーヴン・ソダーバーグが製作を務める。主演はイギリス人のパディ・コンシダイン

ティモフェイは段ボールに“Pu-239”とだけ書き、100g30,000ドルでブラックマーケットで売り捌こうとしていた。そのマーケットはあるギャングたちの縄張りで、ギャングの一員シヴは「プ(Pu)って何だ?」と話しかける。“Pu-239”と化学記号で書いてしまうと、分かる人には分かるが、分からない人には分からない。シヴはギャングの下っ端で、車のワイパーや飼い犬を盗んでは売り捌き、得た金はボスに取られる生活。一攫千金でギャングから抜け出したいと思っていた矢先でもあり、何だかよくわからない物を売ろうとしているティモフェイの手助けをすることにした。
全く違う道を歩んできた2人だが、共に息子がおり、家族には普通の生活を送らせてあげたいとただただ願う良き父であった。

pu2.jpgギャングたちの行動をコミカルに描いているが、プルトニウムが何なのか知らないが故の無知なる行動には顔が引きつってしまう。自身が被爆者であるにも関わらず、プルトニウムを売ろうというティモフェイの考えも到底理解できない。悪人の手に渡り、核兵器でも作られたら自分の二の舞になる被害者が続出することは明らかである。しかし、余命わずかだと悟った彼はそんなことどうでもよく、身近な物で金になる物であれば何でもよかったのであろう。

被爆したティモフェイは、毛が抜け始め、吐血し、鼻や耳からも出血、皮膚も爛れていた。製作は2006年。広島、長崎、チェルノブイリに関しても言及しており、明らかに放射能の危険性を訴える内容である。隠ぺい体質の国営企業、危険物質の管理の甘さ、犠牲となる作業員といった、今の日本では決して他人事ではない問題がいろいろと見えてくる。

ギャングのボスは、マックのポテトは6分後に廃棄されるが、それを拾えば7分後にはビジネスになるとも言っている。どこにビジネスが転がっているのかわからない。見極めるのも才能であると妙に関心させられてしまった。しかし、チョコレートに含まれるテオブロミン(Theobromine)が犬にとって強い毒性であることを知らなかった。チョコレート8ピース食べて死んでしまうアフガン犬のエピソードは身近な物にも危険が潜んでいることを暗示していたのだろう。取り扱い方によってはたとえ悪意がなくてもどんな危険を及ぼすのかわからない。プラトニウムも手に渡った人の知識や使い方によってどう扱われるのか…

<鑑賞> 2011/11/14
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(未) Le Donk & Scor-zay-zee <2009/UK> ★★★

ledonk.jpg

Le Donk & Scor-zay-zee
2009/71min/UK
コメディー
監督/脚本/撮影:シェーン・メドウス
出演:パディ・コンシダイン、スコゼイジー、アークティック・モンキーズ
IMDb評価:6.4/10



敬愛なるシェーン・メドウスについてはこちらパディ・コンシダインについてはこちら






ledonk1.jpgLe Donkはミュージシャンで、アークティック・モンキーズのローディーもしている。友人で白人ラッパーScor-zay-zeeをアークティック・モンキーズのライブのオープニングに起用してもらおうとする奮闘記。

監督は、「This Is England」のシェーン・メドウズ監督。主演は、シェーン・メドウズ監督作品でお馴染みのパディ・コンシダイン。ロックバンド、アークティック・モンキーズは日本武道館でも来日公演を行っている。2006年「Leave Before the Lights Come On」のMVはパディー・コンシダインが主演を務めている。

予算繰りに困っていた時、アークティック・モンキーズからドキュメンタリー制作の話を持ち掛けられたことで完成したモキュメンタリー。低予算で5日で撮りあげたという。そもそも劇場公開の予定はなく、映画祭上映とDVDのみのはずだったが、エジンバラでのワールドプレミアで好評により本国でも急遽、劇場公開の運びとなった。

もともとはバンド出身のシェーン・メドウズ(ボーカル)とパディ・コンシダイン(ドラム)。メドウズ監督作品の音楽使いの良さは言うまでもないが、パディ・コンシダインはラップまで披露している。歌がうまいのは知っていたが、ファンとしては貴重な映像。

モキュメンタリーなので、ドキュメンタリーともフィクションとも違う味わいがあり、台詞回しが面白い。パディ・コンシダイン演じるLe Donkのキャラが良く、いちいちおかしい。この人、犯罪者系の役柄が多い気がするが、コメディアンとしての才能もあるようで、ますますファンになった。彼が歌うラップの歌詞まで真剣に聞き入ってしまった。パディ・コンシダイン、スコゼイジー、アークティック・モンキーズ好きな人は必見。

<鑑賞> 2011/11/13
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サブマリン <2010/UK> ★★★

submarine.jpg
Submarine
2010/97min/UK
コメディ、青春
製作総指揮/出演:ベン・スティラー
監督/脚本:リチャード・アヨエイド(Richard Ayoade)(長編映画デビュー)
原作:ジョー・ダンソーン(Joe Dunthorne) 同名小説
音楽:アークティックモンキーズのアレックス・ターナー
出演:クレイグ・ロバーツノア・テイラーパディ・コンシダインサリー・ホーキンス、ヤスミン・ペイジ
IMDb評価:7.5/10


ブラック度 なし
爽快度 ★★★
映像美 ★★



16歳の誕生日までに彼女を作って童貞を喪失したいと夢見るオリバー。密かにお目当ての子もいる。しかし、それ以外にも悩み事がある。それは、両親が7か月もセックスをしていないということ。お母さんの前に現れた隣人のせいで、父親との関係は遠のくばかり。夫婦仲も無事戻り、童貞喪失できるのだろうか…。

小説のようにプロローグ、パート1、パート2、エピローグといった風に展開する。パート1は自身の恋愛事情について、パート2は両親や隣人などの大人の恋愛事情について。監督は、ミュージックビデオの監督でもありコメディアンでもあるので、かなりのユーモアのセンスを織り込み、ミュージックビデオ同様の独自な世界観を出している。音楽の使い方も見事。15歳の目線で、かなりのテンポの早さで面白おかしく描いている。製作はあのベン・スティラー。父親役にノア・テイラー、隣人役に私の大好きなパディ・コンシダインといった個性派が脇を固め、オリバーが心を寄せる女の子を演じるヤスミン・ペイジという女優さんもなかなかのキャラ。主役のCraig Roberts君は、「闇の列車、光の旅」のケイリー・フクナガ監督の新作「Jane Eyre」にも出演しており、人気がでそうな予感。

submarine1.jpgオリバーの身の周りで起こっていることってごくごく普通のこと。でもオリバーにとっては初めての経験ばかりでどれも一大事。両親の行動をチェックしてノートにつけたりと、オリバーの特技は観察力と分析。自身のデーターを基に、母の浮気を阻止すべく奮闘したり、両親の夫婦生活がうまく行くように灯りを調節したりと、彼なりに頑張ってはみるもの、なんだかいつも空回り。でも、こういう歯痒い経験って思春期には誰でもあったはず。そんな誰にでもある苦い思い出を笑い飛ばしてくれる爽快さはやはりコメディー出身の監督さんらしい。深い洞察力には驚かされる。

それに、オリバーの頭の中はいつも妄想でいっぱい。
自分が死んだらどういう葬儀になるか?あの子と付き合えたらどうなる?初夜はこうしようかな?両親が離婚したら自分はどうなる?考える暇なくテンポよく進んでしまうので、結局のところ、身の周りで起こっている出来事が妄想なのか現実なのかすごく曖昧。でもそんなのどうでもいい。いろんな出来事を通して、彼自身に成長が見られ、少しづつ大きくなっていくのがわかる。夢と愛が詰まっているこういう映画もたまにはいいよね。

<鑑賞> 字幕なし 理解度70% 2011/8/1
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(未) 【短編】 Dog Altogether <2007/UK>★★★★

dog.jpgDog Altogether
2007/16min/UK
監督/脚本:パディ・コンシダイン
出演:ピーター・ミュラン
受賞:2007英国アカデミー賞、ヴェニス映画祭 短編作品賞等
IMDb評価:7.1/10

残忍度 ★★★★
哲学度 ★★★★

敬愛なるパディ・コンシダインについてはこちら


自暴自棄の男ジョゼフは飼い犬への虐待の末、殺してしまう。その後、偶然入ったバーで騒いでいた青年たちへ暴力を奮ってしまう。ジョゼフの行動はいつも衝動的であり、その度に自らの行動を悔いる姿があった。しかし、青年たちが仕返しにやってくる。それは自分が飼い犬にしたことと同じことであり、戒めでもあった

影響を受けた監督1人を挙げるのは難しいけど、強いて言うならケン・ローチとアラン・クラーク、本作に関してはゲイリー・オールドマンの「ニル・バイ・マウス/Nil By Mouth」(未見)に多大なる影響を受けたと語るパディ・コンシダイン。俳優の彼にとっての初監督作品である。台本を読んだ当初はゲイリー・オールドマンがプロデューサーを務めることとなっていたが、結局はシェーン・メドウス監督と馴染みの深い方々が務めることとなったためか、シェーン・メドウス監督の作品に通ずるものを感じる。

自身のお父様をモデルに数時間で台本を書きあげたという。1998年「マイ・ネーム・イズ・ジョー」でカンヌ国際映画祭 男優賞を受賞したピーター・マランが主演を務めている。こんなに面白く完成度の高い短編を観たのは初めてであり、欧州での注目度の高さも頷ける。私のようなパディ・コンシダイン好きか、ピーター・マラン好きしか観ないことを残念に思う。ぜひとも長編化して欲しい。

<鑑賞> 2011/2/15
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(UK) パディ・コンシダイン/Paddy Considine (俳優、監督)

paddy.jpg
パディ・コンシダイン/Paddy Considine (1974年9月5日ー)
出身: イースト・スタッフォードシャー


まだ4作品しか観ていないにも関わらず、後ろからハンマーで殴られたような衝撃を残し、もの凄いカリスマ性を感じる俳優。労働階級の役があまりにもハマリ役だけど、インタビューから覗ける姿は知性派であり、強いこだわりを感じる。短編初監督の完成度の高さには鳥肌がたった。思っていたより日本公開が多いけど、注目度の低さを残念に思っている。アメリカではなく、イギリスでの活躍を願いたい。

公式ファンサイト(英語のみ)はこちら



バートン大学(Burton College)で演技の勉強を始めるが、途中で専門を写真に変えブライトン大学を首席で卒業。役者として成功を収める以前はカメラマンをしていた。「24アワー・パーティ・ピープル」「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」「シンデレラマン」など、話題作や大作への出演が続き、印象的な存在感と演技力を見せつけた。多くの映画賞に役者としてノミネートの経験があり、2007年に監督と脚本を勤めた「Dog Altogether」では英国アカデミー賞やヴェニス映画祭など数多くの映画賞の短編作品部門を受賞している。@allcinema

バートン大学(Burton College)のPerforming Arts courseでシェーン・メドウス監督(Shane Meadows)と出会い、バンドを組んでいたこともある(シェーンがボーカル、パデイがドラム)。メドウス監督作品「A Room for Romeo Brass」で俳優としてのキャリアをスタートさせ、同監督「Dead Man's Shoes」では脚本も手掛ける。


【監督作品】
2007 Dog Altogether (short)
2011 Tyrannosaur
製作中 The Leaning

【出演作品】
1999 A Room for Romeo Brass
2000 Shanes World(short)
2000 Last Resort
2000 恋はサルサで! Born Romantic
2001 Happy Now
2001 The Martins
2002 My Wrongs #8245-8249 & 117 (short)
2002 Bouncer (short)
2002 マインド・ゲート 監禁少女のSOS
2002 Close Your Eyes
2002 24アワー・パーティ・ピープル 24 Hour Party People
2002 イン・アメリカ/三つの小さな願いごと In America
2004 マイ・サマー・オブ・ラブ My Summer of Love
2004 Dead Man's Shoes
2005 シンデレラマン Cinderella Man
2005 ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 Stoned
2006 スパイラル・バイオレンス The Backwoods
2007 ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- Hot Fuzz
2007 ボーン・アルティメイタム The Bourne Ultimatum
2007 Backwoods
2007 PU-239 (TV)
2009 レッド・ライディング II :1980  
2009 レッド・ライディング I :1974
2008 My Zinc Bed (TV)
2009 Nineteen Eighty (TV)
2009 Cry of the Owl
2009 Le Donk & Scor-Zay-Zee
2011 Submarine
2011 The Suspicions of Mr Whicher (TV)
2011 Girl on a Bicycle(製作延期)
2011 Blitz
2012 Stainless Steel
2012 Now Is Good

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[ 2011/03/09 07:23 ] 敬愛なる映画人たち | TB(0) | CM(0)

マイ・サマー・オブ・ラブ <2004/UK> ★★★☆

my summerMy Summer of Love
2004/89min/UK
ドラマ、青春
監督/脚本:パヴェル・パヴリコフスキー「Last Resort
原作:ヘレン・クロス
出演:エミリー・ブラント、ナタリー・プレス、パディ・コンシダインDead Man's Shoes
受賞:英国アカデミー賞 2004年度 英国作品賞(アレキサンダー・コルダ賞) 受賞
IMDb評価:6.9/10

官能度 ★★★
芸術度 ★★★
青春度 ★★

ある夏のヨークシャー。モナは両親を亡くし、刑務所帰りの兄ともうまくいかず孤独の日々を過ごしていた。そんなある日、白馬に乗った美人のタムジンが現れる。裕福で大きな別荘を持ち、何不自由なく育ったかのように見えるタムジンだが、心には傷を抱え、家族からの愛情に飢えていて孤独だった。育ちも性格も正反対の2人だがすぐに魅かれあい、満たされない心を補い、刺激とスリルを求め合うかのように2人で過ごす時間が増えていく。
my summer1
監督のパヴェル・パヴリコフスキーはポーランド出身だと知り、前作「Last Resort」を鑑賞した。 本作は「Last Resort」以来お気に入りになったパディ・コンシダイン出演と知り鑑賞。パヴェル・パヴリコフスキー監督パディ・コンシダインのコンビは「Last Resort」に続いて2作目となる。2作品観てみて、この監督さんは女性的な感性を持ち、人間の本質的な感情を引き出すのがお得意だという印象を持った。不法移民がテーマだった前作では音楽も雑音も排除され、終始曇り空で殺伐とした雰囲気だったのに対し、本作は緑豊かな自然に明るい音楽。2作共、自然や音楽と心情が見事に調和されている。ただし、ずっとUKで活躍されている方なので、ポーランド映画として観ることはオススメしません。

ラスト20分の爆発させた感情表現は鳥肌が立った。即興で演じさせたオーディションで即決採用となった2人(エミリー・ブラント、ナタリー・プレス)の演技は繊細で、傷付きやすく壊れやすい10代の少女を見事に演じている。信頼と裏切り、愛情と憎悪、理想と現実、偽善と本心。特にモナ(ナタリー・プレス)の行動一つ一つからは狭間で揺れ動く感情が痛いほど伝わってくる。

“家族への反発”や“孤独”といった共通点が少女2人を共鳴させていたかのように見せているが、タムジンとモナの兄にも共通点がある。
親の理想通りないい子ちゃんをずっと演じてきたタムジン。
今までは犯罪ばかりを繰り返していたのに、出所してからはいきなり信仰心に目覚めるモナの兄。
家族のために2人とも偽りの自分を作り上げているのである。

妹モナは偽善者2人をどう評価するのか・・・
出番が少ないながらも兄を演じたパディ・コンシダインのスパイスの効いた演技も見逃せない。
この夏の経験がモナを一歩大人にさせたと思わせるラストは逸品。

<鑑賞> 2011/2/17
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(未) A Room for Romeo Brass<1999/UK> ★★★

romeo.jpgA Room for Romeo Brass
1999/90min/UK=カナダ
コメディー、ドラマ
監督/共同脚本:シェーン・メドウス「This Is England」
出演:Martin Arrowsmith、Dave Blant、パディ・コンシダインDead Man's Shoes
IMDb評価:7.6/10

暴力度 ★★
恐怖度 ★★★

敬愛なるメドウス監督についてはこちら

一貫して“英国内で映画を撮り続ける”姿勢を貫き、労働者階級出身だからこそ描ける普通の人々の日常を描くことを持ち味としている。監督自身の出身地でもあるイギリスのミッドランドを舞台とした“ミッドランド3部作”の2作目である。1作目「トゥエンティフォー・セブン」はモノクロであり、本作は暴力描写のために一般受けはしなかったが、映画祭等では大きな評価を獲得している。1作目と3作目「家族のかたち」は日本でも劇場公開されている。「この3部作は僕にとって“誓い”みたいなものなんだ。今後、色んな作品を撮ったとしても、忘れてはいけないことを記録として残しておきたかったんだ。」と監督は語る。

12歳の少年ロメオとギャビンがモレルという風変わりな年上の男性と知り合うことにより騒動に巻き込まれていく様子を描いている。少年たちの成長期には派手な演出もなければ、特筆すべきストーリーもなく、ただの小さな町のドラマであるが、特権階級や中流階級よりも生々しいエネルギーを感じる。クスっと笑ってしまうユーモアがあり、ほんのり温かいエンディングは監督の故郷ミッドランドという地域に対する愛情が感じられる。
rromeo1.jpg
モレル演じるパディ・コンシダインシェーン・メドウス監督の友人であり、本作で俳優デビューしたフォトグラファー。現在は監督業もこなしている。もの凄い存在感を放ち、地味な作品の中でいいスパイスになっている。ロメオの姉に恋をし、ストーカー並みに追いまわし、家族までをも恐怖に貶める様は日常にも起こり得る教訓でもある。

<鑑賞> 2011/1/28
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(UK) シェーン・メドウス/Shane Meadows (監督)

shane.jpgシェーン・メドウス/Shane Meadows (1972年12月26日-)
出身:英国スタッフォードシャー州

ケン・ローチやマイク・リーの後継者などとの呼び声が高く、知る人ぞ知る監督。「トゥエンティフォー・セブン」「家族のかたち」「This Is England」は日本で劇場公開&DVD発売している。日本語で検索すると、映画批評の記事はヒットするけど、プロフィール等が書かれた記事は見当たらない。

【生い立ち等】  (ファンサイトWikepediaより一部抜粋、翻訳。)
長距離トラック運転手の父、Fish & Chipsレストランで働く母のもとで育つ。父はSusan Maxwellの死体の第一発見者であり、容疑者として疑われていたため、いじめの対象となっていた。 週末は市場で青果を売っていた。
1994年にボランティアとして映画製作に数本携わった後、自身でも短編を製作し、友人にみせたところ思いのほか評判がよく本格的に監督業をスタートさせる。すぐに毎月数本の作品を撮るほどになっていた。当時、短編に賞を授与するイベントがないことに気付いた彼は、'Six of the Best' というイベントを開催する。評判を呼んで、後のインターナショナル・ビデオ・フェスティバルの'Flip Side'まで成長させる。長編で成功を治めている今でも短編を撮り続けている。多くの作品を故郷のミッドランドで撮影しており、大半が経験を基にした半自伝となっている。
Burton CollegeのPerforming Arts courseでパディ・コンシダイン(Paddy Considine)と出会い、バンドを組んでいたこともある(シェーンがボーカル、パデイがドラム)。パディ・コンシダインは「A Room for Romeo Brass」で俳優としてのキャリアをスタートさせ、「Dead Man's Shoes」では脚本を手掛ける。

【長編映画】
1996 Small Time
1997 Twenty Four Seven/トゥエンティフォー・セブン“ミッドランド3部作”
1999 A Room for Romeo Brass“ミッドランド3部作”
2002 Once Upon a Time In The Midlands/家族のかたち“ミッドランド3部作”
2004 Dead Man's Shoes
2006 This Is England:BAFTA Film Award作品賞受賞、脚本賞ノミネート
2008 Somers Town
2010 This Is England '86(BBCドラマ)
2010 LE DONK & SCOR-ZAY-ZEE


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[ 2011/02/04 21:56 ] 敬愛なる映画人たち | TB(0) | CM(0)

(未) Dead Man's Shoes <2004/英> ★★★★

dead1.jpg
Dead Man's Shoes
2004/90min/UK
監督:シェーン・メドウス「This is England」
脚本:シェーン・メドウズス、パディ・コンシダイン
出演:パディ・コンシダイン、Toby Kebbell、Gary Stretch
IMDb評価:7.8/10

恐怖度 ★★★★
衝撃度 ★★★
暴力度 ★★

かなり訛りがひどく以前途中挫折してしまったものの、「気が滅入るランキング」26位に入っているのを知り、再挑戦。低予算、3週間という短い撮影期間で過剰な演出は一切ないのに、訛りも気にならなくなるほどの面白さ。脚本と演技力の素晴らしさでしょう。

「God will forgive them. He'll forgive them and allow them into Heaven. I can't live with that.
(神はお前らを赦し、天国へ行かせるだろうが、俺はそれでは生きてけない)」という台詞から始まる。

イギリス北部の片田舎。ある日、元軍隊のリチャードが町に帰還した。弟のアンソニーは精神障害者であり、物事の分別がつかない。それをいいことにギャング達は彼をおもちゃにしていたのである。性的虐待、麻薬強制、暴行。。。弟を犬のように扱ってきたギャング達に復讐するためにりチャドは帰還したのである。そしてリチャードの復讐が始まるのであった。

ギャング達は、リチャードの帰還を知り、表情を強張らせ、ただならぬ緊張感が流れる。そこまでの恐怖は何なのか、なぜここまでの復讐に燃えるのかは、フラッシュバックで徐々に明らかになる仕組みはお見事。最後の仕掛けにも見事に騙されてしまった。
dead2.jpgdead.jpg
面白いと感じた理由は、ユーモアにも溢れていたからでもある。意味もなくガスマスクで突如現れたり、家へ侵入し、睡眠中にピエロさながらのいたずらメイクをしたり、レインボーカラーに髪を染めてしまったり、観る側も緊張感が途切れる瞬間がある。これらのイタズラはこれから起ころうとする恐怖の前兆であり、笑いと恐怖が交互に襲ってくるので余計に恐怖は増していく。いつ襲ってくるかのかわからない心情を面白くも見せている。そして、意外にも家並みや風景のキレイさと音楽の素晴らしさ。スリラー映画だということを忘れてしまうほど情緒に溢れる。

低予算の復讐劇。展開も結末も似たり寄ったりだと思っていたが、本作の練られた脚本には脱帽。ストーリーがあまりのも現実的なのが恐怖の一番の原因でしょう。ラストの落とし所もイギリス映画らしい秀逸。「なぜ親が子どもドラッグをやらせるのか?心をコントロールできるからだ。弱い人間がやることだ。」とリチャードは言う。無理矢理ドラッグをやらせ、コントロールすることは、ギャング達が弟アンソニーにしてきたことでもある。リチャードは復讐心に燃えると同時に正義とも戦っていた。ラストシーンでも彼の正義は強く感じる。「気が滅入るランキング」に入っていたが、私はむしろ人間臭く美しいと思った。

"In memory of Martin Joseph Considine"という言葉で本作は幕を閉じる。コンシダインのお父様だとか。シェーン・メドウズ監督と共に仕事を続けなさいというのが父の遺言だったそうだ。

本作のひどい訛りは舞台としているイングラン北部独特のもののようである。ひどいスコットランド訛りも混じっているし、スラングだらけなので、私が聞き取れたのはほんの3割程度だった。シンプルな骨組みにいたって単純なストーリーなので、おおまかなあらすじを押えておけば私程度の英語力でも十分楽しめる。よっぽどEnglish英語に自信があるなら別だが、英語字幕がついているだろうフィンランド、ドイツ、イタリア版をお勧めします。
ちなみに「Fuc●」は116回使われたそうです。

<鑑賞> 2010/11/27
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(未) Last Resort <2000/英> ★★

last resort
Last Resort
2000/73min
監督/脚本:パウエル・パブリコフスキー(Pawel Pavlikowski)
出演:Dina Korzun、Artyom Strelnikov、パディー・コンシダイン(Paddy Considine)
受賞:13賞受賞、7ノミネート
IMDb評価:7.3/10

ロシアからフィアンセを訪ねロンドンに来た親子2人。
しかし、空港に迎えに来ているはずのフィアンセがいない。
普通ならロシアに引き返すのでは?ところが保護を要求している。
難民申請を行うが、手続き完了まで1年かかるとのこと。
その間、オフシーズンのリゾート地ストーンヘブンで足止めを食らうことになる。
町中には、フェンス、用心深い警察官、超大型犬、および監視カメラがあり、刑務所のような所だ。
しかし、お金がないので逃げるわけにはいかない。
そこにつけ込むのがインターネットポルノだ。
この町で唯一の産業と言ってみいいほど。
母はこの世界に足を踏み入れてしまうことに。
現実を知った息子は悪い友達とつるみ、酒や煙草に溺れる。
ステレオタイプかもしれないが、感受性の強い年頃の一般的な現実逃避だが、これが現実なのだろう。

この作品での唯一の救いとなっているのがアルフィーという男性。
婚約者に裏切られた彼女はもはや恋愛をする気力などはなくなっていたが、
アルフィーなくてはここでの生活は乗り切れなかったであろう。
息子も彼と交流で更生をみせている。

雑音が排除され、音楽もなく、地味で暗い作品。
ロンドンでの移民問題、保護施設危機や残忍な官僚制度が浮き彫りになっている。
避難民がどういう扱いをうけているかはよくわかるが、面白味は全然ない。

UK映画なので基本、会話は英語だが、主人公親子の会話はロシア語。
字幕がなく、会話の内容は推測する必要がある。
敢えて字幕をつけなかったのか、欠如していたのかはわからないが、
親子の会話が分かれば理解度も高まったと思われる。

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