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2012年 鑑賞済み映画&途中挫折映画

鑑賞済みリストを公開して欲しいとご要望があり、一目でわかるようにポスターにしました。
記事を書いた作品と書いていない作品とに分けました。★はKooの評価(5つ★満点)。
観た全作品を追記していく予定です。記事を書いた作品はポスター評価をクリックすると記事へ飛びます。

なんだか、ちょっとブログから遠ざかっている今日この頃…
記事のご希望は受け付けています。
書けって言われないと、書かない気もするし…

個別記事あり(下半期)(をクリックするとレビュー記事へ移動します。)

touch.jpg ★★★★☆(韓)嫁入りの日
★★★
(韓)
sister3.jpg
★★★☆
(スイス=仏)
建築学概論
★★★★(韓)
江北好人
★★★☆
(中)
Barbara.jpg
★★★★
(ドイツ)
pieta.jpg
★★★★☆
(韓)
os3.jpg
★★☆
(ブラジル)
teddy bear
★★★☆
(デンマーク)
blind_20121014122533.jpg
★★★★☆
(蘭=白=ブルガリア)
izlet.jpg
★★★
(スロベニア)
bambi.jpg
★★☆
(ノルウェー)
証
★★★★
(韓)
DurianDurian.jpg
★★★★
(香港)
ave.jpg
★★★☆(ブルガリア)
lost in beijing
★★★★
(中)
Sleeping Beauty
★★★☆
(韓)
film geek
★★★
(米)
MadeinHongKong.jpg
★★★☆
(香港)
美しい夜、残酷な朝
★★★
(日=韓=香)
dumplings.jpg
★★★★★
(香港)
akasa kusum3
★★★★
(スリランカ)
bridge.jpg
★★★★☆
(スウェ=デン)
Those Who Kill
★★
(デンマーク)
hamilton.jpg
★★
(スウェーデン)
Cirkus Columbia
★★★☆
(ボスニア等)
avalon.jpg
★★☆
(スウェーデン)
elles.jpg
★★★★
(仏=ポーランド=独)
my heart beats
★★★
(韓)
映画は映画だ
★★★★☆
(韓)(再観賞)

記事なし(下半期)
Amour.jpg
★★★(オーストリア)
ハネケやっぱり苦手です。
dreileben.jpg
★★★★(独)
gespenster_20121231220139.jpg
★★★★(独)(再観賞)
voice.jpg
★★★(トルコ)
もう一ひねり欲しかったとこ。
死の王
★★★(西ドイツ)
自殺する7人を追う。直接的でしんどい。
love coincidences
★★★★☆(トルコ)
ただの恋愛かと思ったら…余韻が…泣いた!記事書きます!
dog_of_flanders.jpg
★★★(米)
フランダースの犬。ストーリーは知ってるのに、また泣いた。
八日目の蝉
★★★☆(日本)
重いテーマなのに、結末で肩の荷が下りたような。
szamanka.png
★★★(ポーランド)
強烈。元気な時しか観れないね。
邦題は(ワルシャワの肌)
永遠のこどもたち
★★☆(西=メキ)
飽きずに観れたけど、ひねりもなく、ふつー。
痛み
★★☆(韓)
ただの韓流映画。
neverending story
★★★(韓)
余命宣告を受け、前向きに現実と向き合う話。
elina.jpg
★★★☆(フィン=スウェ)
子供向けの童話。結構泣いた。
the consequences of love
★★(伊)
映像へのこだわりは感じたけど、内容は・・・
赤道の花3
★★★(韓)
ストーカーから恋人に発展する話
the dress
★★★☆(オランダ)
1枚のドレスに関わった人たちのドラマを描くユニーク作
bullhead.jpg
★★★★(ベルギー)
観音山
★★★☆(中)
friends-with-benefits.jpg
★★★☆(米)
租期
★★(中)
偽装結婚の話
dam street
★★★★☆(中)
エボラシンドローム
★★★☆(香港)
八仙飯店之人肉叉燒包
★★★★(香港)
人肉の燒包・・・ぞっとするけど、かなりツボ
妻の愛人に会う
★★★☆(韓)(再観賞)
little cheung
★★★☆(香港)
le fil
★★★(仏=ベルギー=チュニジ)
Historias Minimas
★★★★(アルゼンチン)
自然と眠りについてしまうほどの癒し映画
#45236; #50500;#45236;#51032; #47784;#46304; #44163;
★★(韓)
La Soga
★★☆(ドミニカ)
sylvia.jpg
★★★(西=仏)

個別記事あり(上半期)(をクリックするとレビュー記事へ移動します。)

記事なし(上半期)
kasya.jpg
★★★
Flight Of The Red Balloon
★★★
LEnfant.jpg
★★★★(再観賞)
heirloom.jpg
★★
the piano teacher
★★★☆
hello ghost
★★★
オーディション
★★★☆
vive.jpg
★★★
Samson_and_Delilah.jpg
★★
babycall.jpg
★★★★
恋愛小説
★★★
a0097252_4c50ccd73f19d.jpg
★★★
火女
★★
sakana.jpg
★★★★(再鑑賞)
switch.jpg
★★★
ban1.jpg
★★★
金瓶梅
★★
page.jpg
★★
mile.jpg
★★★☆
idiot.jpg
★★
82.jpg
★★★★★
daruma.jpg
★★★(再鑑賞)
reprise.jpg
★★(再鑑賞)
bala.jpg
★★★★
kiseki.jpg
★★
habits.jpg
★★★
el faro
lintrus.jpg
★★★★(再鑑賞)
vacas.jpg
nelly.jpg
★★
yol.jpg
★★

途中挫折した作品を自分用に。
余裕があったら再チャレンジしたいという期待も込めて。
挫折理由も一言添えて。
Thale.jpg
ノルウェーホラーというだけで勝手にハードル上げ過ぎたかも。怖くもないし、すっごい退屈。
花腰新娘
映像は綺麗だけど、ストーリーが陳列。
bonsai.jpg
オリジナリティはあるんだけど、笑いが乾きすぎ。
A Peck on th Cheek
インド映画苦手。ストーリーと関係のない歌舞が多すぎで、観ている間にストーリー忘れちゃう。
Death I dream of
ギリシャのホラー。
画面は切り替えが雑で頻繁すぎ。ただただ時間の無駄。
cafe de flore
この監督とやっぱり相性が悪い。「C.R.A.Z.Y」と同じで陳列でごちゃごちゃ。
PlanC.jpg
オランダ映画。
コメディーなのにテンポ悪いのってどうよ?睡魔に勝てず。
dirch.jpg
いい映画だと思うけど、ニコラーイ・リー・カースのキャラにも時代設定にもハマれず。
delicacy.jpg
ラブコメってやっぱり苦手。内容からっぽ。だけど、こういうのが大衆映画なんだよね~
eva.jpg
ディズニーっぽくてちょっと幼稚すぎる。子供向けロボット映画。私のテイストではなかった。雪景色は綺麗。
sisters.jpg
「リリア 4-ever」オクサナ・アキンシナのデビュー作。冒頭は面白かったんだけど…
The Lovers of Marona
ロシア人が酒飲むだけの映画ってなんでこんなに多いの?
OrangeLove.jpg
ポップでお洒落だけど、破天荒すぎ!?
volchok.jpg
ポイントがなく、何が言いたいのかわかんない
morning patrol
説明が哲学すぎてくどい。
goodbye my first love
ティーンの恋愛、ただただ退屈
room304.jpg
カメラワークが悪過ぎて何を見せたいのか不明
Le Harve
アキ・カウリスマキ監督嫌いなのに、なんで観たんだろ?
pong.jpg
これ、趣味で撮ったの?満足してるのは監督だけだよ、きっと。
ogni.jpg
ロシア人のための古いロシア映画って感じ…無意味な裸が多い
lava.jpg
意味不明
monk.jpg
難解
hidden half
つまんない
froken.jpg
デモばっかり見せられても面白くない
die.jpg
冒頭はよかったが、ポイントがない

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[ 2012/12/31 00:00 ] My Lanking & List | TB(0) | CM(16)

明日、君がいない (原題:2:37) <2006/豪> ★★★★★

237.jpg2:37
2006/99min/オーストラリア
ドラマ
監督/脚本:ムラーリ・K・タルリ
出演:テリーサ・パーマー、ジョエル・マッケンジー、クレメンティーヌ・メラー
IMDb評価:6.8/10

社会度 ★★★★
哲学度 ★★★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 なし
ゴア度 なし
邦題のセンス なし
脚本 ★★★★★ 
演出 ★★★★
演技 ★★★★

成績優秀な高校生マーカスは、一流弁護士で高額所得者の父を尊敬している一方で、両親のプレッシャーに苦しんでいた。その妹メロディは、心優しい女の子だが、両親から疎まれていると感じていた。スポーツマンのルークは“学校は弱肉強食のジャングルだ”と言って弱い者イジメを繰り返す。イギリスから移住してきた片脚が悪いスティーヴンと、長髪でゲイのショーンはそんなルークの格好の餌食になっていた。一方、結婚を夢見るサラはマッチョなルークにぞっこん。そして学校でも家庭でも、そんな彼らが抱える悩みに向き合ってくれる大人はひとりもいなかった…。@allcinema

237-1.jpg監督は、初監督となるオーストラリア人のムラーリ・K・タルリ。
出演は、「アイ・アム・ナンバー4 (2011)」のテリーサ・パーマー。大半は素人を起用。

午後2時37分。オーストラリア南部の高校のトイレで誰かが自殺を図る。原題の2:37とは監督の友人が自殺を図った時刻である。本作は、監督の友人が自殺を客観的に見つめ直した作品。その遺体発見からストーリーが始まり、時間軸は一気にその日の朝にフラッシュバックする。

237-2.jpgオーストラリアのとある高校のある一日を舞台としている。高校生6人が主人公。彼らが興味あるのは、セックスだったりドラッグだったり…一見すると普通の青春映画にもでてきそうな子たちだが、彼らの悩みはもっと根深い。繊細で傷つきやすい10代の悩みに深く切り込んでいく。6人のインタビューも交えており、それぞれが悩みを打ち明けているが、誰しもが自殺を図りそうなほど病んでいることがわかる。半端ない緊張感からは彼らの切実さがリアルにみえてくる。

それぞれの悩みにメスを入れながら、誰が自殺をしたのか、原因は何だったのかを探っていくといった構成。ミステリー作品を観ているかのようなテンポのよさで真相に迫っていく。カメラは発見した少女を追ったかと思うと、通りすがりの学生にスイッチし、同時刻の出来事を別の視点からも見せるという独特なカメラーワークを用いている。臨場感があり、奥行きのある構成、とにかく見せ方がうまい。自分もその場に居合わせているかのような錯覚に陥り、これがとにかく面白い。無意識のうちに自殺者を探してしまう羽目になる。

19歳で初監督とは思えないクレバーな作品。友人の自殺後、監督自身も自殺を悩んだという。その後2年の歳月をかけて作り上げたのが本作となる。感傷に浸る作品でもなければ、残された者が悲しみに暮れる作品でもない。友人が死をもって伝えたかったことは何なのか…それぞれ置かれた立場で感じ方は異なるであろう。監督と同じ経験をしている私にとって、知り合いの遺体を見た時と同じような衝撃を受けたと同時に、死について再度考えさせられた。

<観賞> 2012/4/19

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嫁入りの日 <1956/韓国> ★★★

嫁入りの日
嫁入りの日/ 시집가는 날 /The Wedding Day
1956/77min/韓国
ドラマ
監督:イ・ビョンイル(監督2作目)
出演:チョ・ミリョン、キム・スンホ、キム・ユソン、チェ・ヒョン


社会度 ★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★★
ゴア度 なし

脚本 ★★★ 
演出 ★★
演技 ★★★


2嫁入りの日19歳になる娘カプンに縁談話が舞い込んできた。隣町に住む良家だと知り、父親はすぐにでも娘を継がせようとする。そして、一家は有頂天になっていた。ところが、ある男性が訪ねてきて、「娘さんの結婚相手は生まれつき足が不自由だ」と聞かされる。今更縁談を断るわけにはいかず、父親は使用人イップンを身代わりに結婚させることにした…。

監督は、「自由結婚(1959)」のイ・ビョンイル。
出演は、キム・ギヨン監督「陽山道(1955)」、シン・サンオク監督「ロマンス・パパ(1960)」「ロマンス・グレー(1963)
」、キム・スヨン監督「血脈(1963)」のキム・スンホ。カン・デジン監督「朴さん(1960)」「荷馬車(原題:馬夫)(1961)」のチョ・ミリョン。

嫁入りの日1一家は下級両班であり、人物を確認することなく家柄だけで娘の縁談を進めてしまった。人間の世俗的な欲望、愚かさをアイロニックに描いた風刺劇。と同時に、使用人のシンデレラストーリーでもある。“蛇の夫の物語”という口承民話をモチーフとして脚色したとのこと。作風としてはシン・サンオク監督に近い。異様なまでの家柄へのこだわりは現在の韓国ドラマにも通ずる。

郷土色が濃く、村全体の反応もよく描かれており、良家へ嫁ぐことへの関心の高さも伺える。一度は有頂天になっていたが、落胆する一家の姿は滑稽。

ところで、病身舞(ピョンシンチュム、병신춤)という言葉を初めて知った。ハンセン病患者、小人、身体障害者、せむしなどをまねた、朝鮮の踊りだという。婚約者の足が不自由だと聞き、歩く姿を真似るシーンが登場するが、あまり気分のいい描き方ではない。皮肉的な展開は面白かったが、差別と捉える人も少なくないであろう。作品としても価値を下げざるを得ない。

<観賞> 2012/10/20 youtube韓国映像資料院チャンネルにて  
[サイト内タグ検索] キム・スンホ
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シスター <2012/スイス=仏> ★★★☆

sister3.jpgL’enfant d’en haut/Sister
2012/97min/スイス=フランス
ドラマ
監督/脚本:ウルスラ・メイヤー
出演:レア・セドゥー、ケイシー・モテ・クライン、マーティン・コムストン、ジリアン・アンダーソン    
受賞:2012年(第62回)ベルリン国際映画祭 銀熊賞(特別賞)
   2013年(第85回)米アカデミー賞 外国語作品 スイス代表作
IMDb評価:7.1/10

社会度 ★★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 なし
ゴア度 なし
脚本 ★★★ 
演出 ★★
演技 ★★★★ 

2013年(第85回)米アカデミー賞 外国語作品についてはこちら

***********2012年(第62回)ベルリン国際映画祭************
<金熊賞>: 「塀の中のジュリアス・シーザー」- パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督

<銀熊賞>
審査員グランプリ:「Just the Wind」 - ベンス・フリーガウフ監督
特別賞:「シスター」- ウルスラ・メイヤー監督
監督賞: クリスティアン・ペツォールト - 「東ベルリンから来た女
女優賞: ラシェル・ムワンザ - 「魔女と呼ばれた少女/War Witch
男優賞: ミッケル・フォルスガード - 「A Royal Affair」
芸術貢献賞: ルッツ・ライテマイヤー - 「White Deer Plain」
脚本賞: ニコライ・アーセル、ラスマス・ヘイスターバング - 「A Royal Affair」
アルフレード・バウアー賞:「Tabu」 - ミゲル・ゴメス監督

<国際批評家連盟賞>
コンペティション部門: 「Tabu」 - ミゲル・ゴメス監督
パノラマ部門: 「Atomic Age」 - Héléna Klotz監督
フォーラム部門: 「Hemel」 - Sacha Polak監督
**************************************


Sister1.jpgまだあどけなさが残るシモンは両親を亡くし、姉と暮らしている。姉は職を失ったばかりで、シモンはスキー場でスキー板やゴーグルを盗んでは転売し、生計をたてている。姉はそんな弟が嫌で一度は家を出るが、結局戻って来た。しかし、金銭的に弟に頼る生活。2人にはある秘密が隠されていた…。

監督は、「ホーム 我が家」でデビューしたフランスの女流監督ウルスラ・メイヤー。
出演は、監督のデビュー作「ホーム 我が家」で同じくデビューしたケイシー・モテ・クライン、「美しい人(2008)」「ミッドナイト・イン・パリ(2011)」のレア・セイドゥ、「アリス・クリードの失踪 (2009)」のマーティン・コムストン、 米ドラマ「X-ファイル」のジリアン・アンダーソン。

sister2.jpgスキーシーズンが収入源となるスイスの雪山を舞台としている。冬季になると世界中からはスキーヤーが集まり、その人たち相手に商売をする人たちがどっと押し寄せる。シモンが雪山に登るのはスキーを楽しむのではなく、客のスキー用具を盗むため。麓に戻り転売し、その金に依存する姉。社会の片隅で孤独に生きる姉弟2人の生活を描いている。

事実だとは信じ難いストーリーだが、あまりにもリアル。綺麗すぎる山岳だが、山の高低差と同じように貧富の差が浮き彫りになっている。山と麓との生活を比較するように描いているため、姉弟の悲惨な生活がより一層残酷に見える。盗んだサンドイッチの具に文句を言いながら、隠れるように汚いトイレで食す姿が印象的だが、サンドイッチにありつけるだけで十分だと思えるほど2人の生活は切迫している。日本でも親が子供に万引きをさせているというニュースを度々耳にするが、まだあどけなさが残る少年シモンにもおそらく悪意はない。ただただ姉を喜ばせるためだけに悪事を働き、生活が改善する兆しも見えないまま2人はどこへ向かうのだろうか。

<観賞> 2012/12/1

[サイト内タグ検索] ウルスラ・メイヤー監督
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建築学概論 <2012/韓> ★★★★

建築学概論건축학개론/建築学概論/Architecture 101
2012/118min/韓国
ロマンス
監督: イ・ヨンジュ
出演: オム・テウン、ハン・ガイン、イ・ジェフン、スジ、チョ・ジョンソク、コ・ジュニ
IMDb評価:7.2/10

社会度 ★★
哲学度 ★★★
宗教度 なし
官能度 なし
民族度 ★★★
ゴア度 なし
韓流度 ★

脚本 ★★★★★ 
演出 ★★★★
演技 ★★★★

活気はあるがはにかみやの20歳、建築学科の学生、スンミンは 建築学概論の授業で初めて会った音楽学部の学生、ソヨンに恋をした。一緒に宿題をすることになり次第に心を開いて親しくなるが、気持ちをうまく表現できない純情なスンミンは言葉に出来ない思いを心に秘めたまま、小さな誤解のせいでソヨンとは疎遠になってしまう。

35歳、建築家のスンミンの前に15年ぶりに、ふいに現れたソヨン。当惑を隠せないスンミンにソヨンは自分のための家の設計を頼む。プライドを賭けた最初の作品としてソヨンの家を建てる事になったスンミン、家が完成するまでの間、もしかしたら恋だったのかもしれない学生時代の記憶が蘇えり、ふたりに新しい感情が湧き上がる…@innolife

建築学概論1監督は、「不信地獄(2009)」でデビューしたイ・ヨンジュ監督の2作目。
出演は、「シルミ島(2003)」「ネバーエンディング・ストーリー(2012)」のオム・テウン、「マルチュク青春通り(2003)」のハン・ガイン、「Bleak Night(2010)」のイ・ジェフン、アイドルグループmiss Aのスジ。

監督が工学部出身ということを活かした独自の感性により、家を建てる過程と恋愛を築く過程を重ねる見せ方が期待を遥かに超える秀作だった。家を建てる時に土台が重要であるのと同じように、恋愛においても初恋が基本となっているのかもしれない。その初恋で、喉にひっかかった魚の小骨のようにずっと気になっていた些細なすれ違いの原因を紐解いていく作品。

ソヨンが実家の建て直しをスンミンに依頼をすることでストーリーは進行していく。15年ぶりの再会した2人は徐々に思い出話をするようになり、15年前に何があったのか徐々に明かされていく。時間軸が入り乱れているが、リンクしていてとてもわかりやすい構成。現在と過去は異なる出演者が演じているが、違和感がないほどキャラクター像を消化している。

建築学概論2軸となるストーリーは、大学生の時の初恋を振り返るという至ってシンプルであり、ありふれた素材。ところが、ベタなメロドラマとは一線を画し、浮ついた恋愛というよりむしろ、もどかしさや苛立ちといった側面にスポットを当て、繊細かつ上品に描いている。90年代前半を舞台としており、私より少し上の世代ではあるが、世代を問わず、恋愛に苦しんだことのある人なら感情移入しやすい等身大のストーリー。2人の計算のない駆け引きにはぐっと引き込まれる。

2人で新しい家の設計を一緒に考えていく工程は、それぞれの好みを知ることでもあり、愛を育てていくことにも確かに似ている。ほぼ完成の段階で、設計を変えてでもピアノを置きたいというソヨンの依頼は、他の人とのゴールイン間近でもやり直せるかどうか暗喩していたのだろう。観終わった後、小骨がす~っと取れたと同時に、強烈な切なさと後悔に苛まれた。

<観賞> 2012/11/23
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 ジャック・ノロ(2)

 セシリー・A・モスリ(2)

 ミカエル・ハフストローム監督(2)

 マリア・バルベルデ(2)

 ノア・テイラー(2)

 ソル・ギョング(2)

 ユン・ジンソ(2)

 チェ・ミンシク(2)

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 キム・ドンウク(2)

 チョン・ドヨン(2)

 キム・ガンウ(2)

 ペク・チニ(2)

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 キム・ナムギル(2)

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 パク・チョンジャ(2)

 シベル・ケキリ(2)

 ビロル・ユーネル(2)

 ヤヌシュ・ガヨス(2)

 キム・セロン(2)

 フランソワ・オゾン監督(2)

 ガス・ヴァン・サント監督(2)

 ジェーン・カンピオン監督(2)

 アンジェイ・ズラウスキ監督(2)

 ジュリエット・ビノシュ(2)

 マイク・リー監督(2)

 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督(2)

 パク・チャヌク監督(2)

 アンドレイ・タルコフスキー監督(2)

 トラン・アン・ユン監督(2)

 ソン・ヒョナ(2)

 オリヴィエ・グルメ(2)

 マルック・ペルトラ(2)

 アキ・カウリスマキ監督(2)

 ギャスパー・ノエ監督(2)

 ミシェル・シュボール(2)

 レフ・マイェフスキ監督(2)

 GabrielSpahiu(2)

 キリアン・マーフィ(2)

 クレイグ・ロバーツ(2)

 スティーヴン・ソダーバーグ(2)

 SettarTanriögen(2)

 スティーブ・マックイーン監督(2)

 キャリー・マリガン(2)

 イザベル・ユペール(2)

 ニール・シュナイダー(2)

 クシシュトフ・ピチェンスキ(2)

 オーレ・ボールネダル監督(2)

 フランソワ・クリュゼ(2)

 キッレ・ヘルム(2)

 ナーセル・ヘミール監督(2)

 ドメ・カルコスキ監督(2)

 ペルッティ・スヴェホルム(2)

 ウド・キアー(2)

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