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(未) No Return <2010/アルゼンチン=西> ★★★★

sin retornoSin retorno
2010/104min/アルゼンチン=スペイン
ドラマ、スリラー
監督/脚本:Miguel Cohan(監督デビュー作)
脚本:Ana Cohan
出演:レオナルド・スバラグリア、バルバラ・ゴエナガ、アナ・セレンターノ、フェデリコ・ルッピ、Martin Slipak、Bárbara Goenaga
IMDb評価:6.8/10

社会度 ★★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★
脚本 ★★★★ 
演出 ★★★
演技 ★★★★

sin retorno2パブロは深夜、自転車で帰宅中、書類が風に舞ってしまい、道路の真ん中で拾い上げていると車が突っ込んできてしまった。幸いなことに被害は自転車だけで、パブロに怪我はなかった。運転手フェデリコもそれを確認し、その場を去った。ところが、パブロは壊れた自転車をいじっていたら今度は他の車が突っ込んできてしまった。ついにパブロは帰らぬ人となってしまう。運転手マティアスは救急車を呼びはしたが、怖さのあまりその場を後にし、両親には車が盗まれたと嘘をついてしまう。そして、最初の運転手フェデリコが逮捕されてしまった…。

監督は、「木曜日の未亡人(2009)」のマルセロ・ピニェイロ監督の助監督を務めていたMiguel Cohanの監督デビュー作。
出演は、「娼婦と鯨(2004)」「NAKEDマン・ハンティング(2007)」「木曜日の未亡人(2009)」のレオナルド・スバラグリア、「TIME CRIMES タイム クライムス(2007)」のバルバラ・ゴエナガ、「失われた肌(2007)」「木曜日の未亡人(2009)」のアナ・セレンターノ、「クロノス(1992)」「パンズ・ラビリンス(2006)」のフェデリコ・ルッピ。

sin retorno1最初の運転手フェデリコはまさかパブロがその後亡くなっていたと想像することもなく、車を修理に出してしまっていた。事件直後のことでもあり、事故目撃情報や、車の損傷からフェデリコが容疑者として逮捕されてしまった。自分は自転車を轢いただけだど主張するが、弁解の余地はなく、刑務所に送られてしまった。冤罪で刑務所にぶち込まれてしまったフェデリコの復讐劇がスタートする。

全く接点のないフェデリコ、マティアス、パブロの3人のある晩の様子が並行して描かれ、家庭事情もよく作り込まれている。1件の交通事故で3人は結びつき、以降ストーリーはシリアスな方向へと移行し、最後まで目が離せない。一夜にして一転してしまう悲劇を描いており、復讐劇が軸となるが、一味違う心理スリラーになっている。テーマは良心の呵責、贖罪、赦し。

冤罪で捕まってしまったフェデリコ、事実を隠し怯えるマティアスとその両親、亡くなったパブロの父親の視点で展開しており、それぞれの心理状態に伴う行動を対比させるように描く奥行きのある複雑構造になっている。恐ろしいのは、ここで描かれていることは悪意のない交通事故が発端で、いつ自分の身に降りかかるかわからないほど身近に潜んでいるということ。それぞれが追い込まれていく心理に迫ったストーリー展開といい、演出、演技全てにおいて文句のつけようがない完成度。本人の良心に委ね、余韻を含ませた結末もいい。

<鑑賞> 2012/4/6
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(未) Penumbra <2011/アルゼンチン> ★★★★

penumbra.jpgPenumbra
2011/90min/アルゼンチン
ホラー、スリラー
監督/脚本:アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ、ラミロ・ガルシア・ボグリアーノ
出演:クリスティーナ・ブロンド、Camila Bordonaba、Berta Muñiz
IMDb評価:6.1/10

社会度 ★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 なし
ゴア度 ★★(スプラッターあり)

脚本 ★★★★ 
演出 ★★★
演技 ★★★

penumbra1.jpgマルガリータは父の遺産のアパートを相続していた。借りたいという人が見つかり、アパートの前で待ち合わせをしていたがなかなか現れない。痺れを切らし部屋へ上がると、すでに男女が部屋の前にいた。さっそく部屋を案内をすると気に入ってくれ、その人に貸すこととなった。契約に必要な書類をもってくるという男性に電話を掛けたいが、携帯を忘れたため貸して欲しいと言われ、マルガリータは快く貸し、その間向かいのスーパーで買い物をすることとした…。

監督は「36 PASOS (2006)」「ザ・ヘル ネクストステージ(2008)」(どちらも未見)のスペイン人アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ監督の長編9作目。4作品は日本でもソフト化しているので、本作もあり得るかも。出演は、「スパニッシュ・アパートメント(2002)」「ロシアン・ドールズ(2005)」のクリスティーナ・ブロンド。

penumbra2.jpgマルガリータの携帯は終始鳴りっぱなしで所構わず出てしまう。字幕が目で追い切れないほどの会話量と感情的な話口調、身勝手な態度がどうも好きになれない。
失くした鍵を探しにアパートと買い物に行ったスーパーを行ったり来たり、今度は携帯の充電が切れ、電話を借りに下の階へ行ったり来たり。マルガリーターはとにかく落ち着きがなく、いちいち癇に障るキャラクター。その設定が伏線となり結末まで上手に活かされている。

部屋の前にいた男女がアパートを借りにきた人たちだと勝手に勘違いしてしまったことが事の全ての発端。マルガリータはその場の感情だけで行動するタイプで、物事を深く考えない。訪ねてきた男女にはそんな安易なマルガリータのキャラクターは好都合であり、二人のペースにどんどんはまっていってしまう。そんなことにも気付かず振り回されるマルガリータをうまく利用しようと企んでいる男女の仕草や目配せがいちいち気味悪く、マルガリーターが部屋を離れる度に仲間は増え、気味悪さも一層増していく。

タイトルは日食の意。皆既日食が予告された当日を背景としており、何が起こるのか誰にも予測できない日でもある。この日に起きたことは奇跡的体験だったのか?それとも妄想だったのか?世の中、理屈では説明できないことが数多くあるけれど、なんとも後味が悪く、こんな気味の悪い映画初めて観た。現実だったのか妄想だったのか、境目を曖昧にし、解釈は観る側に委ねているが、クライマックスとなる終盤の強烈さはトラウマになりそう。世の中で一番怖いのって幽霊なんかじゃなくて、何を考えているかわからない人や理屈が通らない人、洗脳されている人…。本作の登場人物はそんな人たちばかりだった。

かなり癖のある監督だとは聞いていたが、もう少し追っかけてみたいと思った。

<鑑賞> 2012/4/19
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(未) Wasted Youth <2011/ギリシャ> ★★★☆

wastedyouth.jpg
Wasted Youth
2011/122min/ギリシャ
ドラマ
製作/監督/脚本:Argyris Papadimitropoulos、
監督/脚本/撮影:Jan Vogel
出演:Haris Markou、Ieronymos Kaletsanos、Arthouros Kiviliov
IMDb評価:6.2/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★

脚本 ★★★ 
演出 ★★
演技 ★★★

wastedyouth1.jpgあてもなく友人たちとスケボーをする16歳の青年ハリスと警察官の中年男性ヴァシリスの二つのストーリーを並行してドキュメンタリー風に描いている。平凡な日常を垂れ流すだけで特にあらすじはない。

あれこれうるさい父親とは顔を合わせる度に喧嘩、友人たちと過ごす合間に入院中の母を見舞う程度で、あてもなく友人たちとつるむだけでハリスの一日は過ぎ去っていく。一方、警察官のヴァリシウスも14歳の反抗期の娘と妻のためにだけに面白くもない警察官を続け、つまらない時間が流れるだけであった。

2人は世代は違うものの、人生に目的がないという共通点がある。しかし、16歳のハリスは自由を謳歌し、楽観的。今の生き方ではいけないことに本人はまだ気が付いていない。一方、中年のヴァシリスは人生に見切りをつけ悲観的に描かれている。世代も境遇も違う2人を対照的に描き、人生の意味や運命を考えさせてくれる作品。

wastedyouth2.jpg監督は「Bank Bang(2006)」に続く2作目となるArgyris Papadimitropoulos。撮影に携わるJan Vogelはドキュメンタリー出身。

平凡でありきたりな日常生活を映しているだけだが、作り過ぎないエピソードはリアル感があり、独特なカメラワークが飽きさせない映像になっている。視点もユニークでオリジナリティーがある。一歩下がった視点で、キャラクターの心理までは掘り下げられていない。感情移入しにくく客観的に観ることができるが、多くの人は平凡すぎてつまらないという感想を持つかもしれない。彼らの生き方は人生の縮図として見ることもでき、財政危機のギリシャが舞台というのも感慨深いものがある。私には日本のそう遠くない未来に見えてしまった。

<鑑賞> 2011/4/11




[サイト内タグ検索] 日本未公開
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ウルフクリーク 猟奇殺人谷 <2005/豪> ★★

レンタルしてます。

wolf.jpgWolf Creek
2005/99min/オーストラリア
ホラー、スリラー
製作/監督/脚本:グレッグ・マクリーン(長編デビュー作)
出演:ジョン・ジャラット、カサンドラ・マグラス、ケスティー・モラッシ、ネイサン・フィリップス
IMDb評価:6.3/10

社会度 ★
哲学度 なし
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★
ゴア度 ★★
脚本 ★★ 
演出 ★★
演技 ★★★

wolf1.jpg若者3人(男1人、女2人)は観光でシドニーから“Wolf Creek”に向かっていた。中古の安い車を買い、3人で交代しながら運転し、ようやくクレーター入口に到着した。看板には“この先3キロ”と書いてある。車を降り、歩いて火口付近まで見学を終え戻ってきたら、車のエンジンがかからない。人が通るところではなく、車の中で一夜を明かそうとした矢先、一台のトラックがやって来た。親切にも家へ招いてくれるというが…。

監督は本作が長編デビュー作となるグレッグ・マクリーン。2作目「マンイーター(2007)」が2012年4月14日より劇場公開。続編「Wolf Creek2」が製作段階に入っている。出演は「ピクニックatハンギングロック(1975)」の ジョン・ジャラット。

wolf2.jpgオーストラリアでは毎年30,000人の失踪届が提出され、90%は1カ月以内に発見されるが、残りは永遠に見つからないという。本作はバックパッカ―を狙った実際の誘拐事件を背景としている。

超ド定番の監禁・脱出ストーリー。逃げても見渡す限り続くのは広大な大地で人気(ひとけ)はなく、ハリウッド物よりもスケールは大きいのだが、ネタや小道具が少ない。流れや展開が読めてしまい、被害者も少なく呆気ない感じ。男1人+女2人という設定も恋の予感を匂わせておきながら、蛇足が多い。ゴア度は低くないのだが、どこか物足りなさが残る。

オーストラリアの雄大な大地を舞台としており、美しすぎる景色も楽しめるが、乾いた大地同様、殺伐としたエンディング。もしかしたら続編を見据えた結末なのかもしれないが、ちょっと尻つぼみ。

<鑑賞> 2012/4/15
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ザ・マッドネス 狂乱の森 (原題:Kalevet) <2010/イスラエル> ★★★★

レンタルしてます。

rabies.jpgKalevet/Rabies
2010/94min/イスラエル
コメディー、ホラー
監督/脚本/編集:ナヴォット・パプシャド、アハロン・ケシャレス(監督デビュー作)
出演:ヘンリー・デビッド、リアット・ハルレヴ、アニア・バクスタイン、ヤエル・グロブグラス、ラン・ダンケル、オフェル・シェヒター、ダニー・ゲヴァ、メナシェ・ノイ、ヤーロン・モトイラ
IMDb評価:6.0/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★
ゴア度 ★★
邦題のセンス ★(その通りの意だけど、これじゃ誰も借りないでしょ!?)

脚本 ★★★★ 
演出 ★★★
演技 ★★★

rabies2.jpg車でテニスの試合に向かう男女4人は男をはねてしまった。病院に連れて行こうとするが、穴に落ちた妹を一緒に探して欲しいと頼まれ、男性2人は共に森へ入る。一方女性陣は警察に通報するが、駆けつけた警察はセクハラ男だった。この男から逃げるために森へ入るが…。

監督、脚本、編集をナヴォット・パプシャドとアハロン・ケシャレスの2人がこなしている。本作が監督デビュー作となる。出演は、「Eyes Wide Open(2009)」のラン・ダンケル

言葉があまり聞き慣れないヘブライ語なだけで、導入はくだらないハリウッドB級映画と何の変わりもないのだが、話はどんどん膨らみ、これ、かなり面白かった。せっかく我が国でレンタルしているのに、全く興味をそそられない邦題で可愛そう。監督デビュー作のようだが、とにかく脚本がいい。英題“Rabies”は狂犬病の意。狂犬病が広がって行くかのごとく、一度関わったがために負の連鎖に巻き込まれる悲劇をブラック満載で描いている。

rabies1.jpg舞台はとあるイスラエルの森。登場人物は兄妹、森林警備員、テニスの試合に向かう男女4人、警察官で偶然その場に居合わせた人たち。穴に落ちた妹が監禁され、その後行方不明となってしまったことから悲劇は始まった。

通常のホラーだと殺人魔との対決になるが、定番ホラーとは方向性が全く異なり、独自の世界感を放つ自爆系ホラー。ごくありふれた白昼の森に殺人魔がいる恐怖感を与えつつ、全く別の次元で思わぬ落とし穴があり、勘違いや嫉妬で突如、被害者が加害者になったり、話はどんどんこじれ全く予測つかない展開にハラハラドキドキ。人助けのつもりで手を差し出したにも関わらず、事態は思わぬ方向へと転がって行く様は現実にも十分起こり得る話でもあり、妙に説得力がある。登場人物の数だけドラマがあり、社会的な問題定義もされ、切なさが募るストーリー展開。世の中ってほんと理不尽。ちゃんとオチまで用意されてます。出演者も美形だらけ。

<鑑賞> 2012/4/14

[サイト内タグ検索] ラン・ダンケル
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(未) Beyond <2010/スウェーデン=デンマーク=フィンランド=ノルウェー> ★★★

beyond.jpgSvinalängorna/Beyond
2010/99min/スウェーデン=デンマーク=フィンランド=ノルウェー
ドラマ
監督/脚本:ペルニラ・アウグスト(Pernilla August)
原作:Susanna Alakoski
出演:ノオミ・ラパス、オーラ・ラパス、オウティ・マエンパー、Ville Virtanen
IMDb評価:6.9/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★

脚本 ★★★★ 
演出 ★★★★
演技 ★★★★

2012年(第84回)米国アカデミー賞 外国語映画賞スウェーデン代表作品

beyond1.jpg夫と2人の子どもと幸せに暮らすリーナの元に1本の電話がかかってきた。もう何年も会っていない母からであった。会話することなく電話を切ったが、今度は病院からかかって来た。余命いくばくもない母が面会を希望しているという内容だった。リーナの脳裏には母との思い出が蘇る…。

監督は、「愛の風景(1992)」でカンヌ女優賞を受賞したペルニラ・アウグストの長編監督デビュー作。
「ペレ(1987)」「愛の風景(1992)」でパルムドールを受賞したビレ・アウグスト監督の元妻である。 
出演は、「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパス、夫役は当時実生活でも夫だったオーラ・ラパス、「ハンネス、列車の旅(1998)」のオウティ・マエンパー。

beyond2.jpg母との再会は過去との対峙であった。面会に行くかどうか悩むリーナの脳裏に浮かぶのは幼少時代の出来事。リーナの両親はフィンランド移民で、1970年代、家族4人でスウェーデン南部に引っ越してきたところから回想されていく。父親の虐待、母親のアルコール中毒、育児放棄といった家庭環境で弟をかばいながら姉としての役目を果たすリーナの苦悩が描かれ、なぜ母と疎遠になり、再会を拒むのか、弟と父親はどうなったのかが徐々に明かされていく。

現在幸せに暮らすリーナに暗い過去があったことは、子どもはおろか、夫ですらほとんどを知らず、リーナの心の奥底に封印されてきたこと。封印してきた出来事を思い起こすことでリーナの感情が爆発する。一人で悩み苦しむ姿を見て、夫婦関係にもヒビが入り始める。実生活での夫婦が本作でも夫婦役を演じているが、本作の撮影後にラパス夫妻は離婚している。ストーリーと事実が重なり、複雑な気持ちになってしまった。

現在の悩む姿と過去の出来事が入り混じった構成となっているが、ストーリーがうまくリンクしており混乱することはない。嫌な思い出はいつしか心の闇となり、つきまとう存在となる。過去は過去として受け止めることができなければ前に進むことはできない。過去と対峙することでのリーナの心境の変化がよく表現されており、初監督作とは思えない力量を感じる。ノオミ・ラパスの演技が素晴らしい。毎回違った役柄で完璧な役作りには関心させられる。

<観賞> 2012/4/18

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クロストロフォビア [閉所恐怖症] <2011/オランダ> ★★★

2012/06/02 DVDレンタル開始

claus.jpg
Claustrofabia
スリラー
2011/90min/オランダ
監督:ボビー・ボアマンス(Bobby Boermans)(長編監督デビュー作)
脚本:ロバート・A・ヤンセン(Robert Arthur Jansen)
出演:ドラガン・バケマ、アリソン・キャロル、Jappe Claes、カロリーン・スプアー、シス・ロマー、
IMDb評価:7.0/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★
ゴア度 ★

脚本 ★★★ 
演出 ★★
演技 ★★★

claus1.jpg医学生のエヴァは新しいマンションに引っ越し、新しい生活を始めようとしていた。学業よりも女優のオーディションを優先しており、その日もオーディションを無事済まし、友人とクラブに遊びに行っていた。同じマンションに住むアレックスを偶然見つけ、一緒に盛り上がっていた。家へ戻り、自分のベッドで休んだはずが、目を覚ましたら見知らぬ地下室で寝かされていた。しばらくすると、マスクを被った男性が食事を運んでくるが、エヴァは一体何の目的で監禁されているのかわからない…。

監督は本作が長編デビューとなるBobby Boermans。出演は、「裸の診察室(2010)」のドラガン・バケマ、体操選手出身のアリソン・キャロル。

claus2.jpgエヴァが引っ越すと、向かいの部屋の窓越しからいつも見ている男がいたり、ドア穴から覗く者もいたり、登場人物が少ないにも関わらず犯人候補として何人か用意されている。エヴァはきちんと食事を与えられ、性的虐待も受けていない。犯人の隙を見計らって逃げようとするのは監禁映画では当然の成り行きだが、割と早い段階で犯人は明かされ、監禁目的が何なのかが見所になっている。細かい配役のキャラクター設定もしっかりしており、オチまで用意されており、結構見応えがあった。

ネタバレ。結末まで触れています。ご自身の判断で反転して読み進めてください。
同じマンションに住むアレックスは、数年前の交通事故で妻を植物人間にさせてしまい、医師のアレックスは自宅で看病していた。肝臓移植が必要だがドナーは見つからず、監禁目的は肝臓移植であった。全て計画的で地下室には監禁部屋と手術室を完備。麻酔で眠らせている間に、エヴァの肝臓を1つ妻に移植してしまった。
最後に、オランダでは年間200人が腎臓ドナー不足で亡くなっているというメッセージが流れる。実際にこういう事件も起こり得ると思わされた矢先、何とこの事件はエヴァが受けたオーディションだったというオチだった。

<鑑賞> 2012/3/31
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(未) I'm Glad My Mother Is Alive <2009/仏> ★★★★☆

本作のクロード・ミレール監督が4月4日に死去されました。日本でもニュースになったのかな?本作鑑賞後にいろいろ検索していて知りました。
この日は眠れなくて、ずっと観ようと思いながら置き去りにしていた数十本の中から本作を何気なくチョイス。
しばらく遠のいていたフランス映画&私にとって初ミレール作品&亡くなった時刻と鑑賞時刻が重なっているという偶然。
ご冥福をお祈り申し上げます。

Im gladJe suis heureux que ma mère soit vivante/I'm glad my mother is alive
2011/90min/フランス
ドラマ
監督:クロード・ミレール、ネイサン・ミレール
出演:ヴァンサン・ロティエ、ソフィー・カターニ、クリスティーヌ・チティ
IMDb評価:6.5/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★

脚本 ★★★★ 
演出 ★★★★
演技 ★★★

5歳の時に弟と一緒に養子に出されたトマはずっと母親のことを覚えており、憎み続けていた。それでも12歳の時に母親の住所を探し出し訪ねるが、母親はトマのことがわからない。思わず「家を間違えた」と嘘をつき母の家を後にした。その後、20歳になって、アルツハイマーの養父を施設に送る途中、母が住む住宅の前を通ったことをきっかけに、再び母を訪ねた。そして、育ての母には就職先が変わったと嘘をつき、産みの母の家で生活を始める…。

Im glad2監督は、「一番うまい歩き方(1975)」「ある秘密(2007)」のクロード・ミレールと息子のネイサン・ミレールの共同作。出演は、「ナルコ(2004)」「天使の宿り木(2004)」のヴァンサン・ロティエ、「トムボーイ(2011)」ソフィー・カターニ、「譜めくりの女 (2006)」クリスティーヌ・シティ。

弟にとっての母とは育ての母のみ。トマにとっての母は、産みの母?それとも、育ての母?
1歳の時に養子に出された弟には産みの母の記憶がなく、関心すらない。一方、物心がついた頃に捨てられたトマは心の中で憎み続けていた。育ての母の愛情に素直に答えられないトマは自身のアイデンティティーにいつも悩んでいた。“I'm glad that my mother is alive(お母さんが生きててよかった)”という言葉の重みが胸に突き刺さる愛憎劇。

衝突を繰り返しながらも心の距離を埋めようとするトマと産みの母のぎこちない共同生活。憎みながらも思い続けた産みの母は心のどこかではまだ母でもあり、時には初恋のような存在。共同生活は恋人との同棲生活のようでもあった。アイデンティティーに悩んできたトマは産みの母との生活で初めて自身の居場所を見つけたかのようにも見え、表情がどんどん明るくなっていく。一度はトマを捨てた産みの母だが、トマの気持ちを全て受け入れる懐の厚さに母の強さを感じた。

Im glad1育ての母+トマ、育ての母+トマの弟、産みの母+トマ、産みの母+異父兄弟。限られた登場人物の中でいろんな形の“母+息子”のエピソードを比較させるかのように静かに描き、心情を掘り下げていく。登場人物は多くを語らないものの、それぞれの立場によって様々な複雑な思いを抱えていることがそこはかとなく伝わる演出が巧み。

トマはなぜ敢えて困難な道を選ぼうとするのか。弟のように育ての母に委ねれば普通の幸せがあったであろうに。自分の気持ちに正直に生きることが正しいとは限らないが、逆らうことも簡単ではない。全体に地味な作りだが、作り過ぎないエピソードのリアル感、終盤にかけてサスペンスフルな展開になる。全体を通して伝わってくるのは、悲劇性である。何が間違っていて、何が正しかったのか答えは提示されない。“I'm glad that my mother is alive(お母さんが生きててよかった)”という言葉の裏にどんな思いが含まれているのか。様々な思いを持ち帰るに違いない。

<鑑賞> 2012/4/5

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(未) Kairat <1992/カザフスタン> ★★★

kairat.jpgKairat
1992/72min/カザフスタン
ドラマ
監督/脚本:ダルジャン・オミルバエフ(Darezhan Omirbayev)(長編デビュー作)
出演:Samat Beysenbin、Baljan Bisembekova、Indira Jeksembaeva
IMDb評価:6.8/10

社会度 なし
哲学度 なし
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★

脚本 ★★ 
演出 ★★
演技 ★★

kairat1.jpgカザフスタンの地方出身のカイラットは大学入試試験でカンニングの濡れ衣を着せられてしまう。寄宿舎に入り浪人生活を送るカイラットの生活を描く…。

監督は「ザ・ロード(2001)」のダルジャン・オミルバエフ。長編デビュー作となる。出演者たちは素人を起用し、後にも先にも本作のみの出演となっている。

カンニングは濡れ衣でありながら弁解すらしない。バスに乗ると、ある女性に一目惚れしてしまい、ストーカーのように追いかけるが彼女は気にもとめない。行くあてもなく電車に乗り外を眺めていると少年が投げ込んだ石で窓ガラスが割れる。

kairat2.jpg繋がりのないショットの繋ぎ合わせで全ての出来事が唐突に始まる。主人公のカイラットはその場に居合わせていながらも冷静に状況を傍観しているだけで、表情も抑制されている。補足説明は一切排除され、背景や行間、各エピソードの行く末は各自想像で埋めるしかない。うだつの上がらない出来事の辻褄の合わない繋ぎ合わせに違和感を感じつつも、1つ1つのショットにはどこか惹きつけられるものがある。

実は夢だったという結末だが、全て現実に起こり得る出来事であり、本当に全てが夢なのか、何が現実だったのか、境界線は曖昧である。その曖昧さが、実際に夢から覚めた時の感覚に近く、不思議ながらも居心地がよい。

ソ連崩壊後の作品であるが、そんな混沌さも感じさせず、素朴で60年代のような雰囲気でもある。
話す言葉もロシア語で完全にロシア映画の作風なのに、登場人物の多くはアジア人の顔立ちで妙に親近感。

<鑑賞> 2012/4/2
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(備忘録) ウルフハウンド 天空の門と魔法の鍵 <2007/露> ★★★

wolth.jpgWolfhound: The Rise of the Warrior/Volkodav iz roda Serykh Psov
2007/136min/ロシア
アクション、冒険、ファンタジー
監督/脚本:ニコライ・レベデフ(Nikolay Lebedev)
原作:Mariya Semyonova
出演:アレクサンドル・ブハロフ、オクサナ・アキンシナ、アレクサンドル・ドモガロフ
IMDb評価:5.8/10

社会度 ★
哲学度 ★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★
邦題のセンス ★★★★
脚本 ★★ 
演出 ★★★★
演技 ★★

約24億円の巨費をかけて製作され、ロシア本国で大ヒットを記録したVFXファンタジー・アドベンチャー。 暗黒の力が世界を支配した時代。平和な街ガリラは、女神モラナの呪いのために太陽と秩序を失っていた。同じ頃、正義感溢れる戦士の部族であった“グレイドッグ族”もまた、モラナに仕える黒仮面の騎士ザドバによって滅ぼされてしまう。しかし一族唯一の生き残りである少年がいた。彼の名はウルフハウンド。やがて、勇敢な戦士へと成長した彼は、ザドバと並ぶ悪の支配者であるベリモア国の王マン・イーターを滅ぼし、女神モラナが住むと言われる天空門のカギを手に入れる。果たして彼は、失われた光とグレイドッグ族の誇りを取り戻すことができるのか…。@allcinema

監督は、「東部戦線1944(2002)」(未見)のニコライ・レベデフ。
出演は、「リリア 4-ever(2002)」でリリア役を演じたオクサナ・アキンシナ。

衣装とかアクションも本格的な時代劇。登場人物が多く、プロットも複雑だが、ストーリーはいたって単純でわかりやすい。幼少時代に目の前で両親を殺されたウルフハウンドが復讐に向かうというだけの話。魔法の粉をかけると怪我が治ったり、コウモリが相棒だったり、死んだママが登場し、善の道へ導いてくれたり、ファンタジー色が強く、子どもと一緒に楽しめる作品。

<観賞> 2012/3/30

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(未) Happy End <2011/スウェーデン> ★★★★

happyend1_20120404153123.jpgHappy End
2011/スウェーデン
ドラマ、犯罪
監督:Björn Runge(長編監督5作目)
脚本:キム・フォップス オーカソン
出演:アン・ペトレン、Malin Buska、ユーハン・ヴィーデルベリ、グスタフ・スカルスガルド、ペーター・アンデション、デイヴィッド・デンシック
IMDb評価:6.1/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 ★
民族度 ★★
脚本 ★★★★ 
演出 ★★★
演技 ★★★

happyend_20120404153123.jpg自動車教習の教官をしているジョアンナの息子ピーターは彼女と暮らしていたが、自殺未遂を図り彼女にも見捨てられてしまう。無事に退院し、母親と暮らすことにした。画家のピーターは家政婦のカトリーヌをモデルにし、絵を書き始めた。次第に行為を持つようになるが、カトリーヌには同棲している彼氏がいた…。

監督は、シリアスドラマを得意とするスウェーデン出身のBjörn Runge。日本での発表作はない模様。出演は、「ペーテルとペトラ(1989)」のアン・ペトレン、本作が長編デビューとなるMalin Buska、 「あこがれ美しく燃え (1995)」のボー・ウィデルベルイ監督の息子ユーハン・ヴィーデルベリ、スウェーデンを代表する俳優ステラン・スカルスガルドの次男であり、アレクサンダーを兄に持つグスタフ・スカルスガルド、「プッシャー(1996)」「ミレニアム(2009)」のペーター・アンデション。

脚本は、ステラン・スカルスガルド主演「A Somewhat Gentle Man (2010/ノルウェー)」、マッツ・ミケルセン主演「Prag(2006)/デンマーク」、トリーネ・ディアホルム主演「Soap(2006)/デンマーク」「Little Soldier(2008)/デンマーク」、パプリカ・スティーン主演「Okey(200)/デンマーク」などを手掛けたイラストレーター出身のキム・フォップス オーカソン。

happyend2_20120404153122.jpg息子ピーターのことが気がかりでならない母ジョアンナ。
何度も自殺未遂を図る精神不安定なピーター。
ジョアンナの家政婦で彼氏のDVに悩まされるカトリーヌ。
借金取りに追われ、彼女カトリーヌに手を挙げてしまう彼氏アスガ-。
妻に先立たれアル中、飲酒運転で免停になり、ジョアンヌの教習を受けるマーチン。

ささやかな幸せを願っているだけなのに、ほんの些細なことで人生の歯車が狂い、今の生活から抜け出す術が分からない不器用な5人を主人公としている。ハッピーなことは何も起こらず、スローな展開でもどかしくもあり、シリアスな作品を得意としている監督なだけに、終始メランコリックな描き方。淡々としていながらも、一歩ずつ前に進もうとする5人の背中を見つめるカメラは決して彼らを見放してはいない。

ハリウッド映画のような派手でストレートな作品を考えると“Happy End”というタイトルは皮肉的だが、人間の幸せとは一体何なのかを問う作品。彼らが願うのはごく当たり前の日常の幸せ。ほんの少し勇気を出して見るときっと幸せなことが待ち受けていることを教えてくれた。

<鑑賞> 2012/4/4

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(未) Mediaterous <2011/アルゼンチン> ★★★☆

sidewalk.jpgMedeaneras/Sidewalls
2011/95min/アルゼンチン
ドラマ
監督/脚本:Gustavo Taretto
出演:Javier Drolas、ピラール・ロペス・デ・アジャラ、イネス・エフロン
IMDb評価:7.4/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 ★
民族度 ★

脚本 ★★★★ 
演出 ★★★
演技 ★★★

sidewalk1.jpgアメリカに行ったきり戻ってこない彼女が置いて行った犬と一緒にすんでいるマーティンはwebデザイナーで家のPCで仕事をし、ゲームをし、音楽を聴き、買い物まで済ましてしまっている。一方向かいのアパートに住むマリアは建築家でありながらショップのディスプレーの仕事をしている。家で一緒に過ごすのはマネキンたち。見知らぬ2人は偶然街ですれ違うが…。

監督は本作が長編デビューとなるアルゼンチン出身のGustavo Taretto。
出演は、「シルビアのいる街で (2007)」ピラール・ロペス・デ・アジャラ、「XXY(2007)」のイネス・エフロン


sidewalk2.jpg舞台は、アルゼンチンのブエノスアイレス。いろんなコンセプトの建物が不規則に立ち並び、多民族が行き交う大都会。あたかも「ウォーリーを探せ!」の中に迷い込んでしまったかのようでもある。短い秋、長い冬、待ちに待った春を背景とし、秋では終わりそうな恋、冬では終わってしまった恋、春では始まりそうな恋を2人並行に描き、孤独や恐怖症、自殺といった現代病に迫った作品。

自分にとってのウォーリーは誰なのか?探している人がわかっていても見つけるのが難しいのに、探している人がわからなくてどうやって見つけるられるのか?
空に張り巡らされた無数の配線は人間を結びつけるためなのか、それとも遮断させるためなのか。
携帯が世界中で繋がる現代、その携帯のせいで人とのコミュニケーションが減り、語彙力低下している現実への警告。
ロジカルなストーリーテリングがとてもわかりやすく、明確なメッセージがストレートに響く。淡々とドライな展開で、悲観的な2人を主人公にしていながら、どこか楽観的で温かみのあるのも魅力。選曲もストーリーにバッチリ合っているし、建造物の構造を人生論で紐解く展開といい、理屈っぽい感じがかなりのツボだった。
2人が住む部屋には日本の食材が数多くあり、ウォーリーを探せ的な感覚になれるのも楽しい。

<鑑賞> 2012/4/1
[サイト内タグ検索] 日本未公開 イネス・エフロン
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海と大陸 <2011/伊=仏> ★★★

terra.jpgTerraferma
2011/88min/イタリア=フランス
ドラマ
監督:エマヌエーレ・クリアレーゼ(Emanuele Crialese)(長編監督4作目)
出演:Filippo Pucillo、Donatella Finocchiaro、Beppe Fiorello、Mimmo Cuticchio、Martina Codecasa、Tiziana Lodato
IMDb評価:6.8/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
自然美 ★★★
民族度 ★★

脚本 ★★★ 
演出 ★★
演技 ★★★

terra1.jpg漁業が衰退の一途を辿るシチリアの離島で、20歳のフィリッポは、漁師だった亡き父の後を継いだ。一方で、島から出て行くことを夢見る母は、観光業で当座の生活をしのごうとする。だが、フィリッポと祖父が海上で遭難していたアフリカ難民を救ったことから、事態は一変する。雄大なシチリアの海を背景に、未来に向かって生き抜こうとする人々を力強く映し出した本作は、昨年のヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞、本年の米アカデミー賞イタリア代表にも選ばれた。@イタリア映画祭2012

監督は「新世界(2006)」のエマヌエーレ・クリアレーゼ。

terra2.jpg漁師として育った者たちには、かつて“海で溺れている者は助ける”というルールがあった。祖父と同世代の漁師たちが引退し、漁師も世代交代すればルールも変わる。社会の常識も変化してきている。よりよい暮らしを求め、アフリカ大陸から泳いでくる者が後を絶たない。フィリッポと祖父は海で子どもや妊婦、青年たちを助けたことで一家は避難を浴びることとなってしまう。

不法移民であれど同じ人間である。海を泳いでいる彼らが助けを求めてきた時、法に従い船には乗せずその手を振り払って海原に置き去りにすべきなのか、それとも法に逆らい彼らを船に乗せるべきなのか…。

簡単に線引きのできないモラルについて問題定義した作品。一般市民の立場から描かれ、力強くも温かく描かれている。散りばめられたアンモラルな行為は感慨深いものがあり、素晴らしい映画だとは思うのだが、私はやっぱりイタリア映画は肌に合わない。イマイチ心に響かなかった。

<鑑賞> 2012/4/1
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