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韓国映画ファン必見!韓国映像資料院のYouTubeチャンネルオープン!

なんと5月10日、韓国のフィルムセンター「韓国映像資料院」がYou Tubeに古典映画チャンネルを開設!
すごい試み。韓国映像資料院が所蔵する誰もが知る名作から希少価値の高い作品まで、70作品が無料×英語字幕で鑑賞できちゃいます。

一部は以前からKMDbにて無料配信されていますが、こちらは字幕がありません。
その点、You Tubeは全編英語字幕付き。韓国語表示への切り替えもできるので、学習者には有り難い。
一応、翻訳機能もついているので、日本語への翻訳も可能です。(性能はあまりよくないですが…)

配信されるのは、1940~90年代の名作70本。
私のお気に入りのキム・ギヨン監督作品7本、シン・サンオク監督作品6本を含み、韓国映画黄金期と言われている60年代の作品は24本という充実度。
鑑賞済みは13本、57本が未見につき、しばらくこのチャンネルにお世話になる時間が多くなりそう。

ご興味のある方はこちらからどうぞ
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2012年 第65回カンヌ国際映画祭コンペ部門、ある視点部門 ノミネート・受賞作品

受賞結果を追記しました。(2012/5/28)

第65回カンヌ国際映画祭(5月19~27日)コンペティション部門、ある視点部門の出品作品が発表されました。
審査委員長は公式コンペ部門はナンニ・モレッティ、ある視点部門はティム・ロス。

前年度の作品が満足に観切っていないのに早くもカンヌの季節到来。
個人的に興味があるのはトマス・ヴィンターベア監督、ウルリッヒ・ザイドル監督、パブロ・トラペロ監督グザヴィエ・ドラン監督クリスティアン・ムンジウ監督あたり。

*「タイトル」監督名/国名 (★:Koo評価、満点5つ星)

【コンペティション部門】
「ムーンライズ・キングダム」ウェス・アンダーソン監督/米
「Rust & Bone」ジャック・オーディアール監督/仏=ベルギー
「Holly Motors」レオス・カラックス監督/仏=独
「Cosmopolis」デビッド・クローネンバーグ監督/仏=加=ポルトガル=伊
「The Paperboy」リー・ダニエルズ監督/米
「Killing Them Softly」アンドリュー・ドミニク監督/米
「Reality」マッテオ・ガローネ監督/伊=仏 グランプリ
「Amour」ミヒャエル・ハネケ監督/仏=オーストリア=独 パルムドール(最高賞)
「Lawless」ジョン・ヒルコート監督/米
「In Another Country」ホン・サンス監督/韓
「Taste of Money」イム・サンス監督/韓
「ライク・サムワン・イン・ラブ」アッバス・キアロスタミ監督/仏=日
「The Angel's Share」ケン・ローチ監督/英=仏=ベルギー=伊 審査員賞
「In the Fog」セルゲイ・ロスニツァ監督/独=オランダ=ベラルーシ=露=ラトヴィア 国際批評家連盟賞
「Beyond the Hills」クリスティアン・ムンジウ監督/ルーマニア=仏 女優賞コスミナ・ストラタン、クリスティーナ・フルトゥ、脚本賞
「After The Battle」ユスリ・ナスララ監督/エジプト=仏
「Mud」ジェフ・ニコルズ監督/米
「You Haven't Seen Anything Yet」アラン・レネ監督/仏=独
「Post Tenebras Lux」カルロス・レイガダス監督/メキシコ=仏=オランダ 監督賞
「On the Road」ウォルター・サレス監督/仏=英=米=ブラジル
Paradise: Loveウルリヒ・ザイドル監督/オーストリア=オランダ=露 ★★★★
「The Hunt」トマス・ヴィンターベア監督/デンマーク 男優賞マッツ・ミケルセン、芸術貢献賞、エキュメニカル審査員賞

【ある視点部門】
「Miss Lovely」アシム・アルワリア監督/印
「La Playa」ファン・アンドレス・アランゴ監督/コロンビア
「God's Horses」ナビル・アユチ監督/仏=モロッコ=ベルギー
「Trois Mondes」カトリーヌ・コルシニ監督/仏
「Antiviral」ブランドン・クローネンバーグ監督/加
「7 Days in Havana」ベニチオ・デル・トロ、パブロ・トラペロ、フリオ・メデム、エリア・スレイマン、ファン・カルロス・タビオ、ギャスパー・ノエ、ローラン・カンテ監督/西=仏
「Le Grand Soir」ブノワ・ドゥレピーヌ、ギュスタブ・ケルベル監督/仏=ベルギー 審査員特別賞
「Laurence Anyways」グザヴィエ・ドラン監督/加=仏 女優賞シュザンヌ・クレモン
「Despues De Lucia」ミシェル・プラティニ監督/メキシコ グランプリ
「Aimer A Perdre La Raison/Loving Without Reason」/ヨアヒム・ラフォーズ監督/ベルギー=ルクセンブルク=仏=スイス 女優賞エミリー・デュケンヌ 
「Student」ダルジャン・オミルバエフ監督/カザフスタン
「La Pirogue」ムサ・トウレ監督/仏=セネガル
「Elefante Blanco/White Elephant」パブロ・トラペロ監督/アルゼンチン=西=仏
「Confession of a Child of the Century」シルビィ・ベレイド監督/仏=独=英
「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」若松孝二監督/日
「Mystery」ロウ・イエ監督/中=仏
「Beasts of the Southern Wild」ベン・ザイトリン監督/米 カメラドール(新人監督賞)、エキュメニカル審査員特別賞、国際批評家連盟賞



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[ 2012/05/28 12:04 ] ★映画関連★ 映画賞 | TB(0) | CM(2)

スペイン一家監禁事件 <2010/スペイン> ★★☆

kidnapped.jpgスペイン一家監禁事件/Secuestrados/Kidnapped
2010/85min/スペイン
ホラー、スリラー
監督/脚本:ミゲル・アンヘル・ビバス(長編監督2作目)
脚本:ハビエル・ガルシア
出演:フェルナンド・カヨ ハイメ 、アナ・ワヘネル マルタ、マヌエラ・ベイェス、ギレルモ・バリエントス
IMDb評価:6.4/10

社会度 ★★★
哲学度 なし
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 なし
邦題センス なし (ネタばれしてるし…)

脚本 ★★ 
演出 ★★
演技 ★★★


kidnapped1.jpg郊外の新興住宅地に引っ越してきたばかりのハイメとその妻マルタ、そして年頃の一人娘イサ。ところがその夜、あまりにも不条理な悲劇が一家を襲う。覆面を被った3人の男が家に押し入り、ハイメたちを監禁すると、金品を要求する。男たちは情け容赦ない暴力で一家を服従させると、その命をもてあそぶように残忍な暴行と陵辱を繰り返していく。@allcinema

監督は、「Reflections(2002)」の ミゲル・アンヘル・ビバスの長編監督2作目。
出演は、「永遠のこどもたち(2007)」のフェルナンド・カヨ。


kidnapped2.jpg冒頭、いきなりポスターのシーンから始まる。実際は透明の袋ではなく白い袋で、苦しんでいる表情は見えないもののかなり衝撃的なオープニングで期待も高まったが…。

とあるスペインの“一家監禁事件”の一部始終を垂れ流すだけの作品。ただただ事件を傍観するだけの映像は、家に設置した防犯カメラの映像をそのまま映画化したようなもの。決してつまらない作品ではないが、犯行に至った経緯の説明がなく、ただただ惨劇を見せられるだけでは被害者に感情移入にし、同情させられるだけ。理不尽さを描きたかったのかもしれないが、この程度の犯罪は世界中で起こっているのが現状。本作からは何のメッセージも感じられない。結末もなければオチもなく、オープニングとエンディングのシークエンスの繋がりもわからず理解不能。特に目新しい犯罪でもなく、ゴア度も高くなく、ホラーとしてもスリラーとしても伏線が弱い。

唯一評価するとしたら、見せ方が特徴的。同時進行で起こっている2つの出来事が左右2画面で表示され、スピードアップし、緊迫感が高まる効果的な見せ方だと思う。もっと多用してもよかったようにも思うが、内容的には短編で十分だっだ。

<観賞> 2012/5/18
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(未) The Great Water <2004/マケドニア=チェコ=米=独> ★★

golemata-voda.jpg
Golemata Voda
2004/93min/マケドニア=チェコ=アメリカ=ドイツ
ドラマ、戦争
監督/脚本:Ivo Trajkov
原作:Zhivko Chingo
出演:Saso Kekenovski、Maja Stankovska、Mitko Apostolovski、Meto Jovanovski
IMDb評価:6.6/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★

脚本 ★★★ 
演出 ★★★
演技 ★★★


great water初老のレムが救急車で病院へ担ぎ込まれた。生死を彷徨うレムの脳裏に浮かぶのは幼少時代のある出来事であった…。

監督は、「Wingless(2009)」のIvo Trajkov。日本での発表作はない。出演は、「ハッピー’49(1986)」のMeto Jovanovski。

背景は、スターリン時代のユーゴスラビア。戦争孤児たちが収容されている孤児院を舞台としている。そこで幼少時代を過ごしたレムの視線から孤児たちがどんな生活を送って来たのかが丁寧に描かれている。浮き彫りになるのは、監獄のような地獄の生活。孤児院の非情な扱いの実態。初老のレム自身のナレーションで物語は進行していく。

大人たちの身勝手で引き裂かれる友情。悪意のない背信行為。子供のころは理解できなかったいろんなことが思い起こされ大人になってわかるようになり、レムの心を痛めつけていた。死を間近にしたレムの心のわだかまりとなっている出来事が回想される。テーマは、背信と懺悔。

マケドニアの映画は私にとっておそらく初となる。ロシアというよりポーランドに近い作風。悪い映画ではないが、オリジナリティーに欠け、少々退屈。

<観賞> 2012/5/16

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(未) Rain <2008/アルゼンチン> ★★★

lluvia.jpg
Rain/Lluvia
2008/110min/アルゼンチン
ドラマ
監督/脚本:パウラ・エルナンデス
出演:Valeria Bertuccelli、エルネスト・アルテリオ
IMDb評価:6.7/10

社会度 ★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★

脚本 ★★★ 
演出 ★★★
演技 ★★★


lluvia1.jpgある雨の日のブエノスアイレス。アルマは大渋滞で身動きがとれずにいた。車中、途方に暮れていたら、見知らぬ男性が車に乗り込んできた。危害を加えるつもりはないというその男性は怪我をし、血を流している。応急処置を施し、その男性が宿泊しているホテルへ送って別れたが、翌日、アルマはその男性に会いに、再びホテルを訪ねる…。

監督は、「オリンダのリストランテ(2001)」のパウラ・エルナンデス。
出演は、「XXY(2007)」のValeria Bertuccelli、「木曜日の未亡人(2009)」のエルネスト・アルテリオ。



lluvia2.jpgある事情で車生活をしていたアルマ、ある事情でブエノスアイレスへ来ていたスペイン人のロベルト。都会の片隅で偶然出会った見知らぬ2人の一期一会な出会いを通じて2人の心境の変化を描くロードムービー。

タイトル“Lluvia”は雨の意。シーンのほとんどが雨で、どんよりした天気。表情の異なる雨が、心の微動を繊細に表現している。あらすじなどなく、ほとんど何も起こらず、かなりのスローテンポだが、退屈になりがちなストーリーを情緒的に演出している。

大都市にいればいるほど人との距離ができ、見知らぬ人への警戒心が強まるこの世の中。人との出会いっていいなぁと思わせてくれる作品だった。ありふれているが、あまり着目されないような地味なキャラクター設定に共感してしまう点も多い。接点がなく、雨によって結びつけられる男女が恋に発展することを示唆させながら、もどかしくストーリーは進み、しかし、どこか温かみのある眼差し。2人がどんな事情を抱えているのかは徐々に明かされていくが、感傷に浸る作品でもなければ、過去を振り返る作品でもない。

主演2人は出演数は少なくはないが、まだまだ主演級の主演作は少ない。失礼ながら、美男美女ではなく、大物のオーラがない2人を主演に置いているところにも親近感。

<観賞> 2012/5/14

[サイト内タグ検索] 日本未公開
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ナン・ナーク <1999/タイ> ★★☆

nang nakNang Nak
1999/100min/タイ
ロマンス、ファンタジー
監督: ノンスィー・ニミブット
脚本: ウィシット・サーサナティヤン
出演: ウィナイ・グライブット、インティラー・ジャルンプラ、プラッチャー・ターウォンファー
IMDb評価:6.5/10

社会度 ★
哲学度 ★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★

脚本 ★★ 
演出 ★★
演技 ★★


タイ郊外プラカノン地区の水辺の村。夫マークはタイの内戦に兵士として赴くことになっていた。激戦の続く中、生きて再会できる保証はない。妻ナークはマークとの初めての子を宿していた。マークが戦地で重傷を負ったその時、臨月を迎えたナークも激しい陣痛に見舞われていた……。数ヵ月後、ようやく回復したマークが村に帰ってくると、そこには、我が子を抱いたナークが待っていたのだが……。@allcinema

nang nak119世紀、タイ郊外。村長の娘ナークと庭師のマークが恋に落ちた。身分の違う2人の結婚を許すものはなく、駆け落ち同然で家を出た…という背景があるらしい。実在した夫婦の話で何度も映画化・ドラマ化され、タイ人なら知らない者はいないほど有名な話だとか。何度もリメイクされ、現代版のアレンジということだろうか。オリジナルでは封建社会を背景とした禁断の愛を描いているようだが、本作にそういった件はなく、むしろ仲睦まじい夫婦の悲劇といったほうがしっくりくる。
ホラーに分類されているが、背筋が凍るような恐怖ではなく、むしろロマンティックで悲しい愛の物語。

世俗への執念をテーマとしており、日本にも通ずる宗教観。この手の話は日本にもあり、概ね予測できる話ではあるが、説明不足と感じる箇所が多く、あらすじを知っている人向けといったところだろうか。画面の切り替えも雑で、話が前後しているような印象も受けた。私のようなひねくれ者には物足りなさが残るが、万人向きの作品であり、多くの人が楽しめる作品だとは思う。
水辺の村という設定。雰囲気はよかった。

<観賞> 2012/5/19
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(未) Tukuma <1984/デンマーク> ★★★

tukuma.jpg
Tukuma
1984/100min/デンマーク
ドラマ
監督/脚本:Palle Kjærulff-Schmidt
脚本:Josef Tuusi Motzfeldt
主演:Thomas Eje、Naja Rosing Olsen、Rasmus Lyberth
撮影:グリーンランド
IMDb評価:5.3/10

社会度 ★
哲学度 ★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★★★

脚本 ★★ 
演出 ★★
演技 ★★


tukuma1.jpgデンマーク人のエリックは弟ブルーノの死に疑惑を抱き、弟が生前暮らしていたグリーンランドを訪れた。ブルーノの友人たちに会い、生前の様子などを聞きまわるが、誰も死因については一切触れようとしない。疑惑は深まるばかりであった…。

監督は、デンマークのテレビ業界で活躍している方。出演者は実際のイヌイット族を起用しており、中には歌手として活躍している人もいるが、ほとんどが素人だという。

舞台となる地域の住民はイヌイット族で日本人と同じモンゴロイドの人たち。アザラシや魚、鳥などの狩猟で生計を立てている人が多く、狩猟方法も生活も原始的。デンマーク領でありながら、独自の生活スタイルを貫いており、伝説や伝統が今なお息づいている。
本作の主旨となるのは、そんなイヌイット族の死生観である。ここでは肉体は滅びても魂は永遠だという死生観のもと、生まれてきた子に死んだ人の名前をつけ、死者の魂を再び宿らせるという教えがある。ブルーノと名付けられた赤ん坊に会い、初めはブルーノの子供かと思うが、彼らの死生観による名付け方だと知り、エリックは感銘を受けるのであった。


tukuma2.jpg“Tukuma”とは“いつも忙しい男”という意味で、ブルーノのニックネームであった。“Tukuma”の死因を探るミステリータッチで始まり、イヌイット族の不可解な行動全てに疑いをかけていたエリックであったが、弟の軌跡を辿る旅はイヌイット族の魅力を知ると共に、人生について考えさせられる旅となっていた。

ある程度の予測は可能だが、ブルーノの死因は結局は述べられない。死因よりも、魂は永遠だという気持ちの持ち方のほうが大事なのかもしれない。イヌイット族の生活スタイルを紹介するドキュメンタリーのようでもあり、淡々としている作風の中で、そんなことを教えられた気がした。

<観賞> 2012/5/17

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(未) Cleopatra <2003/アルゼンチン> ★★

Cleopatra.jpgCleopatra
2003/104min/アルゼンチン
コメディ、ドラマ
監督/脚本:Eduardo Mignogna
出演:ノルマ・アレアンドロ、ナタリア・オレイロ、レオナルド・スバラグリア
IMDb評価:6.9/10

社会度 ★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★
ブラック度 なし

脚本 ★★ 
演出 ★★
演技 ★★★


Cleopatra1.jpgクレオパトラは最近、長年務めた教師を定年退職した。無職の夫は毎日家でゴロゴロテレビを見て時間が過ぎるのをただただ待つだけの生活。夫のようにはなりたくないクレオパトラは第2の人生のために、あるドラマのオーディションを受けるが、緊張のあまり恥ずかしい失敗をしてしまう。トイレで泣いているとある有名女優が慰めてくれた。意気投合し、その日は女優の家へ泊まることにした。次の日家へ帰ろうとしたが、旅に出かけるという女優のお伴をすることにした…。

監督は、「Autumn Sun(1996)」「The Lighthouse (1998) 」のEduardo Mignogna。日本での発表作がないようだが、アルゼンチンを代表する監督の一人。私にとって3作目だが、どれもハマれず…。
出演は、「オフィシャル・ストーリー (1985)」でカンヌ映画祭女優賞受賞のノルマ・アレアンドロ、ウルグアイ出身でアルゼンチンを中心に活躍する歌手のナタリア・オレイロ、「娼婦と鯨(2004)」「NAKEDマン・ハンティング(2007)」「木曜日の未亡人(2009)」のレオナルド・スバラグリア

Cleopatra2.jpg輝かしい女優生活を送る彼女も人には言えぬ私生活に問題を抱えていた。全てを投げ出し逃げ出したい時って誰にでもある。偶然出くわした、親子ほど離れた2人の現実からの逃避行ロードムービー。

人生の岐路に立った時、“やるべきことをやるか”、“やりたいことをやるか”、“ちょっと立ち止まってみるか”。人生は何歳からでもやり直せるというメッセージが込められている。普遍的なテーマで、観る人を選ばない作品だが、2人の行動があまりにも身勝手で無責任。いい大人が取る行動にしては無鉄砲すぎる。かといってドラマチックな展開があるわけでもなく、面白さにも欠ける。カンヌで女優賞を受賞したノルマ・アレアンドロの演技だけが見所。

<観賞> 2012/5/13

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(未)(備忘録) Semum <2008/トルコ> ★★★

semum_20120506113213.jpg
Semum
2008/116min/トルコ
ホラー、ファンタジー、犯罪
監督/脚本:Hasan Karacadag
出演:Ayça Inci、Burak Hakki、Cem Kurtoglu
IMDb評価:5.8/10

社会度 ★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★

脚本 ★★ 
演出 ★★
演技 ★★★


夫婦は見に来た物件がすぐに気に入り、借りることにした。友人も羨むほどの豪邸に大満足の妻であったが、壁にかかった絵が直しても直しても傾いていたり、屋根裏部屋からは物音がし、猫の様子もおかしい。専業主婦の妻は常に人の気配を感じており、夜中も時折目が覚めてしまう。夫はストレスだと言い、気にも留めない。そして、妻はついにその正体を見てしまった。夫は妻を精神科へ連れていくが、妻の病状は悪化するばかり…。

借りる時の不動産屋や庭師、隣人の妻の失踪など、何かと薄気味悪さを漂わせている。エクソシスト系の話で、迫力もあり、なかなかの見応えだが、お決まりパターンにはまりきった展開なので、結末が読めてしまうのは残念。イスラムで資本主義的な倫理観が意外だったが、アジアホラーにも通ずる思想観なので、オチも多くの人は予想圏内かもしれない。
イスラムらしさはなく、どこの国にも通ずる&作れそうなホラーな仕上がりではある。

<観賞> 2012/5/3
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(備忘録) そして、一粒のひかり <2004/米=コロンビア> ★★★

maria.jpgそして、一粒のひかり/Maria Full of Grace
2004/101min/アメリカ=コロンビア
ドラマ
監督/脚本:ジョシュア・マーストン
出演:カタリーナ・サンディノ・モレノ、イェニー・パオラ・ベガ、ギリエド・ロペス、ホン・アレックス・トロ、パトリシア・ラエ

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★
邦題のセンス ★★★

脚本 ★★★ 
演出 ★★
演技 ★★


コロンビアの小さな田舎町。バラ農園で単調な仕事に従事する17歳の少女マリア。母や幼児を抱えた姉をはじめ一家の家計はマリアの収入に頼っていた。ところがささいなトラブルで仕事を失い、おまけに愛してもいないボーイフレンドの子を妊娠してしまったマリア。追い詰められた彼女は、最大5000ドルという巨額の報酬に心動かされ、“ミュール”という仕事を引き受けてしまう。しかしそれは、麻薬を詰めた小さなゴム袋を大量に飲み込み密輸する運び屋のことで、もし胃の中で袋が破れたら死んでしまうというあまりにも危険な仕事だった。@allcinema

面白かったんだけど、淡々としていて胸に迫るものがなく、調べてみたら監督はアメリカ人なのね。
コロンビアの少女を主人公にしたドキュメンタリー風だが、先進国視点で客観的すぎる。
いかにも作り上げました的なストーリーでリアルさにも欠ける。
アメリカ人監督による商業映画だね。
命がけで稼ぐ5000ドルという金額がコロンビアではどれほどの大金なのかも見えてこないから、単なる気楽なアルバイト程度にしか見えないし、少女たちの切羽詰まった様子も伺えない。心の成長と一粒のひかりを見せたいのはわかるが、マリアの選んだ生き方を推奨しているようにも見える。厳しい現実が伝わってこない。上っ面な感じは否めない。

<観賞> 2012/5/2

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