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(未) Sinners <2002/アイルランド> ★★★

sinners.jpgSinners
2002/90min/アイルランド
ドラマ
監督:Aisling Walsh
脚本:Lizzie Mickery
出演:アンヌ=マリー・ダフ、Karen Ardiff, John Boland and Ruth Bradley、
IMDb評価:7.5/10

哲学度 ★★★
社会度 ★★
宗教度 ★★★
ゴア度 ★
閉塞感 ★★★

sinners1.jpgピーター・ミュラン監督2作目の「マグダレンの祈り」と同様、マグダレン修道院を舞台にした作品。こちらはBBC製作。どちらも2002年製作であるが、本作のほうが公開(放送)は早いようである。
「マグダレン~」で従兄にレイプされ修道院に入れられたマーガレット役のアンヌ=マリー・ダフが主演を務める。

「マグダレン~」では、何が“罪”で修道院へ送られたのかそれぞれのケースごとに詳しく描かれるが、本作では全員が妊婦であり、未婚での性交渉が罪となる。その背景は恋愛ばかりではなく、レイプや近親相姦も含まれるが、さほど触れていない。みな修道院内の便器のような椅子の上で産み落とし、一定期間母乳を与えられるだけで、赤ちゃんは予告なしに孤児院にもらわれていく。我が子を奪われる妊婦たちの苦悩に焦点を当てている。

「マグダレン~」と異なる点は、本作はカトリックの立場で描かれていること。少女たちは逃げ出したいと願うものの、やはり罪の意識を感じているのである。本作の意図は、当時は未婚での性交渉は認められておらず、それを破るとこうやって罪を償っていたんだよ、と伝えたかっただけだろう。「マグダレン~」のような痛烈な批判もなければ、女性の尊厳に触れる節もない。

マグダレン修道院の意義にも触れていないため、予備知識なしでいきなり本作の鑑賞では理解度は低い。罪を洗い流すと言う意味で洗濯に従事しているのだが、なぜ洗濯の仕事なのかの説明もない。あくまでも「マグダレン~」の補足としての鑑賞をオススメする。エンターテイメント性はなく閉塞感があるが、結婚を申し出る人がいれば修道院を出れるという希望も残した描き方をしている。救われる思いはするが、現実味の薄い演出にも思え、「マグダレン~」には及ばない。

<鑑賞>聞き取り度 60% 2011/10/27
[サイト内タグ検索] 日本未公開 アンヌ=マリー・ダフ
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マグダレンの祈り <2002/アイルランド=UK> ★★★★★

昔、日本語吹き替えで観た記憶がある。たぶん、民放。当時はハリウッド映画と韓国映画しか観ていなかったから、良さが全く分からなかったのだけど、観直して見て、かなりの衝撃を受けた。個人的には「ハンガー」とか「XXY」と並ぶ1級品。ますますピータ・ミュランのファンになってしまった。

magda.jpg

Magdalene Sisters
2002/119min/アイルランド=UK
ドラマ
監督/脚本/出演:ピーター・ミュラン
出演:ノラ=ジェーン・ヌーン、アンヌ=マリー・ダフ、ドロシー・ダフィ、ジェラルディン・マクイーワン、アイリーン・ウォルシュ
受賞:2002年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞
IMDb評価:7.8/10



哲学度 ★★★★
社会度 ★★
宗教度 ★★★
ゴア度 ★



1964年、アイルランド、ダブリン。マグダレン修道院に、時を同じくして3人の少女が収容される。孤児バーナデットはその美しさで周囲の少年たちの目を惹きつけてしまうことが、マーガレットは従兄弟にレイプされたことが、そしてローズは未婚のまま赤ん坊を産んだことがそれぞれ“罪”とされたのだった。彼女たちは、修道院を管理する修道女たちに性悪女と決めつけられ、祈りと労働によって神に奉仕し“罪”を悔い改めるよう言われるのだった。しかしそこで彼女たちを待っていたのは、過酷な労働と自由の一切ない刑務所以上に非人間的な環境だった。@allcinema

magda1.jpgキリストによって改心した娼婦マグダラのマリアに因んで名付けられたマグダレン修道院。性道徳が厳しいとされるカトリックで、性的に“堕落した”女性たちを矯正させる目的で運営され、閉鎖される1996年までに延べ3万人もの少女が収容されたという。そこで経験した女性たちの過酷な実態を描いたドキュメンタリー「Sex in a Cold Climate」に衝撃を受け、監督は映画化を決意したそうだ。俳優ピーター・ミュランの監督第2作目。監督自身もカトリックである。なお、そのドキュメンタリーはDVDの特典に収録されている。

マーガレットの親戚の結婚式の場面から始まる。アイルランド独特の楽器が使われ、「The Well Below The Valley(谷間の井戸)」というアイルランドの民族音楽が奏でられる。その歌は近親相姦によって子供を産んだ女性の哀しい歌だという。結婚式に相応しいとは思えぬ歌詞は、あたかも独身女性たちを戒めるかのようでもある。この日、マーガレットは従兄にレイプされた。悲しみにくれるマーガレットは母に報告すると、司教へ伝えられ、翌日、修道院へ送られた。加害者の従兄にお咎めはない。

孤児院にいたバーナデットは美貌のせいで、少年たちの注目の的であった。肉体的交渉の有無によらず、美貌のせいで修道院へと送られた。そして、未婚のまま出産してしまったローズも修道院へと送られた。3人は性道徳の厳しいカトリックにおいて“罪”を犯した人間なのである。物語の舞台となるのは1960年代。同時に修道院へ来た女性3人と、もう1人クリスピーナの4人の視点で修道院の実態に迫っていく。この4人が見事なキャスティング。当時は新人、もしくは無名女優たちだったが、今ではアイルランドを代表する女優さんである。

magda2.jpg罪を洗い流すという意味で、少女たちは日々洗濯に従事していた。洗濯機がなかった時代であり、全て手洗い。労働による対価は表向きは修道院の運営費用に回されているが、実際はシスターたちの私腹を肥やしていたとされる。食事のメニューの違いでも明らか。更に、少女たちを一斉に裸に横一列に並ばせ、胸の形や陰部を笑いのネタにするという始末。
刑務所のように刑期があるわけでもなく、いつ出れるのかもわからなければ、出られる保証もない。ここでおばあちゃんになり、生涯を終える者も少なくない。信仰心の深さの違いなのだろうか。宗教とは救いだけではなく、さまざまな葛藤をも生み出すものでもある。耐え切れず逃げ出す者もいれば、ここで試練を全うすることが死後の幸せに繋がると本気で思っている者もいる。

修道院は96年に閉鎖され、4人のその後はテロップで流れる。矯正させる目的の修道院でありながら、4人は矯正されておらず、その後の道を踏み外してしまっている。やはりここでの生活や家族から見放されてしまったことで歪んでしまったように思う。性行為がいけないことだと洗脳されてしまったのも起因しているだろう。
本作の批判的な描写がバチカンから抗議を受けたとされるが、監督の主張は宗教冒涜ではなく、修道院そのものの存在意義に疑問を投げかけているのである。彼女たちの肉体的、精神的苦痛は計り知れない。

淡々とした描写でありながら、監督の主張も見せ場もはっきりしており、エンターテイメント性も高いが、催涙性の高い過剰な演出はない。ドキュメンタリー「Sex~」での当人たちの証言によると、実際はもっと過酷だったという。本作では、少女たちを娼婦にさせていたというくだりはないが、裸での品定めは娼婦にさせる前の儀式だとも言われている。本作では司教からの性的虐待のシーンが数秒ある程度、しかも意識してみないと見逃すほどのシーンであり、何が起こっているのすら分からない人のほうが多いと思われる。若干説明不足と感じる箇所も多いが、敢えて伏せていたように思う。関連作品を観ることで、説明不足箇所は補えるため併せて観ることをオススメするが、衝撃は一層大きい。

<鑑賞> 英語字幕 2011/10/26

ジョジーの修理工場 <2007/アイルランド> ★★★★★

garage.jpg
ジョジーの修理工場/Garage
2007/82min/アイルランド
監督:レナド・エイブラハムソン
脚本:マーク・オハローラン
出演:パット・ショート、アンヌ=マリー・ダフ、コナー・ライアン、アンドリュー・ベネット、デニス・コンウェイ
IMDb評価:6.9/10

哲学度 ★
社会度 ★★
嫌悪感 ★★
映像美 ★


garage1.jpg地平線と雲が美しくとけあうアイルランドの片田舎、ガソリンスタンド兼修理工場で長年管理人を勤めるジョジーは、孤独ではあるが幸せに暮らしていた。ある夏、無口な15歳の少年デビッドがアルバイトとして一緒に働き始めると、ジョジーの運命は静かに動き始める。
次第に打ち解け、仕事が終わると裏庭へ回り缶ビールをあけて心を通わせる二人。そんなある朝、スタンドでジョジーを待っていたのは…。ジョジーの人生を、永遠に変えてしまったひと夏の出来事が、
心を大きく揺さぶる。@大阪ヨーロッパ映画祭

物語は静かに進み、やんわりじんわり心に響く感じがとっても私好み。トム・マッカーシー監督デビュー作「The Station Agent」を彷彿とさせるほのぼのとしたストーリー展開だが、残酷で理不尽な現実を見せつけられる。地味な小作であり、あまり多くの人の目に留まらないことを残念に思う。
アイルランド出身レナド・エイブラハムソン監督の長編2作目。前作「Adam&Paul(2004)」に引き続きマーク・オハローランが脚本を担当している。前作は訛りがひどくて途中挫折してしまったが、作風は共通していると記憶している。頑張ってもう一度観てみることにしよう。

garage2.jpg“ガレージ”とは日本語だと倉庫や車庫のことをいうが、英語だと“ガソリンスタンド”“修理工場”のことを示すと初めて知った。
ガソリンスタンド兼修理工場で管理人を勤めるジョジーは人柄がよく、誠実に仕事をこなしてはいるが、知能指数が少々低く、町の住人の中には馬鹿にしている者もいる。足りないジョジーを演じるパット・ショートという役者さんはアイルランドでは有名な喜劇役者だという。線路を歩く姿がとっても印象的で、手つかずの田舎の風景と足りない感じが滲み出ている歩き方が見事にマッチしていた。

パブで柄の悪い男性たちにいじられても、決して盾つくことなく歯を食いしばって耐えるジョジー。そんな彼に癒しを感じる女性もいるが、男として見ている訳ではない。純粋で愛すべきキャラクターだが、淋しさを1人で抱え込み、唯一心を許すのは職場と自宅の間で飼われている馬一頭だけであった。

ある日、15歳のデビッドがバイトで働き始める。無口で内心ジョジーを馬鹿にしていたが、次第に人柄に惹かれ友情が芽生え始める。しかし、ほんの少しだけ配慮が欠けた行動で2人を永遠に引き裂いてしまう。

田舎って人と人との距離感が近くていいなぁとも思うのだけど、反面煩わしい時もあるよね。ほんの些細なことでも罪人のレッテルを貼られてしまうと居場所がなくなってしまうのも現実。そんな狭い社会で生きるジョジーもまた厳しい現実に立ち塞がれてしまう。神経質になり過ぎている市民や、事務的に処理するだけの警察への批判とも取れる。ほのぼのとし、温かみのある作風からは想像のつかなかった現実の残酷さ。真面目に生きる人ほど損をしている理不尽な人生。純粋無垢であったがゆえに招いてしまった結末に涙が止まらなかった。

<鑑賞> 聞き取り度60% 2011/10/14
[サイト内タグ検索] アンヌ=マリー・ダフ

(未) Ondine <2009/アイルランド> ★★★

ondine.jpg
Ondine
2009/111min/アイルランド
ファンタジー、ロマンス、ミステリー
監督:ニール・ジョーダン
撮影:クリストファー・ドイル
出演:コリン・ファレル、アリシア・バックレーダ、トニー・カラン、デヴラ・カーワン、スティーヴン・レイ
IMDb評価:6.8/10

映像美 ★★★
社会度 ★






ondine1.jpgアイルランドの片田舎で漁師をしているシラキュースは、ある日、とんでもないものを自分の網で引き揚げてしまった。それはなんと、美しい女性であった。蘇生を施し、命は取り留めたが、名前すら覚えておらず、“オンディーヌ(水の精)”と呼んで欲しいという。警察にも病院にも行けないという彼女を、亡き母親が残したビーチハウスに住まわせることにした。シラキュースは彼女のために下着をくすね、服を買い与え、急速に2人は親しくなる。漁にも一緒に出かけ、オンディーヌが歌を歌うと、不思議と魚は集まり、この地にはいない魚まで網に引っ掛かるようになった。オンディーヌはほんとに人魚なのか…。

久しぶりのニール・ジョーダン×スティーヴン・レイ&故郷アイルランド舞台。スティーヴン・レイの出番はさほど多くはないが、さすがの存在感。安心してじっくり観られる。主人公Ordine演じるアリシア・バックレーダはコリン・ファレルの実生活のパートナー。そういう事実を知ってしまうと、2人が距離を置いているのがもどかしく思えてしまったりもするが、ほんとにこの世に人魚が存在するのではないかと思わせるほどのハマリ役。

ondine2.jpg吸い寄せられるほどの雄大な自然美、神話的な話を背景に2人のロマンスを軸に展開していく。アイルランドの片田舎で何事も起こりそうにないほど長閑でありながら、過度の飲酒によって崩壊していく労働者階級や復讐、病んだ人間関係を浮かび上がらせ、シリアスな方向へと比重を変えていく。時折見せる緊迫感のギャップがいい。 2人の取り巻く状況は現実とファンタジーの世界を行ったり来たりし、境目は曖昧になっていくが、その世界観もすごいリアル。穏やかにオンディーヌの正体を明かし、加速していく終盤の展開も素晴らしい。

個人的には、現実はこんな甘くないぞと言いたくなってしまうが、そういう私はひねくれ者ということだろうか。素直な人なら、こういった奇跡に救済を求めてみたくなるのかもしれない。

<鑑賞> 聞き取り80% 2011/8/11
[サイト内タグ検索] 日本未公開 スティーヴン・レイ

(未) Kisses <2008/アイルランド> ★★★

kisses.jpg
Kisses
2008/72min/アイルランド
ドラマ、青春
製作/監督/脚本:Lance Daly(長編3作目)
出演:Kelly O'Neill、Shane Curry、Paul Roe、スティーヴン・レイ
IMDb評価:7.3/10


社会度 ★
哲学度 ★
普遍度 ★★★






kisses1.jpgアイルランド、ダブリン郊外の低所得者向け住宅に住む11歳の少年ディランは、暴力をふるう父親から逃げ出したいと思っていた。隣の家に住む幼馴染の少女カイリーもまた家族との衝突に悩んでいた。そんな2人は、クリスマスイブの日に家出をしてしまう。2年前に家を飛び出し、ダブリンに住む兄を訪ねようと、母のお金をくすね、船をヒッチハイクする…。

私の大好きな「ハンガー」と共にアイルランドアカデミー賞を賑わせていた作品。本作が監督3作目で日本での公開作品はない。本国のヒットはもちろんのことアメリカでの成功により、監督の次回作「The Good Doctor」は主役にオーランド・ブルームを迎えている。

少年の名前は“ディラン”。ヒッチハイクした船の操縦士から“ボブ・ディラン”という音楽の神がいることを教えてもらう。神が同じ名前であることに気分は高まる。ダブリンに着くと、今まで見たことのない華やかな街並みに2人は目を輝かせる。見るもの全てが珍しく、お菓子を買い、洋服を新調し、ローラー付きのスニーカーまで買ってしまい、くすねたお金はすぐに底をついてしまった。兄を訪ねるにも住所はわからず、町行く人に「ディランって人知ってる?」と尋ねるが大都会で聞いても知っているはずがない。途方に暮れる2人は都会の闇に打ちのめされるのであった。

kisses2.jpg2人の気分に合わせて変化している色調が印象深い。自身の存在価値すら見出せず、押し潰されそうな感情を殺して暮らしていた時の映像は白黒だったが、家を飛び出したとたん映像はカラーになる。あたかも世界が開けたかのように。しかし、困難にぶち当たると色調も徐々に色褪せ、2人のムードをわかりやすく演出している。

子どもの時、大人は自由でいいなと思ったこともあったけど、大人だって全てを投げ出して飛び出したい時はある。そんなことしたって何の解決にもならないことは大人なら知っている。だからディランの父親はアルコールに頼っているのである。

両親からの巣立ちではなく、子ども2人の逃避行物語。困難を乗り越えていくごとに幼馴染以上の感情が芽生えていっていることに2人も気付き始めるのであった。きっと家族の大切さにも気付いたことであろう。成長過程の一幕に過ぎないが、こんな苦い思い出もいい経験になったはず。

<鑑賞> 聞き取り40% 2011/8/11
[サイト内タグ検索] 日本未公開 スティーヴン・レイ

ハンガー <2008/アイルランド> ★★★★★

1日1本ペースで観ていると、どうでもよかった内容はほんとにあっという間に消えてしまい、いい作品だけしか記憶に残らない。普段このブログを読んでくださっている方はお気付きかと思いますが、私は娯楽大作系の商業映画はほとんど観ません。観るとしたら語学勉強のためだったり、俳優目当てといった理由の時だけ。
解釈や評価は人それぞれで、私が思う“いい作品”とは、考えさせられる内容であることと、何か強烈なインパクトを残してくれるかどうか。本作はおよそ1年前に観て以来、いろんなシーンがず~っと脳裏にこびりついている。この1年間300本前後の作品を観ているけど、本作以上の強烈な衝撃を感じた作品には出会えていない。ここ2、3年で観た中でもベスト作品。今回、観直しても感想は変わらない。再見につき、記事大幅修正しました。

hunger1_20110813140520.jpg
Hunger
2008/96分/アイルランド
伝記、ドラマ
監督/脚本:スティーブ・マックィーン(映画監督デビュー作品)
出演:マイケル・ファスベンダー、スチュアート・グラハム
受賞:2008年 カンヌ映画祭 ゴールデンカメラ他32受賞、17ノミネート
IMDb評価:7.6/10


待望の2作目「Shame」は再度マイケル・ファスベンダーを主演に迎えている。セックス中毒の話らしい。イギリスでは今秋、アメリカは2012年公開予定。本作は映画祭上映したキリ、配給がつかなかったので、次作も無理でしょう。新作には期待しても、日本公開には期待せず。楽しみで仕方がない。



hunger2_20110813140520.jpgタイトル「ハンガー」とはハンガー(飢餓)・ストライキ(Hunger strike)のことである。
非暴力抵抗運動の方法の一つであり、何らかの主張を世間に広く訴えるために行うストライキの一種。
北アイルランドをイギリスから分離し、アイルランドへの併合を求める組織アイルランド共和国暫定派(PIRA)の囚人達が1977年から政治犯ではなく、テロリストとして扱われた事に対し、メイズ刑務所内では撤回要求する動きが起きた。
制限されている収容所の中で彼らが取った手段とは、“ブランケット・プロテスト(犯罪者ではないので、囚人服着用を拒否し、毛布だけで過ごし、政治犯であることを主張する手段)”、“ダーティ・プロテスト(房内の壁を糞尿で塗りたくること)”、そして、“ハンガー・ストライキ”であった。1981年にPIRAの1人ボビー・サンズが刑務所内でハンガー・ストライキという飢餓による非暴力抵抗運動を行い、66日間の抵抗の末27歳で餓死した。死に至るまでの歴史的事実の6カ月間を描いている。

監督はアーティスト出身のアフリカ系イギリス人。絵画展をひらくほどの実力の持ち主で、その後戦争カメラマンとしてイランへ出向き、戦死した兵士の顔写真を切手にするプロジェクトで一気に注目を浴びる存在となった。本作が監督デビュー作となる。この事件に実際に関わった人たちに会い、脚本を練り上げたという。多くを語らず台詞は徹底的に排除され、映像の力で魅せていく描写はシンプルでストレートだが、ディテールまでにも拘りを感じる。ピンと張りつめた空気は一時も緩むことなく、息をするのも忘れるほどの緊張感と、説得力のある演技は刺激が強いが目を背けずに観て欲しい。

hunger3_20110813170135.jpg出勤前の看守の朝の風景から始まる。キレイにアイロンのかかった服の着方、食事の仕方、手の洗い方から彼が神経質で几帳面な性格であるということがわかる。手の甲は傷だらけのため、水が沁みる。毎度のことで沁みるのをわかっていながら気を引き締めるかのようにしばし手を水につける。そして、玄関を出ると近所に不審者がいないことを確認し、車の下まで念入りにチェックする。いくら神経質な性格でも普通は車の下までは見ないだろう。淡々と描いているが、冒頭から緊張感が漂い、彼の尋常ではない行動から、看守たちと囚人たちとの関係の悪さや、非人道的な暴行が行われているであろうことは容易に想像がつく。

“ノーウォッシュ・プロテクト”をしている囚人を部屋から引きづり出し、拳で顔を殴り押さえつけながら神や髭を切り、体を硬いブラシで洗い、肛門検査の際抵抗した者に対しては棒でたたきつけたりと、前半は容赦ない看守の暴行と決して思想を崩さない囚人たちの戦いが次々と映し出される。それと同時に、看守は拳からは血が滲み、水に手をつけては、しみる痛みを噛み締め、1人外で煙草を吸いながら考え込む。暴行の様子が見るに耐えられず、壁の向こうで泣き出す機動隊もいる。本作の素晴らしい点の一つしては、誰かを批判することなく、囚人、看守、政治といった様々な局面から歴史的事実を見つめている点である。

hunger_20110813140520.jpg“There's no such things as political violence, political murder ... ”
サッチャーの実際のスピーチやラジオ放送が引用されている。 囚人たちの要求はただ一つ。自分たちは犯罪者のテロリストではなく政治犯だということ。
見所の一つでもあるのが、中盤のボビーと神父が語り合うシーンである。アングルを変えず1カットで延々と17分。 唯一、まともな台詞があるシーンでもある。ボビーは“ポリティカル”を認めない英国政府に対する主張として“ハンガー・ストライキ”を実行することを神父に伝え、彼の思想や信念が語られる。
神とは?自由とは?死とは?
揺るぎない彼の思想や主張が社会にどれほどの影響を及ぼしたかも垣間見れた気がした。

そして、“ハンガー・ストライキ”は唐突に始まる。数十人が行ったとされるが、ボビーの様子だけが映し出される。日に日にやせ衰え、骨と皮だけが残り、体中に残る床ずれからは血が滲みが痛々しい。演じたマイケル・ファスベンダーは医師管理のもと過酷なダイエットを行ったというが、全く面影がないほどの激痩せぶり。作品としてこれ以上の説得力はない。意識が朦朧とし、目を開ける力すら失っている中で、母を見つめ何を思ったのか。心情は想像するしかない。死に向かう彼をじっと見守ることしかできない母の心痛は計り知れない。

<鑑賞> 2010/7、2011/8/13英語字幕

初版:2010/7/31
最新版:2011/8/13

(未) Disco Pigs <2001/アイルランド> ★★

disco2.jpg
Disco Pigs
2001/93min/アイルランド
監督:Kirsten Sheridan
出演:キリアン・マーフィー、エレイン・キャシディ
IMDb評価:6.5/10

狂気度 ★
衝撃度 ★★

同じ病院、同じ日に生まれたPig(キリアン・マーフィー)とRunt(エレイン・キャシディ)。隣の部屋に暮らし、共に成長してきた2人は、学校に行くのも一緒。Discoでいたずらをする時も一緒。壁に穴を開けて、手をつないで寝るほど仲がいい。あたかも一卵性双生児のようにテレパシーで通じ合う2人はお互いの行動や気持ちが読めてしまう。

Discoからの帰り道にPigがRuntにキスをしてしまったことから、2人の関係に亀裂が入る。そして、何も言わずそのままRuntは寮に入ってしまうのだった。Runtが全てだったPigは腑抜け状態。バスに乗り、Runtを探しに出かけるのである。バスの中でウトウトしてしまうが、テレパシーなのか、偶然にもRuntがいる学校の前で目覚め、学校を訪ねるのである。RuntもPigが来ることを予感していた。この日は2人の17才の誕生日だった。

男女の幼馴染の友情が恋心に変わっちゃうのはごく自然の成り行きだと思うけど、Pigの場合は異常なまでの執着心へと変わってしまう。それが思わぬ方向へ進んでしまう悲劇。結末の落とし所がUK映画らしい(アイルランド映画だけど)と思った。
disco.jpgdisco1.jpg
台詞は英語なんだけど、南アイルランド特有の訛りだそうで、聞き取りはかなり大変。聞き取れなくても、表情や行動だけでもストーリの流れは十分わかるんだけど、後半からの2人の行動がどうも納得いかなくて、台詞に注意しながらもう一度観直してみた。

「What's the color of love?」(愛は何色?)海辺でRuntがPigに問うこの質問が鍵になっているような気がする。明確な答えは言っていないと思うけど、やたらと「Blue」が台詞に登場する。
「Blue Bell」という花についての会話もあったし、Runtが青いドレスを着ていたこともあった。自分をさらってくれる波になりたいとも言っているし、青い空を見つめるシーンも何度かあった。
そして、『憂鬱(Blue)になる前は長い昼寝をしていたの。温かいピンクの部屋(ママのお腹)にずっといるって決めたのに、ママがずっとここにいてはダメだって言うから私は生まれたの。』冒頭で、産まれる前のRuntが言っている。Runtにとってこの世の中はBlueだったのかな!?

2人の演技はすごいんだけど、ストーリーに説得力がなく、要点がぼやけていてはっきりしない。Pigの狂気的な役も結末に活かしきれていない。結局、何が言いたかったのだろうか!?

pigは豚のこと。runtは子豚とか生まれたばかりの赤ちゃんを指す。タイトルのPigsとはおそらくPigとRunt2人のことである。

<鑑賞> 2010/12/18
[サイト内タグ検索] 日本未公開 キリアン・マーフィ

ONCE ダブリンの街角で <2006/アイルランド> ★★★

once.jpg
ONCE ダブリンの街角で
2006/87min/ アイルランド
監督/脚本:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード
IMDb評価:8.0/10

<あらすじ>
アイルランド、ダブリン。多くの人が行き交うグラフトン・ストリートでオンボロのギターをかき鳴らし自作の歌を唄う男がいる。そこに一人の女がやってきた。10セントのチップを出し、あれやこれやと男に質問する。挙句、掃除機の修理の約束をさせられてしまう。翌日、壊れた掃除機を持って女が現れた。途中、ピアノを弾かせてもらえるという楽器店に立ち寄った。彼女の腕前に感心した彼は、一緒に演奏することを提案するのだった。

<レビュー>
ストリートミュージシャンの男とチェコから移民してきたピアニストの女がダブリンの街角で出会い、音楽を通して心を一つにしていく。お互いの孤独を埋めるように奏でられるハーモニーは魂を揺さぶられた。2人とも実際のミュージシャンだそうだ。台詞ではなく歌の歌詞に彼らの思いの全てが込められていた。

Once 一期一会。抑制している感情は相手へのさりげない思いやりだった。人生の岐路に立っていた2人だが、背中をポンっと押してくれた出会いはずっと2人の胸に刻まれるでしょう。

好きなタイプの映画ではないが、アイルランド訛りがとっても温かく、疲れた時に時々見たくなってしまう作品。
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 ウスマン・センベーヌ監督(3)

 ソ・ジソプ(3)

 ガエル・ガルシア・ベルナル(3)

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 ティルダ・スウィントン(3)

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