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駆ける少年/The Runner <1985/イラン> ★★★★

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駆ける少年/ Devandeh/ The Runner
1985/94分/ドラマ
監督:アミール・ナディリ
助監督:ゴラムレザ・ラメザニ
IMDb評価:7.5/10

<内容>
ペルシャ湾岸の村で、打ち捨てられた船で一人暮らしの少年アミロは、ごみためを漁り、靴磨きや水売りなどをして何とか生きていた。彼の仲間たちもみな同じ境遇だ。しかし彼らは、エネルギーを持て余すかのように、列車を追いかけたり、砂漠を駆け抜けたり、毎日をたくましく生きているのだった。ペルシャ湾沿岸の美しい風景をバックに、身寄りのない少年が厳しい社会のなかで生き抜いていく姿を描く。

<レビュー>
駆ける少年は一体どこへ走るのか?

主人公の少年はストリートチルドレン。仲間もみな同じような境遇で暮らしている。
少年たちは一斉に海に入る。しかし、海水浴ではない。海に浮いている瓶を集めるためだ。
「海外から人が来るからゴミが増えていっぱい集まるんだ。」と健気に少年は言う。
先進国に住む一人として、少年の無垢な心に心が痛い。
親らしい人物は登場しない。
自分で生計をたてながらたくましく生きる姿に心が痛い。

港には客船が停泊し、白人の観光客が集まる。
少年は船や飛行機を見て、未知の世界への憧れを抱き、専門誌を買い写真を楽しむ。
それと同時に、字が読めないことを知ってしまう。
そして、学校を訪ね入学させて欲しいと懇願する。
生きるために何をすべきか、好奇心を満たすために何をすべきか少年は知っているのだ。

日本の子供たちには当たり前のように与えられている物。家族、家、物資的豊かさ、教育。
その全てが少年にはない。しかし、少年に悲壮感は全くない。
好奇心旺盛な少年には夢、希望がある。そこへ向かって走っていたのだ。
正直、うらやましい。日本人が失った物を彼は持っているのだ。

線路の上を駆ける少年。行き止まりのない線路のように、走る先には明るい未来がきっとあるよ。


[サイト内タグ検索] アミール・ナディリ監督
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キャラメル <2007/レバノン> ★★★★★

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Caramel/Sukkar banat
2007/95分/コメディ、ドラマ、ロマンス
監督/脚本/主演:ナディーン・ラバキー
言語:アラブア語、フランス語
受賞:
2007年 サン・セバスティアン国際映画祭にて、観客賞・ヤング賞・セバスティアン賞
2007年 ストックホルム国際映画祭にて、国際批評家連盟賞
2007年 トロント国際映画祭にて、GALA部門招待
2007年 カンヌ国際映画祭にて、監督週間(en:Directors' Fortnight)出品
2007年 ロンドン国際映画祭出品
2008年 東京国際映画祭にて、アジアの風部門出品
2008年 アカデミー賞外国語映画賞レバノン代表
IMDb評価:7.1/10

<あらすじ>
ベイルートにあるヘアエステサロンのオーナー、ラヤール(ナディーン・ラバキー)は、不倫中の恋人からの電話を待ち仕事もままならない。サロンで働くニスリン(ヤスミーン・アル=マスリー)もまた、婚約中の恋人に隠しごとをしている。このサロンに集まる女性たちそれぞれが、お互いの悩みを見て見ぬフリをしながら過ごしているが……。

<レビュー>
「結婚相手が初めてじゃないの」
結婚を控えた女性の泣きながらの発言に、この作品がアラブ映画であったことを思い出した。
そういえば、不倫相手と過ごすホテル探しにも悪戦苦闘していた。
既婚者であることを確認され、IDまで求められる。

不倫、結婚、家族の意義、同性愛・・・
宗教観はさほど強くなく、アラブ映画であることを忘れてしまうほど普遍的なテーマを扱っている。
舞台はレバノンの首都ベイルート。女性だけの空間であるヘアエステサロンでの出来事を綴っている。
キリスト教とイスラム文化が混じり合い、エキゾチックで不思議な空間。
ベイルートとは「東洋のパリ」とも言われているが、この作品は色彩の豊かさ、女性の繊細さを情熱的かつ官能的に描き出している。
日常の挨拶などはフランス語が使われ、登場する男性も紳士的。
生活習慣にもフランスの名残を感じさせる。
アラブ映画は大概が男性主体。国によっては女性は黒い服のみだったりもする。
かつてこんなアラブ映画があっただろうか?
あたかも「sex and the city」を観ているかのよう。

アラブ社会に生きる女性5人のストーリー。
主人公ラヤールの不倫話に気を取られがちだが、私が印象に残ったのは結婚ストーリー。
最もアラブ人らしい女性観を描いているからだ。
結婚相手が初めてではない彼女は、処女膜再生手術を行う。
処女性を重んじる諸国において、処女膜再生手術は珍しくない。そして、これを「刺繍」と呼ぶ。
劇中、何の手術かは明らかにされていないが、直後ミシンを縫うシーンを引用することにより、中絶ではなく再生手術だということが推測できる。

手術を受けるリスニンとミシンを縫う初老女性のローズ。
この2人の「縫う」ことに秘めた思いは心の葛藤を断ち切るかのよう。
タイトルの「キャラメル」。中東では脱毛に用いる。
女性として生きるには様々な傷みが伴うもの。
キャラメルで毛を絡め取る時の傷みはそんな女性の傷みの象徴でもあった。
「キャラメル」に込められた監督の真意、それは甘く、ほろ苦い女性の人生そのものだった。
caramel1.jpgcaramel3.jpgcaramel2.jpg
監督は中東各国でCMやMVを手掛けるナディーン・ラバキー。
本編は長編映画初監督であり、主演もこなしている。夫は音楽を担当。

「『キャラメル』は別の方法で戦争を生き抜く、そして戦争を終わらせる、戦争に対する仕返し」
と監督は語る。


[サイト内タグ検索] ナディーン・ラバキー監督
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Paradise Now <2005/イスラエル> ★★★★★

paradise now
Paradise Now
2005/90分 
監督/脚本:Hany Abu-Assad 
出演:カイ・ナシェフ、アリ・スリマン「Lemon Tree」、アシュラフ・バーホム「シリアの花嫁」「レバノン
言語:アラビア語、英語
受賞:
ゴールデン・グローブ賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ダラス=フォート・ワース批評家賞 
IMDb評価:7.6/10

<あらすじ>
舞台はイスラエル軍に包囲された西岸の町ナブルス。サイードとハーレドは先の見えない現状にいらだちを募らせていた。独立運動の英雄の娘でヨルダンからナブルスにやってきたスーハはサイードに心を寄せるが、二人はパレスチナ過激派は自爆テロ攻撃の実行役に選ばれる。スーハは暴力的な闘争に反対しているが、彼女の唱える非暴力的な人権運動はサイードたち下層階級の心を変えるには至らない。テロ決行の日になり、二人はユダヤ人地域に潜入しようとするが、イスラエル軍に発見されかけテロは未遂に終わりサイードは仲間とはぐれてしまう。

<レビュー>
サイドとカレドはイスラエルのナブルスというパレスチナ人居住区で生まれ育ち、自動車修理工場で働いている。
占領者イスラエルの抑圧のために自由はない。
まともな給料の職もない。
瓦礫の山が普通にある街並みで、貧困に喘ぐ日常生活が映し出されている。
確かに夢も希望も見出せそうにない所ではある。

パレスチナ自治区を舞台にした本作のテーマは自爆攻撃。
「公平な生活を送れないのなら、せめて公平に死のう。人間はいずれ死を迎えるのだ」と主人公は語る。
希望のない生活をこのまま送るぐらいなら、自らの死で世界を変えて欲しい。
極限状態に置かれた人間はこういう反応をするものなのか?
果たして、自爆攻撃までの覚悟を決めるほどの極限状態とはどういう状態なのか?
そんな疑問が湧いてきた。

厳しい決断をした2人だが、気持ちは揺らいでいる。
この揺らぎが私にはせめてもの救いに感じた。
やっぱり「死」は怖いのだ。彼らも同じ人間だった。

お国柄なのか、彼らの信仰心が強いのかはわからないが、「神」という言葉がよく出てくる。
「神のみぞ知る」「神が喜ぶであろう」「神が許してくれるなら」そんな台詞が多い。
タイトルの「パラダイス」とは、死後の世界はパラダイスだと信じているからだ。

主人公2人は異なった考えを持っているが、いずれにしても日本人には全てが非日常的な現実。
これを観ながら「911」テロ事件が頭をよぎったが、日本に入ってくるニュースはアメリカ視点であることがわかる。
日本でのニュースだけを見ていたら、パレスチナ人の境遇を誰がわかり得るだろうか?
実は自爆志願者も犠牲者もしくは被害者なのかもしれない。

音のないエンドロールが印象的である。
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ある歌い女(うたいめ)の思い出 <1994/チュニジア> ★★★★★

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チュニジア、フランス/1994/127分
Samt el qusur/the Silences of the Palace
監督/脚本: ムフィーダ・トゥラートリ
出演:アーメル・ヘディリ、 ヘンド・サブリ
言語:アラビア語、フランス語
受賞:
第47回カンヌ国際映画祭「カメラ・ドール」特別賞受賞
シカゴ映画祭最優秀新人監督賞
トロント国際映画祭国際批評家賞受賞
サンフランシスコ国際映画祭サタジット・レイ賞受賞
IMDb評価:7.7/10

<あらすじ>
1950年代のチュニジア王政最後の王宮を舞台にした母と娘の葛藤のドラマ。酒場の歌い手アリヤは悩んでいた。妊娠中なのに恋人ロトフィは子どもを望んでいなかった。そんなある日、彼女のもとに、かつて幼い頃、実の娘のように可愛がってくれたシド・アリが死んだとの知らせが届く。彼は10年前に共和国樹立のため廃位されたチュニジア王政最後の皇太子だった。翌日、アリヤは10年ぶりに荒れ果てた王宮を訪ね、当時を回想する。自分と同じ日に生まれた王女サラのこと、そしてその生き方に反発を覚えた母のことを……。(allcinema ONLINE)

<レビュー>
歌い女アリヤ(アーメル・へディリ)は酒場で歌うが、耳を傾ける者はいない。
また恋人ロトフィはお腹の子の出産を望んでいない。
やり場のない思いで、鬱々と過ぎ行く日々が続いていた時、
幼少の頃、実の父のように自分を可愛がってくれたシド・アリが死んだという知らせを受け、10年ぶりに王宮を訪ねる。
そして、ストーリーは幼少時代を回想していく。

シド・アリはチュニジア王政最後の皇太子で、アリヤの母ケディージャは王族と来客の前で踊る召使。
当時、召使たちは奴隷同然の身。歌手や踊り子も娼婦と同じようなもの。
シド・アリの弟にも関係を迫られ妊娠してしまう。

母はいつも言っていた。
「あなたの居場所はキッチンなの。男たちが体に触るようなことがあったら、逃げなさい」と。
王宮という自由のない密室空間に生きる女性たちの置かれた現実や哀しみがありありと描かれています。

大きくなるにつれ徐々にわかるようになっていく厳しい現実。
娘アリヤは、母の職業を軽蔑・否定してきたが、母娘の葛藤もよく描かれていました。
しかし、自分が妊娠したことにより、初めて「母」の本当の気持ちが分かるのです。
王制は廃止されたものの、自分も母と同じような運命を辿っていたのである。

時代は、フランス統治下のチュニジア王制の末期である。独立に揺れる国情がラジオから流れる。
『チュニジアにおける女性は「植民地の中の植民地」。この作品はアラブの女性たちの過去であり、その「沈黙」である。』
と監督はおっしゃっていました。

フランスから独立するチュニジアだけでなく、男性社会から独立する女性たちも描こうとしていたのですね。
同時に、母から独立する娘も。

原題は「王宮の静けさ」
作品そのものは静かなわけではなく、むしろ騒がしい。
女性の意見に耳を傾けない、女性が意見を言えない。そんな現実を「沈黙」と表現していたのです。
アリヤの歌声はそんな心の叫びを代弁しているように聞こえました。
女性監督だからこそ描けた使用人の娘の目線での本作。
1994年度カンヌ映画祭カメラドール受賞のチュニジア初の商業映画です。
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プルガサリ <1985/北朝鮮> ★★★☆

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不可殺/PULGASARI
1985/110分
監督、製作:チョン・ゴンジョ(実際には申相玉)

(ノンクレジット)
協力特撮監督:中野昭慶
プロデューサー:宮西武史
撮影:江口憲一
照明:三上鴻平
操演:白熊栄次
特殊効果:久米功
美術:鈴木儀男

<あらすじ>
高麗朝末期、朝廷の圧制により民衆の生活は困窮を極め、ついに蜂起するに至った。焦って朝廷は役人に命じて農具を没収、役人は名工として名高い老鍛冶屋のタクセに農具を武器に鋳直すよう命ずる。そのため農民は更に困窮し、見かねたタクセは古の言い伝えに残る怪獣、プルガサリが鉄をみんな食べてしまったと役人に偽り、農具を農民に返してやる。逮捕され拷問にかけられた彼は、最後の力を振り絞って娘のアミが差し入れた貴重な米粒で小さなプルガサリの人形を作った後息絶える。
アミが誤って流した血を吸収した人形はプルガサリに変化し、鉄を食べて見る見る巨大化していった。やがてプルガサリは、蜂起した農民達の守り神的存在になり、ついに紫禁城を破壊した。こうして圧制は終わったものの、プルガサリの餌となるべき鉄は、もう農具しか残っていなかった。アミは寺院の鐘を鳴らしてプルガサリを呼び寄せ、自らはその中に隠れた。何も知らない空腹のプルガサリは鐘をむさぼり食うが、その直後、体にひびが入り土塊となって果てた。


<監督について>
監督は、1970年代後半に故金日成総書記の命令によって拉致され、10年以上にわたる自宅監禁生活を余儀なくされた。
外出が許されたのは、金総書記の命令で映画を制作するときだけだった。
実はこの監督は韓国映画の巨匠シン・サンオク監督であった。
前妻の女優チェ・ウニ(崔銀姫)が北朝鮮に拉致され、後を追うように北朝鮮に拉致されたのだ。
その後、チェ・ウニと共にアメリカへ亡命した。
北朝鮮国内で上映されなかったのは、亡命した裏切り者とレッテルを貼られたからだ。
日本で劇場公開されたのは98年。
北朝鮮への入国が拉致だったことをのち手記で明らかにして2006年に死去。

<映画の背景>
おそらく北朝鮮唯一の怪獣映画。
製作条件は撮影機材等の不備や技術不足などの理由から、日本の東宝特撮になじみの深いメンバーが北朝鮮に渡った。
日本人メンバーはノンクレジットとなっている。

<レビュー>
「プルガサリ」とは「不可殺」の意であり、想像上の殺すことが出来ない怪物を意味し、朝鮮における伝説上の動物である。

娘の血で命が吹き込まれたプルガサリの誕生は微笑ましい。
手のひらサイズというのも愛らしかった。
しかし、鉄を食べるプルガサリは益々巨大化し、圧制に苦しむ民衆にとってプルガサリはまさに軍隊そのものの戦力となったのだ。
そして民軍は勝利する。プルガサリは本来の映画なら革命を成就させた英雄となるはずだ。
しかしこの映画はそれで終わりではなく、驚くべき結末が続くのであった。
そして、面白いのはここからだ。

戦争が終わった後のプルガサリは、民が農具などに必要とする鉄を食べ続けてしまうため、民の生活能力は衰え、プルガサリは国民の負担となってしまう。
これがまさに現在の北朝鮮を描いているのだ。
プルガサリは圧倒的武力だが、民衆の生活を圧迫するというまさに軍隊のあり方を考えさせられる。
怪獣映画があまり好きではないということもあって、軍隊映画としての視点で観ると興味深い内容だった。


「プルガサリ」はゴジラを愛する金総書記が作らせた怪獣映画だが、この内容をよく承諾したものだ。
あまりにもまともな倫理観なので少々違和感がある。
権力、革命、民主主義、巨大化、自己矛盾、そして、崩壊。
監督の真意は、高麗王朝を当時の金日成体制に見立て、非難したかったのでしょう。
拉致され、亡命までした監督による批判的な内容は興味深い映画である。

プルガサリのスーツアクターは平成ゴジラの薩摩剣八郎氏である。
1万人のエキストラを使ったといわれる群集シーンなどはなかなかの迫力。
金総書記の一声で集められた朝鮮人民軍だそうです。

何度もダビングし、劣化したビデオのような画質の悪さで、1985年制作だが、60年代に見える。

[サイト内タグ検索] シン・サンオク監督
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213. (未) 幸せな鬱陵(うつりょう)人 <2010> ★★

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幸せな鬱陵人
2010/ドキュメンタリー
監督:ファン・ソクホ
出演:ナム・ジヒョン(ナレーション)

<ストーリー>
鬱陵島に生まれ育ったイ・サンホおじいちゃん。74歳になるまで他人に迷惑をかけたりせずに、自ら働いてお金を稼いで生活してきた。そして暇さえあれば、キラースマイルを浮かべる?!鬱陵島の人気者!そんな幸せいっぱいの笑顔を浮かべるサンホおじいちゃんは口癖のように「町のアホ」というけれど、サンホおじいちゃんは鬱陵島にはなくてはならない存在。鬱陵島の人たちに夢と希望、つまり生きる余裕を抱かせてくれる。そんなおじいちゃんにも一生の願い、夢があり…。

<レビュー>
鬱陵(うつりょう)島は日本海に浮かぶ島。
日韓領土問題となっている竹島(韓国名:独島)から900kmの所に位置するらしい。
日本のラジオ放送で気象情報が読まれているらしいです。ほんとかな?
観光業と漁業が盛んな島らしいですが、外国人旅行客はほとんどいないでしょうね。

路上散髪、運動会、食堂での食事、地元の人たちとの立ち話・・・
鬱陵(うつりょう)島に住むイ・サンホというおじいちゃんのごくごく当たり前の日常だけを描いただけです。
東京だと(ソウルもかな?)、老人の一人暮らしは寂しそうに見えてしまうけど、ここでの暮らしはそうは見えない。
どの場面でも地域の人たちの手助けがあり、東京では感じられない優しさや愛が感じられます。

日本の74歳に比べると老けて見えますね。
訛りもひどく、韓国語字幕付きです。
独立映画、ドキュメンタリーへの関心が高まっているけど、ヒットは難しそう。

<鑑賞> 2010/7/18

[サイト内タグ検索] 日本未公開
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ハウスメイド <2010> ★★★★

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2010/ドラマ
監督:イム・サンス
出演:チョン・ドヨンイ・ジョンジェ、ソウ、ユン・ヨジョン

<あらすじ>
白無垢のように純粋な女、大邸宅の下女になる

離婚後、食堂で働きながら明るく生きているウニ(チョン・ドヨン)、乳児教育科を出た経歴のために遥かに身分の高い大邸宅の下女として働くようになる。完ぺきに見える主人フン(イ・ジョンジェ)、双子を妊娠中の洗練された妻ハラ(ソウ)、ウニを母親のように従う6才になるナミ、そして家のことを総括する年老いた下女ピョンシク(ユン・ヨジョン)との生活は、不慣れだが楽しい。
極度に親切な主人に出会った。

そんなある日、主人一家の別荘に同行することになったウニは、部屋に訪ねてきたフンの誘惑に引きずり込まれ、肉体的な関係をもち本能的な幸福を感じる。その後もウニとフンはハラの目を盗んで刺激的な関係を続ける。しかしさほど経たないうちにピョンシクが彼らの関係に感づいて、平穏だった大邸宅に得体の知れない緊張感が漂い始める…。

ついに露になった関係と、隠しきれない秘密…を囲んだ彼らの交錯した欲望が激しく衝突する!

<レビュー>
オリジナルは韓国を代表する故キム・ギヨン監督の1960年の傑作。
今観ても衝撃の展開で描き、当時、アジアで注目された作品だ。
妻の妊娠のために下女を雇うこととなり、その女との関係を持つという軸のコンセプトはオリジナルと同じだけど、設定や結末は異なっている。
一番異なるのは、前作は下女が誘惑していたが、今作は主人が誘惑している点だ。
前作の魅力は「男を破滅に導く魔性の女(たち)」にあったが、今作はどうだろうか?
下女ウニ(チョン・ドヨン)は魔性どころかむしろ被害者だ。
妻の母親が一番の魔性かもしれない。ウニが気の毒で仕方なかった。
チャン・ドヨンの表情が物悲しく、ハマリ役だった。
セクシーさを強調した衣装にしたそうだが、いやらしさはない。
ベッドシーンや入浴シーンで全身ヌードも披露しているが、演技力があるので、こちらもいやらしさは感じない。

オープニングの出来事に疑問を感じながら観ていたが、エンディングに見事に連結されていた。
前作は社会的時代背景をよく映し出していたが、今作は世相を反映させている。
何でもしてあげられる女、何でも欲しがる女、なんでも手に入れる女の欲望が衝突し、見応えはある。
エンディングの衝撃度は強いが、オリジナル版に比べると遥かに劣る。
美術品は相当豪華だが、前作のこじんまりとした家のほうが閉鎖的でスリラー度は高い。
別作品として観た方がいいかもしれない。

<鑑賞> 2010/7/18


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208. ポエトリー アグネスの詩 <2010> ★★★

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詩(시)
2010/ドラマ
監督:イ・チャンドン
出演:ユン・ジョンヒ
受賞:2010 第63回 カンヌ映画祭 脚本賞

<あらすじ>
世の中に向けた彼女の小さな叫びが始まる

漢江に挟まれた京畿道のある小さな都市、古い庶民のアパートで中学校に通う孫とともに暮らすミジャ。彼女は花が飾られた帽子や豪華な衣装で美しく装うのが好きで、好奇心も多い荒唐無稽のキャラクター。
ミジャはある日、町内の文化院で偶然に「詩」の講座を受講することになり、生まれて初めて詩を書いた。入賞するために、今まで何気なく過ごしていた日常に注目し、美を探そうとするミジャ。今まで見ていた全てのものが、まるで初めて見るもののようで少女のように胸を躍らせる。

しかし彼女に予期できない事件が訪れ、世の中が美しいだけではないことを知る…。

<レビュー>
少女の死体が流れてくる川辺での冒頭シーン。
タイトル「詩」から死は連想しづらいですが、この死体が重要な出来事になっています。
この死体をめぐる周囲の人々との関わりと、主人公ミジャが詩に没頭していく過程を描いています。

詩を朗読するシーンが何度もありますが、理解するほどの語学力が私にはなかったようです。
詩の奥深さを読み取ることもできなければ、言葉の美しさもわからないし、情景も目に浮かばなかった。
雨音、せせらぎ、ゆらぐ木々の音などを強調した描写は身近にある美しい物を表現したかったのでしょう。
そういった音や映像だけが画面を支配するシーンはアート系作品が好きな方には楽しめるのかな?
ユン・ジョンヒがフランス在住だからなのか、映画全体がフランス映画風に感じます。
音楽なしなので芸術作品というより文学作品的です。

詩をきっかけに、より美しさを求めるようになったミジャの日常生活。
詩の講師からは「対象をよく見ること」と教えられる。
講師の助言通り、身の回りにある美しい物をよく見始めるミジャだが、少女の死まで深入りしようとする。

この作品において少女の死とは何を意味するのか?
目に見える美しい物の影にある現実の厳しさが込められているようで、美しさと現実で揺れる苦悩や葛藤がみられます。
死因は現実に起こりうる話しだし、この辺の社会問題の描き方はイ・チャンドンらしさを感じます。
老人の性問題などのエピソードも取り入れています。

詩の理解度で評価が分かれそうですが、私は日本語字幕で再度観る必要があります。
ちょっと難解度が高めだったかな。。。

<鑑賞> 字幕なし 2010/7/11
[サイト内タグ検索] イ・チャンドン監督
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2009年 興行成績

작업기준일시 : 2009/08/24 10:00
順位タイトル영화명封切日入場観客数上映館数
1海雲台해운대 2009/07/22 11,397,097 1718 
2国家代表국가대표 2009/07/29 8,089,783 1724 
37級公務員7급 공무원  2009/04/22 4,078,316 1619 
4過速スキャンダル과속스캔들 2008/12/03 8,280,308 1377 
5霜花店쌍화점 2008/12/30 3,772,976 1351 
6亀走る거북이 달린다 2009/06/11 3,052,459 1459 
7母なる証明(原題:マザー)마더 2009/05/28 3,003,538 1535 
8牛の鈴音워낭소리 2009/01/15 2,952,579 607 
9グッドモーニング・プレジデント굿모닝 프레지던트 2009/10/22 2,572,008 1444 
10田禹治전우치 2009/12/23 2,469,504 1173 
11渇き박쥐 2009/04/30 2,223,429 1337 
12私の愛私のそばに내 사랑 내 곁에  2009/09/24 2,146,892 1322 
13エジャ애자 2009/09/09 1,922,833 1405 
14影殺人그림자 살인 2009/04/02 1,910,847 1203 
15チャウ차우 2009/07/15 1,791,708 1171 
16炎のように蝶のように불꽃처럼 나비처럼  2009/09/24 1,682,244 1298 
17残念な都市유감스러운 도시 2009/01/22 1,542,997 1058 
18作戦작전 2009/02/12 1,537,104 1308 
19チョンダム菩薩청담보살 2009/11/11 1,304,671 1213 
20キングコングを持ち上げる킹콩을 들다 2009/07/01 1,277,042 1205 
21仁寺洞スキャンダル인사동 스캔들 2009/04/29 1,201,271 1105 
22シークレット시크릿 2009/12/03 1,050,587 1072 
23白夜行백야행 2009/11/19 952,108 1011 
24マリンボーイ마린 보이 2009/02/05 834,018 913 
25キム氏漂流記김씨표류기 2009/05/14 732,611 914 
26悲しみよりもっと悲しい話슬픔보다 더 슬픈 이야기 2009/03/11 724,357 1079 
27女子高怪談5실종 2009/03/19 651,547 882 
28失踪여고괴담 5 2009/06/18 651,282 1087 
29携帯電話핸드폰 2009/02/19 629,962 958 
30ホン・ギルドンの末裔홍길동의 후예 2009/11/26 615,972 1092 
31イテウォン殺人事件 이태원 살인사건 2009/09/10 535,027 693 
32女優たち여배우들 2009/12/10 513,286 759 
33オガムド 오감도 2009/07/09 442,184 815 
341010억 2009/08/06 439,320 653 
35執行者집행자 2009/11/05 391,028 876 
36国家代表完結版국가대표 완결판-못 다한 이야기 2009/09/10 354,115 202 
37チョン・スンピル失踪事件정승필 실종사건 2009/10/08 323,158 682 
38きみに微笑む雨호우시절 2009/10/08 289,699 900 
39ヨガ学院요가학원 2009/08/20 270,830 687 
40不信地獄불신지옥 2009/08/12 250,280 534 
41うちにどうして来たの우리 집에 왜 왔니 2009/04/09 219,318 671 
42プサン부산 2009/10/15 161,367 496 
43ペントハウス象펜트하우스 코끼리  2009/11/05 142,775 604 
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ぼくのエリ 200歳の少女/Let the Right One in <2008/スウェーデン>

let the right one in



[制 作 国] スウェーデン
[製 作 年] 2008
[原 題] Låt den rätte komma in 
[英 語 題] Let the right one in
[ジャンル] ホラー、ミステリー
[監 督]  トーマス・アルフレッドソン
[出 演] カレ・ヘデブラント、リナ・リーンデーソン
[受 賞] 60受賞、17ノミネート
[時 間] 115分
[言 語] スウェーデン語音声/英語字幕
[一般公開] 32ヶ国


ヴァンパイア映画というと近年では成人男性のワイヤーアクション映画が多いような気がするけど、これは全く趣の異なる作品でした。
主軸に12歳の少年とヴァンパイアの恋ストーリーがあるからです。

父親が別居中にために学校でいじめられている少年オスカーとヴァンパイア。
類は友をよんだのでしょうか。孤独なもの同士が自然と惹かれあう淡い恋。
ゆったりとした流れとスカンジナビアの雪景色との調和が美しい作品でした。

冬のスウェーデン。
日照時間が極端に短いので、ヴァンパイアには都合がいいですね。
薄暗い雪景色で、大げさで人工的な演出がなく、本来の薄気味悪いヴァンパイアを思い起こしてくれます。
かわいい子供という設定にも意外性があってよかったです。
でも白夜の時はどうするのかしら???

ヴァンパイアと一緒に住む男性がヴァンパイアのために血を調達するのですが、
雪景色の中、木から吊るし採取するシーンがあります。
通りがかりの真っ白い犬が不審そうに見つめるのが幻想的でした。
そして、私の一番好きなシーン。体育の授業、凍った湖でスケートをするシーンです。
生徒「先生、おしっこしたい」
先生「あっちの木の陰でしてきなさい」
生徒「氷の上で?」
先生「そうだよ。それが新しい氷になるんだよ。黄色のね」

同じような体験があるので、なんとも北欧らしいと思ったシーンでした。
ところどころセンスのよさが光っていました。
ハリウッドでリメイク決定しています。
どう調理されるのか興味はありますが、この雰囲気のある美しさは失わないでほしいな。
ハリウッド版は2010年秋公開予定です。



以下、ネタばれ注意です。。。。
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206. ベストセラー <2010> ★★★

bestseller.jpg
ベストセラー/베스트셀러/Bestseller
2010/117分/ミステリー
監督:イ・ジョンホ(『スーパーマンだった男』などで助監督)
出演:オム・ジョンファ、リュ・スンリョン、チョ・ジヌン、イ・ドギョン、パク・サラン、チェ・ミョンス

<あらすじ>
「必ず再起しなければならない!」
10年余り大韓民国最高のベストセラー作家として君臨してきたペク・ヒス。発表した新作小説が、ある公募展の審査委員を引き受けたときの作品を盗作したという疑惑を受けたヒスは、一瞬にして社会的な名声を失い、結婚生活にまで支障をきたす。そして2年間、創作できない状況に陥っていたヒスは、昔からの友人で出版社の編集長の勧誘で華やかな再起を夢見て、娘ヨニとともに田舎の人里離れた別荘に向かう。

「ヨニ、ママが聞いてあげる。ママにみんな話してみて…」
彼女たちが訪ねた別荘。そこは堅く閉ざされた2階の隈、間欠的に家全体に響く奇怪な進攻音、作業室の天井に徐々に広がる黒いカビなど、理由が分からない背筋が寒くなるような雰囲気を漂わせて、ヨニは「お姉さん」と呼ぶ正体が分からない誰かと会話をし始める。創作に渇望していたヒスは、順次ヨニが話す別荘で起こった背筋が寒くなるような話に執着して、結局その話を小説として完成させる。そしてもう一度ベストセラー作家として再起に成功する。

「絶対盗作であるはずがない!私が明らかにする!」
しかしその話さえ、すでに10年前に発表された小説と同じ内容であることが明らかになり、彼女はもう一度盗作論議の渦中に立つ。絶対盗作であるはずがないと主張するヒスは、別荘にある何かが同じ文を書くようにさせたと信じ、盗作疑惑を脱ぐために村に降りて行く。そしてそこで自身の小説と別荘にまつわる、ミステリーな事件と遭遇する…彼女は隠された真実を追って必死に追跡を始める!

<レビュー>
珍しく盗作を題材にした作品。
歌手の盗作疑惑が蔓延しきっている韓国において、盗作ネタはいかがなものか?
歌手の場合、疑惑曲の活動停止程度の処分で終止符を打たれることが多いので、小説作家もそんなもんかと思いきや、この作品においてはたった一度の盗作で一気に名声を失っている。韓国での意外な盗作の扱い方に興味を惹かれた。この盗作疑惑が本作ではミステリー要素のツールとして使われている。

盗作疑惑をかけられた作家ヒスは人生の再起をかけて友人の別荘に引っ越す。この別荘が薄気味悪い。生活感がなく、きしむ床や薄暗い雰囲気に恐怖を煽る音楽。そして、山奥という環境。更に町の住人達の行動もなんかおかしい。銃で捕えた獲物のさばき方はグロテスクで、快楽殺人を連想させる。深夜に観ていたので、あまりの恐さに途中中断し、続きは明るい昼間に鑑賞することにした。

娘ヨニは自分には見えない誰かから聞いたという話を興味深く話し始める。半信半疑の母ヒスであったが、あまりにも面白い話で本として出版し、晴れてベストセラー作家に舞い戻ることになる。しかし、これもまた盗作疑惑をかけられてしまう。
想像力の豊かな方なら、容易に想像ついていたかもしれないが、私には衝撃的なヨニの身にふりかかった出来事。この出来事と娘ヨニの存在がミステリー度を更に深めていっている。

自ら盗作疑惑を晴らすために一つ一つ鍵が解かれるごとに別荘の薄気味悪かった理由も判明していく。一気にスピードが増して、目が離せなくなります。極限状態での狂気的な役は「オーロラ姫」を彷彿させたが、設定とキャラクターがうまくマッチしていて、面白さはこちらが勝る。
オム・ジョンファ、脱がなくてもいい役者さんだったのね。

<鑑賞> 字幕なし 2010/7/5


[サイト内タグ検索] チェ・ミョンス
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205. もしあなたなら 6つの視線 <2003> ★★★

六つの視線/여섯개의 시선/If You were Me
2003/28分(第6話のみ)/12歳以上
監督:パク・チャヌク
出演:チャンドラ・クマリ・グルン、オ・ダルス

<あらすじ>
韓国人権委員会が6人の実力派監督に依頼して制作した“人権”がテーマの傑作短編オムニバス。
それぞれのユニークな視線から差別問題を問う作品。

1990年代のある日,ソウルのある繊維工場で補助ミシン師の仕事をしていたネパール労働者チャンドラ・クマリ・クルンは,
工場近くの食堂でラーメンを食べる。
財布を忘れたチャンドラは,代金を払えず,食堂主人は,彼女を警察に訴える。
警察は,韓国語ができないチャンドラを精神病者と扱い,
結局,彼女は,6年4か月の間,精神病院に収監されてしまうことになる……。

<レビュー>
韓国でのタイトルは「믿거나 말거나, 찬드라의 경우」「信じようが信じまいが、チャンドラの場合」という意味である。
チャンドラというネパール人女性の視点、目線で描かれたドキュメンタリータッチの作品です。
彼女の話す片言の韓国語は精神障害者の話す韓国語に聞こえるからといい、何年も精神病院に収監されてしまうというお話。
抑揚のない話し方は確かに障害者の話し方に似ているようにも聞こえます。
でも、障害者相手ならもっときちんと接するべきでしょ?
彼女の捜索願が出されていたにも関わらず、ろくに調べもせずに。
障害者への無関心さ、怠慢さが差別に発展していることを述べています。

劇中に出てくる「Never Ending Peace And Love」という言葉。
平和と愛は決して終わらないってキレイな言葉ですよね。
頭文字を取ると、実は「N.E.P.A.L」になるんです。
チャンドラの出身地ネパールはそんな地なのかしら?
現在はチャンドラは平和と愛が決して終わらないネパールに戻り、幸せそうに暮らしています。
たった28分に込めた皮肉。
韓国(日本も)に平和と愛は訪れるのかしら?
[サイト内タグ検索] パク・チャヌク監督
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204. ハハハ(夏夏夏) <2010> ★★

hahaha.jpg
ハハハ(夏夏夏)/ 하하하
2010/115分/ドラマ
監督:ホン・サンス
出演:キム・サンギョン、ユ・ジュンサン、ムン・ソリキム・ガンウ
受賞:第63回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 最高賞

<あらすじ>
二人の男が語る夏の統営での出来事
カナダに移民する決心したムンギョン(キム・サンギョン)は、先輩チュンシク(ユ・ジュンサン)に会って、清渓山の麓でマッコリを飲む。二人とも少し前、それぞれ統営に旅行したことが分かり、マッコリを飲みながらそこでの楽しかったことを一つずつ話すことにする。

ムンギョンの話。統営の観光解説者ソンオク
「統営にいる母(ユン・ヨジョン)の家に泊まることになったムンギョンは、統営を歩き回って観光解説者ソンオク(ムン・ソリ)に出会い彼女につきまとい始める。ソンオクの恋人で海兵隊出身のチョンホ(キム・ガンウ)とぶつかるが、ついにソンオクの心をつかむことに成功して、一緒に移民しようと説得までする。
チュンシクの話。統営に一緒に行った女ヨンジュ
チュンシクは結婚しているが恋人ヨンンジュ(イェ・ジウォン)がいて、一緒に統営に旅行してきた。恋人はチュンシクに、離婚して自分と結婚することを要求し、チュンシクは苦しむ。統営を訪れている詩人チョンホとは親しい間柄で毎日のように飲み歩き、チョンホの恋人でアマチュア詩人のソンオクとも知りあいになる。

酒の肴がわりに夏の出来事を話していた二人の男。しかし話を聞いてみると彼らは同じ人々に会っていた!ただ楽しかったことだけを話すというニ人の男の漫談のようなコメントが、清々しい統営で起きた二つのカップルと憂鬱な詩人の出会いを、微妙な色合いの絵の具で完成していく。

<レビュー>
男2人が夏の出来事を語り合う場面を白黒の静止画にすることによって、回想シーンがより強調されています。
静止画と動画切り替えのタイミングが絶妙。
この映画の題名は感嘆詞のハ、夏を現わす漢字のハ、笑い声のハを組み合わしたそうです。
観終わると、緻密に計算されてつけられたタイトルだということがようやくわかる。
タイトルと内容も絶妙にリンクしています。

ホン・サンス監督は出演者に本番当日まで台本を渡さないそうです。
予め役作りをせずに、自然な振る舞いを期待しているのでしょうかね。
この作品に限らず日常生活をありのままに描いているので、そのほうが現実味が増すのかもしれません。
確かに、現実に起こり得る話しで、生活感には溢れていますね。

アドリブも許さないそうです。
だからか、自由がなく、型にはまった感じで、窮屈に感じてしまう。
遊び心もないし、クライマックスもないし、私はこのスタイルがとっても苦手です。

カンヌに何度か出品していて、この作品でやっと「ある視点」部門 最高賞を受賞。
ホン・サンス監督のスタイルを真似る若手の監督たちが多いとよく聞きます。
一方では、ホン・サンス監督作品は以前よりはるかにやわらかくなり、一般観客にも見やすくなった、と。

残念ながら、私にはまだまだ見にくい作品でした。

<鑑賞> 字幕なし 2010/7/4

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誰がアボジですか <北朝鮮ドラマ>

누가 아버지입니까?/誰がアボジですか?
北朝鮮中央テレビ放送

妻は、義理の父のことも夫のこともアボジ(お父さん)と呼んでいる。
妻は夫の薬(高血圧)を頼んだつもりだったが、薬剤師さんは義理のお父さん用だと勘違いし、薬を飲ませてしまう。
そんな嫁の間違った呼び方で招いた出来事を描いています。

ちゃんとオチがあり、北朝鮮でこんなコメディータッチのドラマがあることに驚きでした。
日本でも旦那さんのこと「お父さん」とか「パパ」って呼んだりもしますよね。
名前で直接呼びあう国ではこんな勘違いはないんでしょうが、日本でも有り得る話だなと思いながら観てました。

軍事映画や朝鮮中央テレビのニュースなんかだと、私はほとんど聞き取れないのですが、
この作品は口調や表現がすごくわかりやすく、子供がみる教育テレビ風な作りでした。
おそらく平壌を舞台にしていると思いますが、日常生活や街の風景も少々垣間見れます。
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