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母をたずねて1800マイル <2001/仏=チュニジア=ベルギー> ★★★

keltoum.jpg
母をたずねて1800マイル/La Fille De Keltoum/Bent Keltoum
2001/102min/フランス=チュニジア=ベルギー
ドラマ
監督/脚本:メディ・カレフ
出演:シリア・マルキ、バヤ・ベラール、デボラ・ラミー、ジーン・ロジャー・ミロ、ブラヘムベン・サラーレフ、サミラ・ドラー、ファティマベン・サイダン
IMdb評価:6.9/10


社会度 ★★
哲学度 ★★
民族度 ★★★
宗教度 ★
邦題のセンス ★


keltoum2.jpgスイスに住むラリアは母親ケルトゥームに会いに遥々アルジェリアの砂漠地帯へやって来た。家を訪ねると、ケルトゥームの父親と伯母しかいなかった。ケルトゥームはシティーの高級ホテルで働いており、毎週金曜日に日用品や食料品と一緒に帰って来るという。しかし、金曜日になってもケルトゥームは帰ってこない。事情を察し父親を問い詰めると、実は何年も帰ってきていないという。ラリアはシティーのホテルまで会いに行くことにした…。

監督は、アルジェリア出身フランス在住のメーディ・シャレフ監督。本作のほかには「それでも生きる子どもたちへ」(未見)が発売されている。

keltoum1.jpg実はラリアはスイスへ養子縁組にだされており、自分を捨てた産みの母を憎み続け、殺しにきたのである。それを知った伯母も一緒にケルトゥームに会いに行くと言い出し、2人で旅を始めることにした。
見渡す限りの砂漠地帯で、人が暮らしていることが信じられないようなロケーション。撮影はチュニジアだという。路線バスとヒッチハイクで移動する道中立ち寄った店が男性専用であったり、スカーフで髪を隠すことを余儀なくされたり、行き当たりばったりの道中にも宗教的な背景が垣間見れ、ユーモラスに描かれている。

母への憎しみがあまり伝わってこず、1800マイルもの移動はさほど苦もなく終えてしまっている。スイスで育ったラリアにとっては驚きの連続であったであろう砂漠での出来事ですら淡々と描かれ、社会にすんなり溶け込んでいるのも少々腑に落ちない。

何かとつきまとって来る伯母、そして精神的な障害を抱えていること、庭にある井戸が伏線になっており、最後の最後に衝撃の真実が明かされる。出生の秘密の裏にはお国の厳しい事情が隠されており、何とも切ない気持ちにさせられた。★3つは終盤の衝撃に対する評価。この衝撃がなかったら、★1つ程度の内容でした。

<鑑賞> 2012/2/26
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アリ・ザウーア通り <2000/モロッコ=チュニジア=フランス=ベルギー> ★★★☆

ali.jpg
Ali Zaoua
2000/99min/モロッコ=チュニジア=フランス=ベルギー
ドラマ、犯罪
監督/脚本:Nabil Ayouch(長編2作目)
出演:Mounïm Kbab、Mustapha Hansali、Hicham Moussoune、サイード・タグマウイ、 ムハンメド・マジュド
IMDb評価:7.3/10


邦題のセンス なし(アリ・ザウーアは少年の名前。通りって何?)
ゴア度 ほとんどなし
涙催度 ★
社会度 ★★★





ali1.jpgストリートチルドレンのアリの夢は水兵になり、島で母と一緒に暮らすことであった。夢を叶えるべく、まずは知り合った漁師と島に旅立つ前日、アリは親友のクウィータに方位磁針をプレゼントした。方位磁針の針を頼りに自分を訪ねて来て欲しいという。しかしその直後、ストリートチルドレン同志の派閥抗争で、石が頭部に当たり、アリは殺されてしまう。クウィータたちはアリの遺体を埋葬するために奔走する…。

モロッコ人の両親を持ち、フランスで活躍するサイード・タグマウイや(私の大好きな)ムハンメド・マジュドといったベテランが脇を固めている。ストリートチルドレンを演じる子たちは皆演技経験がない。ほんとにストリートチルドレンの子たちなのかは不明だが、表情が豊かでかなりリアリティーのある演技をしている。特に、下写真の男の子の笑顔がいい緩衝材になっている。

ali2.jpgシンナーを吸って空腹を紛らわし、信号待ちの車の窓拭きをしたり、路上で煙草を売って小銭を稼ぎ、コンクリートの上で寝るストリートチルドレン。ほとんどが10歳以下だろうか。親や親戚がいる子もいるが、貧困や暴力、強姦といった理由で親元を離れている現実。見上げるとそびえ立つ高層ビルが虚しい。

確か97年。初めて韓国に行った時のこと。道端でスナックを食べ歩きしていたら一斉に子どもに囲まれ、瞬く間に奪われたことがある。身なりは汚く、今思えばストリートチルドレンだったんだよね。韓国もここ近年めっきり見かけなくなったけど、私が行った事ある国ではインドネシアやマレーシアは結構多い印象を持っている。日本の子どもたちもこういう作品観て、いかに自分たちが恵まれているかを知っておいた方がいい。日本だってこの先どうなるか…。

銃などの武器は一切ないが、ギャングとの派閥抗争はかなりリアル。本作で主軸となるクウィータたちはギャンググループから抜けようとしている勇気ある子どもたち。生き抜く過酷な現実ではなく、彼らの友情物語に重点を置いて描いているところには好感。友達思いのクウィータを中心に、希望を捨てず皆夢を抱き、ポジティブなところには救われる。クウィータはシンナーもやらない。子どもたちの妄想がアニメーションで挿入され、子どもらしいささやかな夢に希望が感じられる。

<鑑賞> 英語字幕 2011/9/1
[サイト内タグ検索] ムハンメド・マジュド

(未) Wanderers of the Desert <1984/チュニジア> ★★

haimoune.jpg
El-haimoune /Les baliseurs du desert/Wanderers of the Desert
1984/95min/チュニジア
ドラマ
監督/脚本/出演:ナーセル・ヘミール(長編デビュー作)
出演:Soufiane Makni、Noureddine Kasbaoui
舞台:イラン
IMDb評価:6.8/10

宗教度 ★以上
哲学度 ★★以上
映像美 なし
難解度 ★★

ナーセル・ヘミール監督のデビュー作でもあり、主演を務めている。


haimoune2.jpgバスの運転手も知らないほどの小さな町にある男は教師として派遣された。この町は女と長老、子どもしかいない町であった。長老たちの話しによると、男性は年頃になると“巡視官”になってこの町を去り、二度と戻らないという。この呪縛から町を救うべく、長老たちはこの教師に希望を託すが…。

そもそも“巡視官”の意味がわからないのだが、一行であてもなく砂漠を彷徨い、命が尽きるまで使命を果たし続け、次の世代に役目を引き継ぎ、人知れず消えていく。風で砂が舞い上がり、砂色になった空と陸の境界線が見えないこの町は今にも砂にうずもれて消えてしまいそうである。風は死者の魂を運ぶともいうが、この町を飲み込もうとしている風は彼らの魂なのだろうか。

今ひとつ何が言いたいのか読み取れなかった。
埋もれそうな町を見ていると、近代化が進み、伝統がうもれていくことへの警鐘を促しているように感じるが、宗教的な観点から“生と死”について論じているのかもしれない。
haimoune1.jpg結末に触れています。
新任教師は町のために尽力をつくすが、神隠しにあってしまう。捜査願いを出すが、見つからなかった。あるリーダー格の少年は、男性たちが消えていくのをずっと目の当たりにし、自身の将来を案じていた。育ててくれた祖母の死をきっかけに、かつてのオアシスと言われ、憧れ続けていた異国の地へ旅立つのであった。

<鑑賞> 英語字幕 2011/5/31
[サイト内タグ検索] 日本未公開 ナーセル・ヘミール監督

エミタイ <1971/セネガル> ★★★

emitai.jpg
Emitai
ドラマ
1971/103min/セネガル
監督/脚本:ウスマン・センベーヌ (Ousmane Sembene)
製作 ポーラン・スマヌー・ヴィエイラ (Paulin Soumanou Vieyra)
出演:ロベール・フォンテーヌ、ミシェル・ルノドー、ピエール・ブランシャール、アンドジョ・ディアウ
言語:ディオラ語、フランス語
IMDb評価:7.0/10

社会度 ★★★
民族度 ★★★★★


emitai1.jpg1940年代初期、フランス支配下のセネガル南部カザマンス地方。第2次世界大戦中でフランスはドイツと戦っており、この村からも若い男性は強制的に徴兵されてしまった。村に残っているのは長老、女性、子どもだけとなり、長老たちは祭壇に生贄を捧げ神に祈り続ける日々を送っていた。しかし、神へ祈りは届かず、フランスから来ていた大佐から兵員用の米までも徴収すると新たに言い渡される。ディオラ族にとって米は主食であるだけでなく、神聖なものであり、命令を拒んだ。その結果、妻や子どもたちが人質に取られてしまう…。

「エミタイ」とは“雷神”のことであり、雷神信仰のある村を舞台にしている。神に祈るための生贄の儀式が興味深い。アフリカ人監督が描くことに意義がある作品。背景にあるのは戦争と植民地軍による非人間的な態度であり、米を徴収されるぐらいなら死んだ方がマシだという誇り高きディオラ族の団結力には心打たれる。

結末に触れています。
軍に屈服し、米を運び出す男たちに訴えかけるような妻たちの歌声が響く。妻たちの蜂起する姿は力強い。妻たちの歌声で我に帰り、米の篭をおろしてしまった男たちの結末は虐殺であった。一列に並ばさせ、射撃されるシーンに直接描写はなく、ブラックアウトした画面に射撃の音が響きわたる。凄惨さがストレートに訴えかけてくる。

<鑑賞> 英語字幕 2011/5/26
[サイト内タグ検索] ウスマン・センベーヌ監督

(未) Bab'Aziz <2005/チュニジア=イラン=仏> ★★★★★

babaziz.jpg
Bab'Aziz
ドラマ
2005/96min/チュニジア=イラン=フランス
監督/脚本:ナーセル・ヘミール(Nacer Khemir)
出演:Parviz Shahinkhou、Maryam Hamid、Hossein Panahi
舞台:イラン
言語:ペルシャ語、アラビア語
IMDb評価:7.2/10

宗教度 ★★★
哲学度 ★★★★★
映像美 ★★★★★



おそらく日本では作家として知られているナーセル・へミール監督。
「イスラムの言葉(原書名:PAROLES D’ISLAM)」(訳:いとう せいこう)という本が出版されている。(未読)
本作が長編3作目で、以降撮られていない。

babaziz3.jpg盲目の苦行僧バズアジズは30年に一度行われる宗教行事に参加すべく旅に出る。孫娘のイスタールも同行することとなった。昔話をしながら進む道中、出会った人々もまた物語を綴っていく…。

本作の主題は“イスラム神秘主義スーフィズム”である。スーフィズムでは禁欲的で厳しい修行を行い、また白い布状の服を身につけて一心不乱に回る、回旋舞踊と呼ばれるものを行ない、神との一体化を求めている。雑念を捨て去り一心に神の事をのみ考え、神と合一したという悟りが訪れるのを待つ。この境地に至った者は、時として聖者に認められ、崇拝の対象となった。イスラム教は仏教やキリスト教のような“偶像崇拝”を禁じており、タリバンのような“イスラム原理主義”はスーフィズムを異端とし厳しく批判している。イスラム武装勢力の攻撃対象とされることもあり、自爆攻撃といったニュースもよく目にする。本作ではスーフィズムの苦行の過程を寓話的に描いている。

babaziz1.jpg風の音しか聞こえない静寂な砂漠で綴られる数々の物語はアラビアンナイトを彷彿させる。苦行僧バズアジズの話と出会った人々の綴る物語の中に登場する人物とは、神と合一し悟りを開いた人たちである。神への近づき方は人それぞれ。話しをお互い交わしながらの旅の過程そのものが修行であり、修行僧たちを境地へと誘っていく。観ている側も雑念が払われ、一歩一歩神に近づいているような感覚にさえ陥ってくる。

babaziz2.jpg



アラビアンナイトのような神秘性。
叙情的旋律と歌詞。ジプシーたちの音楽のレベルの高さ。
字幕を目で追うのを忘れてしまうほど魅入ってしまう映像美。
魅惑的に描いた独特な世界観に圧倒される。
哲学映画といわれているだけあって難解であり、宗教的な儀式が多く、ある程度の知識が求められるが、たとえ無知でも観る価値があると思わせる崇高な映像の魔力を感じた。

<鑑賞> 英語字幕 2011/5/30
[サイト内タグ検索] 日本未公開 ナーセル・ヘミール監督

(未) Red Satin (原題:Satin Rouge) <2002/チュニジア=仏> ★★★

satin.jpg
Satin rouge
2002/100min/チュニジア=フランス
ドラマ、ロマンス
監督/脚本:Raja Amari (長編デビュー作)
出演:ヒアム・アッバス、Hend El Fahem、Maher Kamoun
言語:フランス語
舞台:チュニス
IMDb評価:6.8/10

宗教度 ★
妖艶度 ★★★
映像美 ★★★

ヒアム・アッバスの他作品については こちら


satin2.jpg毎日帰りが遅い娘を心配し、母りリアは娘の行動を監視するようになる。昼間通うベリーダンス教室に行ってみると、太鼓演奏の男性と仲の良い姿を見かけた。男性の後をついて行くと夜はキャバレーで働いていた。娘も夜そこで働いているのではないかと、夜の営業中に店に行ってみたが娘はいなかった。しかし、りリアはベリーダンスの美しさに魅了されてしまう…。

かねてから自宅で音楽を聞きながらこっそり踊っていた様子を見ると関心はあったのだろう。キャバレーで娘は働いていなかったが、ダンサーの1人と仲良くなったこともあり、娘が眠った後キャバレーに通い詰めるようになる。こっそり衣装を試し、ちょっと踊って見たところをダンサーに認められ晴れてステージに立つこととなる。

satin1.jpgストーリーはいたって単純で、未亡人りリアがベリーダンスに出会ったことで再び輝き始める過程を描いているだけで、見所は映像美とヒアム・アッバスのベリーダンス。

青と白の街といわれるチュニスを舞台にしているだけあって、扉のチュニジアンブルーや青白い陽光といった青を意識した映像が特徴で、刺し色の赤が映える。りリアの心境の変化と共に洋服の色も地味な色から暖色系に変化し、表情も和らいでいくのが見て取れる。ヒアム・アッバスの出世作といわれている作品でもあり、数少ない主演作でもある。ダンスシーンがメインとなり、ヒアム・アッバスの妖艶なダンスシーンを見ることができる唯一の作品ではないだろうか。ついでに言うと、ベッドシーンもある。

忘れてならないのは、チュニジアはイスラム圏であるということ。当然、キャバレーで働く女性に対し批判的な女性もいる。タブーであるはずの結婚前の娘と彼氏との体の関係や、未亡人の恋愛もあからさまに描かれているが、私たちと同じ恋愛観や女性観をもっていることがわかって安心した。

<鑑賞> 英語字幕 2011/5/28
[サイト内タグ検索] 日本未公開 ヒアム・アッバス

(未) Impotence (原題:Xala) <1975/セネガル> ★★★☆

xala.jpg
Xala
1975/123min/セネガル
コメディー
監督/原作/脚本:センベーヌ・ウスマン「Mandabi
原作本:同名、翻訳本なし
出演:Fatim Diagne、Makhouredia Gueye、Thierno Leye、Dieynaba Niang
言語:フランス語、ウォロフ語
IMDb評価:6.9/10


ついにフランスから解放され、人々は歓喜の舞いを踊る。官僚のエル・ハジは、大統領とも親しく、運転手付きのベンツに乗るような生活を送っている。そして、3度目の結婚式を向かえることとなった。本妻も娘も3度目の結婚をよく思っていなかった。そして、初夜を向かえたが…。




xala1.jpg描かれているのはフランスからの解放直後であり、人々はフランス語を使っている。夫の3度目の結婚に反対の本妻は、結婚式へ向かう車でもそっぽを向き、夫がフランス語で話しかけても自国語であるウォロフ語で返答する。イスラムの男性主義社会でも夫にすら屈しない凛とした姿が描かれる。しかし、世間への体裁のために結婚式だけは出席する。

一方、初夜を向かえる第3夫人。
“結婚したのだから、夫に使えなければいけない”“男女は平等ではなく、夫の要求には逆らってはいけない”“(痛くても)声を上げてはいけない”などの手解きを母親から受ける。しかし、翌朝シーツに出血はなかった。原題「Xala」は呪いという意味だが、英題は…。同僚に良質なバイ×グラをもらったが、悲しくも効き目がなかったのである。しかし、無事に初夜を迎えられなかったのは、嫉妬する本妻の呪い(Xala)によるものだと考えている。

夫は入植国フランスの支配下で成功を治めた人物。薬なしでは男になれない夫は、フランスの支えなしでは無力であることを意味している。敢えてフランス語を使おうとしない本妻の態度は支配社会への批判とも取れる。
“呪い”とはフランスそのもののメタファーであり、呪縛を解き放つことで変革していこうとする国家体制を示唆しているのでないか。一夫多妻の問題点も提議しているように感じた。

若い妻との初夜を羨む同僚たちの性の手解きは開いた口が塞がらない。「Mandabi」以上のバカバカしさはかなりのブラック度で、アフリカ映画であることを忘れてしまいそうだが、トイレ事情の悪さのため、女性たちがバケツで持ってきて汚水を流すシーンや、ただ通り過ぎるだけだの戦争後遺症の人々を追うだけでも、アフリカ諸国の(当時かな?)現状を映している。
落ちぶれていくエリート官僚や政府、国への痛烈な批判の仕方はシン・サンオク監督のようでもあるし、性の描き方はキム・ギヨン監督。初夜を無事に終えたように見せるため、母親が鶏の生血をシーツに残すシーンや、エンディングの強烈さは脳裏に焼き付いて離れない。

<鑑賞> 英語字幕 2011/5/22

(未)Money Order (原題:Mandabi) <1968/セネガル=仏> ★★★

mandabi.jpgMandabi/Money Order
1968/90min/セネガル=フランス
ドラマ
監督/原作/脚本:センベーヌ・ウスマン(Ousmane Sembene) 長編2作目
原作本:1966「Le mandat(The money-order)」
    邦訳「消えた郵便為替」片岡幸彦訳、青山社
出演:Makhouredia Gueye、Ynousse N'Diaye、Isseu Niang
言語:ウォロフ語(初)
IMDb評価:7.1/10

長編デビュー作「La Noire de...(Black Girl)」(未見)はアフリカにとって初の長編映画。
原作の翻訳本が出版されているのに、なぜ日本未公開
フィルムを保管していた所が火事にあったのに、DVD化しているとは不思議だけど、有り難い。
wikipediaは こちら

イブラヒムには、2人の妻と7人の子どもがいる。5年間無職でツケで食料を買うような生活を送っている。ある日、フランス パリで働く従兄から郵便為替が送られてきた。自分の母親とイブラヒムで使って欲しいと手紙が添えてあった。さっそく換金に郵便局へ向かう…。

mandabi1.jpg(右写真)郵便局に行くと、通常営業の窓口とは違うデスクがある。非識字者のために書類を読んでくれるのである。50セントの有料サービスとなっていた。そこで手紙を読んでもらうと、金額等々が書かれており、換金窓口に行きその旨を伝えるが、身分証明書が必要だと言われる。その足で役所に向かうが、今度は生年月日が必要とのこと。自分が生まれたのは1900年頃としか知らないため、親戚に聞きに行く。再び役所に行くが、今度は写真が必要だと言われ、写真屋に行き…といった具合で手際は悪いし、思うように事が運べない。郵便局での為替の保管は15日で、期限が過ぎるとフランスへ戻されるという。
たらい回しにされる様をもどかしくも面白く見せながら、アフリカの社会問題を鋭くついている。マニュアル通りにしかやってくれない役所等の対応は日本でも同様だが、識字率の低さや、これまで誕生日の自認が余り重要でなかったことなどの問題点も浮かび上がってくる。

ちょっと調べてみたら…
アフリカ諸国をはじめとする多くの国々が独立を果たした1960年代は、国際社会において非識字の問題が大きな注目を集めた。1964年にはユネスコにより識字プログラムが宣言されている。セネガルの識字率は21.0%(1980年)、38.3%(1999年)、40.2% (2006年)である。本作は1968年製作で、いつの設定なのかは不明。何らかの識字プログラムが適用されてるのか否かも不明だが、いずれのしても非識字率は低い。
mandabi2.jpg歯磨きや床屋さんによる鼻毛処理といったシーンは大胆でアフリカらしさがあり、ユーモラスさがある描き方をしている。フランスとロシアで生活したことがある監督さんなので、客観的でありながら、アフリカへの愛情も感じる。車の多さにも驚かされたし、ベッド生活ということも意外だった。生活のレベルはそれぞれで、ふかふかソファーでフランスパンにバターを塗り、コーヒーを飲む家庭もあれば、床に座り素手で混ぜながら食べる家庭もある。

主人公イブラヒムの家庭は後者であり、ツケで米を買う生活である。米を持って歩いていると、同情を買うような事情を言いながら米をもらいに来る隣人や、小銭をせびりに来る人は大勢いる。自分だって人様におすそわけするご身分ではないのに、イブラヒムは快く分けてしまう。人々は“アラーの神がきっと見ています”と感謝の意を示し、本人もご満悦。2人の妻にはお祈りを欠かすなと言いつつ、つい気持ちよく昼寝をしてしまい、金曜午後のお祈りに行きそびれ、焦る姿もなんだか憎めない。
そんな人の良さや良い意味でのいい加減さが仇となる結末は映画としては少々物足りなさを感じたが、全体低には好印象。鑑賞後に知ったけど、翻訳本のタイトルがネタバレしてる…。

<鑑賞> 英語字幕  2011/5/21


(未) Dry Season (原題:Daratt) <2006/チャド=仏=ベルギー=オーストリア> ★★★★★

daratt.jpg
Daratt/Dry Season
2006/チャド=フランス=ベルギー=オーストリア
ドラマ
監督/脚本/制作:マハマット=サレー・ハルーン(Mahamat-Saleh Haroun)
出演:アリ・バルカイ、Youssouf Djaoro、Aziza Hisseine、Khayar Oumar Defallah、Djibril Ibrahim
受賞:第63回(2006)ヴェネチア審査員特別賞
IMDb評価:6.8/10

監督は、今開催されている第64回カンヌ国際映画祭の審査員を務めている。
バイオグラフィーはこちら
最新作「A Screming Man」では第63回(2010)カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。



daratt1.jpg40年も続いた内戦で父親を亡くしてしまったため、アティムは盲目の祖父に育てられた。ある日、ラジオを聞いていたら、戦犯の罪は問わないといった内容のニュースを耳にする。祖父は父親を殺した男ナサムの殺害を孫アティムに命じ、父親の形見である銃を手渡す。アティムは車をヒッチハイクし、その男が住む街へ向かう…。

フランス語のラジオ放送やフランスパンの登場は、かつてフランス領であったことを感じさせる。
実際に内戦の映像はない。戦争孤児や後遺症の人々を映し出すだけでも悲劇さは十分伝わる。
戦争がもたらした悲劇は更なる悲劇を呼んでしまうのか…
復讐を決意し、殺意剥き出しのアティムが実行に及ぶまでの葛藤とナサムへの心境の変化を描く。

daratt2.jpg父親を殺害した男ナサムはパン屋を営んでいた。家の前で様子を覗っていると、近所の子どもたちにパンを無償で配っている姿があった。アティムも手を伸ばすと快く分けてくれた。アティムはその場でもらったパンを口にし、ナサムの目の前で吐き出してみたが、ナサムは怒ったりせず、仕事が欲しいなら明日出直せと言う。そして、翌日から見習いとして働くことになった。そのほうが殺しやすいと考えたからである。しかし、子どもたちには毎日パンを配り、ムスリムとして毎週モスクへ通い、アティムのことを我が子のように接してくれる姿を見ているうちに親子のような感情が芽生え始める。ナサムの妻は妊娠をしており、もし射殺してしまったら…同じ悲劇が繰り返されるだけである。

もはや目的が果たせなくなってしまったアティムは、パン屋を辞めて祖父の待つ故郷へ戻ることを告げるが、ナサム夫妻はアティムを養子にしたいと考えていた。ナサムは、養子の承諾が欲しいからと故郷へ戻るアティムについて行く…。

アフリカ人監督によるアフリカ映画全般に言えることだが、シンプルな脚本でわかりやすい展開の後には感動的なラストが待っていることが多い。“罪と罰”“復讐と赦し”をテーマにした作品は数多くあるが、群を抜く素晴らしいラストで、「Dry Season(乾季)」を潤す涙を流す人は多いはず。
祖父は盲目、ナサムは戦争で喉を切られ、機械を喉に当てて声を出している。現実を見ようとしない、真実を言えないことのメタファーのようにも使われている。マハマット=サレー・ハルーン監督と、話せないパン屋を演じたYoussouf Djaoroはこれから注目していきたい。

結末、核心に触れています。
盲目の祖父は足音から2人が一緒に帰ってきたことを悟る。ナサムと祖父は顔見知りだったようで、瞬時にアティムの正体を知るのである。祖父は自分の前で今射殺するよう命じるが、アティムが取った行動には意表をつかれた。空へ向かって撃ったのである。死んだと思い満足気な祖父とアティムの去る後ろ姿を見つめるナサムの表情といったら。

かたきを取るだけが復讐ではない。我が子のように可愛がり、養子にしたいとさえ考えた少年の正体を知り、捨てられたナサム。これからは罪を償いながら生きることが罰であり、一生悔やみ続けるであろう。これ以上の復讐はない。しかし、誰も傷つけていない。

<鑑賞> 英語字幕 2011/5/11
[サイト内タグ検索] 日本未公開

Dreams of Dust <2006/ブルキナファソ> ★★★★

reves.jpg
Rêves de poussière / Dreams of Dust
2006/86min/ フランス=カナダ=ブルキナファソ
監督/脚本:Laurent Salgues
IMDb評価:7.0/10

砂埃が舞い、見通しの悪いサバンナ。
風が吹きつけ、巨大な巣穴が露わになり、中から黒い物がどんどん湧き出てくる。
まるで蟻が巣穴から出てくるように見えたが、男たちだった。
ここは鉱山だったのだ。

ナイジェリアから鉱山へ出稼ぎに来た男の話だ。
彼らのほとんどは鉱山を求めて隣国を渡り歩いているようだ。
いろんな国からの多民族がいるため、皆フランス語を話す。

おそらく金鉱調査も行わずに手当たりしだい採鉱しているのだろう。
全て手作業、効率は悪い。
私も体験したことがあるが、気が遠くなる作業だった。
一攫千金を夢見て、彼らは彫り探し続ける。
酸素不足で死ぬ者、土砂崩れで死ぬ者も少なくない。
自力で穴を脱出しなければ、助けに来てくれる者はいない。
皆、命が惜しいからだ。チリ落盤事故のような光景でもあった。

「命を懸けて採鉱した金は全て白人の物だ」
白人を批判するかのような台詞が多々ある。
白人には私たち日本人も含まれるであろう。
先進国ではお金さえ出せば買える金は彼らが命を懸けた結晶でもあった。
昔、ガーナのカカオ農園の話を観たことがある。
チョコレートの味を知らずにカカオを収穫していた。
取材に行った日本人に、チョコレートってどんな味と尋ねる。
彼の夢は、チョコレートを食べることだった。
金鉱で働く出稼ぎ者たちの夢は、家族で一緒に暮らすことだった。

普段私たちが身につけている物、口にしている物の背景には、
奴隷のように働かされている彼らの思いがいっぱい詰まっていた。

<鑑賞> 英語字幕 2010/9/4
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Yaaba <1989/ブルキナファソ> ★★★★

yaaba.jpg
1989/90min/ブルキナファソ=スイス=フランス合作
監督/脚本:イドリッサ・ウエドラオゴ (Idrissa Ouedraogo)「
IMDb評価:7.1/10

村に1人暮らしをしている老婆を人々は魔女と呼び、不吉だと言う。
大人たちは村から追い出そうとし、子供たちは石をぶつける。
10歳の少年ビラは偶然の出会いをきっかけに老婆と友達になり、Yaaba(おばあちゃん)と呼ぶようになる。
いたずら大好きで好奇心旺盛な普通の少年である。
いとこのノポコが怪我をすると、人々は魔女の呪いだというが、ビラは信じない。
それどころか、疑惑を晴らすために、Yaabaに助けを求めに行く。

見て見ぬフリをせず、正義に立ち向かう少年ビラのおかげで、ほっこりと心が温かくなった。
こういう気持ち忘れてしまってるなぁ。

」を先に観てしまったが、制作はこちらのほうが先であった。
舞台はやはりサバンナ。風景に違いはないが、こちらの父は厳格ではない。
ビラを中心に、子供や女たちが画面の大半を支配している。
人々はみな裸足で、下半身しか服をまとっていない女性もいる。
甕を頭にのせ、水を汲みに行くシーンや食事を作るシーンがアフリカならではで印象的だ。

こちらでも不倫カップルは登場する。
夫が夜のおつとめを果たさないために、夜中でも好きな男の元へ行く積極的な妻さま。
夫役は「」で父親の妻と関係を持つ情熱的な男が演じていたのに、ギャップに吹き出してしまった。
威厳さが全くないどころか、頼りない男だ。

生活習慣が違うだけで、何ら違和感のない普遍的な人間ドラマを扱っている。
素朴さの中に現代人に欠けている物が訴えかけてきた作品だった。

<鑑賞> 英語字幕 2010/9/1

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掟 <1990/ブルキナファソ> ★★★★

tilai.jpg
Tilai/ The Law/ 掟
1990/81min/スイス=UK=フランス=ブルキナファソ=ドイツ合作
監督/脚本:イドリッサ・ウエドラオゴ (Idrissa Ouedraogo)
製作総指揮:ベアトリス・コルク
出演:Rasmane Ouedraogo、Ina Cissé
受賞:1990年カンヌ映画祭審査員特別グランプリ受賞作
IMDb評価:7.2/10

<あらすじ>
サガ(ラスマネ・ウェドラオゴ)が二年ぶりに村に戻ってみると、許嫁のノグマ(イナ・シセ)は父の第二夫人となっていた。深く傷つき、村のはずれで一人暮らしを始めるサガ。しかし未だに彼を愛するノグマは妹クルガ(ルキエトゥー・バリー)の手引きで、秘かにサガと逢瀬を重ねるようになる。が、それは村の掟を破ることを意味し、サガは死の裁きを受ねばならなかった。しかし彼を殺す役目を負った弟クグリは、小屋を燃やしただけで兄を逃がす。ノグマの父は不名誉を恥じて自殺し、クグリもまた掟に背いた罪の意識に苦しむ。そんな中、クグリの口からサガが生きていることを知ったノグマは彼のもとへ走る。サガの叔母の村で二人だけの生活を始め、ノグマのお腹には子供が……。しかし幸福も束の間、サガの母の危篤の知らせがもたらされ、彼は行く手に裁きの手があることを知りながら、村へ舞い戻る。母の葬儀の場に駆けつけたもののサガはクグリに撃たれるのだった。

<レビュー>
舞台は西アフリカ ブルキナファソとう国のサバンナ。
諸事情を全く知らないが、おそらく一夫多妻の国であろう。
タイトルのTilaiとは、非合法な恋愛事情のことだそうで、不倫のことだ。

婚約者が自分の父親と結婚してしまったために招いてしまった悲劇を描いている。
家族のための結婚ではあったが、夫を愛しておらず、足げなく元婚約者の家に通ってしまう。
法律上、父親の奥さんとの不倫は許されるべきことではなかった。
法というべきか掟というべきか残酷な結末が待っていた。

時代背景は言及されていないが、父親の絶対的存在に逆らえない社会が映し出されている。
家族の絆を大切にいているからこそ、秩序を乱す者は即座に排除される社会でもある。
婚約者を奪う行為もそれなりに処罰に値するような気もするが、結婚は家族のためでもあり、当人の気持ちはどうでもいい政略結婚のようだ。
こんなサバンナでもお金(家畜かな?)が物を言うようだ。

未だに文明社会からほど遠いサバンナでの生活感も見ることができる。
新妻に夜の相手を断られ、相手を探し妻宅を彷徨い歩く父親のこっけいなシーンもあった。
女性の拒否権は認められているようだ。イスラム社会よりは女性に優しいのかな?

ブルキナファソは西アフリカに位置し、近隣はマリやコートジボアール、ガーナなど。
これといった産業もなく、有名な観光スポットもないが、アフリカ最大の映画祭FESPACOを開催することで知られている。
アフリカ映画はヨーロッパ制作がほとんどなので、私はヨーロッパ版のDVDで観ることが多い。
ほとんどがフランス語字幕で、英語字幕を入手することは容易ではない。
たとえ世界で偉大な賞を受賞していてもだ。

しかし驚いたことに、カンヌ受賞作品だからか、本作は1991年に日本で劇場公開されていた。
ブログに記事をアップされている方がいないことから、ごくごく一部にしか観られていないのだろう。
残念。

全て素人を起用していると、某有名映画サイトに書かれていた。
ブルキナファソ映画は数本観たが、主演クラスは大概同じ顔ぶれだ。
素人がフル活用されているとは考えにくいが・・・

監督と同じ苗字の役者が10人出演している。
家族を出演させたのか、偶然同じ名字なのかは不明。
調べたくても、フランス語のサイトばかり。
アフリカはまだまだ遠い地のようです。

<鑑賞> 英語字幕 2010/8/31
[タグ未指定]

ある歌い女(うたいめ)の思い出 <1994/チュニジア> ★★★★★

tinnmoku.jpg
チュニジア、フランス/1994/127分
Samt el qusur/the Silences of the Palace
監督/脚本: ムフィーダ・トゥラートリ
出演:アーメル・ヘディリ、 ヘンド・サブリ
言語:アラビア語、フランス語
受賞:
第47回カンヌ国際映画祭「カメラ・ドール」特別賞受賞
シカゴ映画祭最優秀新人監督賞
トロント国際映画祭国際批評家賞受賞
サンフランシスコ国際映画祭サタジット・レイ賞受賞
IMDb評価:7.7/10

<あらすじ>
1950年代のチュニジア王政最後の王宮を舞台にした母と娘の葛藤のドラマ。酒場の歌い手アリヤは悩んでいた。妊娠中なのに恋人ロトフィは子どもを望んでいなかった。そんなある日、彼女のもとに、かつて幼い頃、実の娘のように可愛がってくれたシド・アリが死んだとの知らせが届く。彼は10年前に共和国樹立のため廃位されたチュニジア王政最後の皇太子だった。翌日、アリヤは10年ぶりに荒れ果てた王宮を訪ね、当時を回想する。自分と同じ日に生まれた王女サラのこと、そしてその生き方に反発を覚えた母のことを……。(allcinema ONLINE)

<レビュー>
歌い女アリヤ(アーメル・へディリ)は酒場で歌うが、耳を傾ける者はいない。
また恋人ロトフィはお腹の子の出産を望んでいない。
やり場のない思いで、鬱々と過ぎ行く日々が続いていた時、
幼少の頃、実の父のように自分を可愛がってくれたシド・アリが死んだという知らせを受け、10年ぶりに王宮を訪ねる。
そして、ストーリーは幼少時代を回想していく。

シド・アリはチュニジア王政最後の皇太子で、アリヤの母ケディージャは王族と来客の前で踊る召使。
当時、召使たちは奴隷同然の身。歌手や踊り子も娼婦と同じようなもの。
シド・アリの弟にも関係を迫られ妊娠してしまう。

母はいつも言っていた。
「あなたの居場所はキッチンなの。男たちが体に触るようなことがあったら、逃げなさい」と。
王宮という自由のない密室空間に生きる女性たちの置かれた現実や哀しみがありありと描かれています。

大きくなるにつれ徐々にわかるようになっていく厳しい現実。
娘アリヤは、母の職業を軽蔑・否定してきたが、母娘の葛藤もよく描かれていました。
しかし、自分が妊娠したことにより、初めて「母」の本当の気持ちが分かるのです。
王制は廃止されたものの、自分も母と同じような運命を辿っていたのである。

時代は、フランス統治下のチュニジア王制の末期である。独立に揺れる国情がラジオから流れる。
『チュニジアにおける女性は「植民地の中の植民地」。この作品はアラブの女性たちの過去であり、その「沈黙」である。』
と監督はおっしゃっていました。

フランスから独立するチュニジアだけでなく、男性社会から独立する女性たちも描こうとしていたのですね。
同時に、母から独立する娘も。

原題は「王宮の静けさ」
作品そのものは静かなわけではなく、むしろ騒がしい。
女性の意見に耳を傾けない、女性が意見を言えない。そんな現実を「沈黙」と表現していたのです。
アリヤの歌声はそんな心の叫びを代弁しているように聞こえました。
女性監督だからこそ描けた使用人の娘の目線での本作。
1994年度カンヌ映画祭カメラドール受賞のチュニジア初の商業映画です。
[タグ未指定]
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